ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 タイトルどおりだよ!
 せっかく風邪が治ったと思ったらこれだよ!
 雨でガタガタ震えながら働いて、しかも帰ろうと思ったら雪になって、「ウヒィww」とか泣き笑いの状態でなんとかバイクを走らせて……メガネに雪がくっつくわ、顔に雪がぶつかって痛いわ、もう辛いのなんのって。
 で、途中から雪が激しくなって、うっすらと路面に積もりはじめて、「やべえ、事故る。バイクじゃ走れないかも」という状況になった。どうしよう? どうしよう? どこかでバイクを置いて電車に切り替えようか? 面倒だなあ、盗まれないかなあ……
 しかし私は元バイク便だ! 50万キロ走った男だ!
 郵便局のときも雪の中をバイクで配達した!
 この程度の薄いシャーベットなら走れる! 俺ならできる!
 まず、国道16号のような交通量の激しい道からは外れる。死ぬから。
 片側一車線で、車の流れがゆっくりしてる、できれば渋滞してる道を選んで……
 両足をしっかり地面について、ガニマタになって、1速で半クラッチを使いながらズルズル、ズルズルという感じで低速で走る。場合によっては2速までは使ってもいい。急激に曲がってはいけない。転ぶから。道の端っこも雪が積もっているから走っちゃダメだ。「すり抜け」なんて論外だ。
 前の車が路面のシャーベットにワダチを作ってくれるから、このワダチをうまく利用して……

 よし! よし! 走れるぞ! やばいのは止まるときだ。止まるときはできるだけブレーキをかけず、スロットル操作によって減速する。どうしてもブレーキをかけるときはフェザータッチで優しく、前輪の滑り具合を確認しながら……、スウッ、と止まる。

 疲れ果て、指もかじかんだが、家に到着!
 見たか知ったか、これが50万キロの経験だ!

 しかし時計を確認したら、41キロ移動するのに2時間半もかかっていた。普通なら半分の時間で着くのに。

 っていうか、怖かった。意地を張らずに電車にしとけばよかったかも。
 なんとか走れると言っても、誰かが飛び出してきたら対応できず、轢いてしまう。
 愚行だったか……
 よく考えてみると、足を着いて走る意味も分からない。
 本当にバイクが倒れるとき、足で支えられるわけもないのに……
 おまじないだろうか。

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