ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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まどか☆マギカが相変わらず熱い。
音楽も映像美も、すべてが素晴らしい。 3話を見た。4話も面白いらしい。まだ4話の動画は見ることができていない。私の家にはテレビが無いのだ。ネット配信を待つしかない。 で。3話。我らがマミさんが非業の死を遂げた。 主人公を導く優しい先輩。華麗なマスケットアクション。熱い声援。ネットの一部では「黒幕じゃねえの」「腹黒じゃねえの」と疑いの声。 声援と疑心の声に包まれて光り輝くマミさんは、孤独な戦いの果てに、やっと仲間を手に入れた。後輩と心がつながった。 そんな幸せの絶頂の中で……中で。 全く唐突に、負けて、食われて死んだ。 衝撃的だった。 ただ死んだからじゃない。惨たらしかったからじゃない。 観ている私が、感情の流れを完璧にコントロールされたから。 中学生なのにお姉さん。 だがお姉さんは後輩の前で大人ぶっているだけで、実はさびしがり屋の健気に頑張る女の子! マミさんの心の中が一気に明かされて、マミさんへの好感が限界まで高まり、「そこにいる! 見える!」っていうくらいまで思った瞬間に殺されて。 思い返してみれば、確かに話の流れとして、「ここで死ぬ」という伏線だらけだったのだ。 私もよく小説の中で女の子を殺す。だがこの殺し方には痺れた。 桁が違う。 これだ、いちばん心を動かせる殺し方は、こうなのだ。 そして……この物語が何なのか、どこをめざそうとしているのか、わかった気がした。 これは「希望なき世界で、それでも戦う戦士」の物語だ。 ネットでは、これ以前の魔法少女と比較する声がある。 もちろんセーラームーン、プリキュア、なのはなど、戦闘中心の魔法少女作品と比較されるわけだ。 これらの作品群と、まどかは、決定的な違いがある。 なのはは、確かに戦うし、容赦なくビームをぶっ放す。 悪魔とか魔王とか呼ばれることもある。 だが世界の基本法則が優しい。 勧善懲悪であり、友情・努力・勝利だ。 少年漫画ですよ。少女といいつつも。 正義は勝つ。友情は人を救える。敵だった奴も仲間になれる。 努力は報われる。そうにきまっている。 だから、頑張ろう。 しかし、まどかワールドはそうではない。 なにが正義なのか分からない。友情はだれも救えないかもしれない。 どんなに努力しても一瞬の油断ですべてが失われてしまう。 救いなど誰も保証しない。一寸先は闇だ。 でも、頑張ろう。 1年くらい前に新城カズマ関連で書いたけど、「努力は報われる。だから頑張ろう」と「努力なんて無駄かもしれない。でも頑張ろう」は、作品の根底にあるものが違う。まったく別ジャンルだ。 まどか☆マギカは明確に後者で、「善意なき世界」を前提にしている。 あれほど頑張っていたマミさんが幸せの絶頂で、「ただの油断」で死んだことは、「世界に善意など無い」ことの象徴だ。 でも、腐らずに、世界をまっすぐに見つめ、歩いていこうと。 たとえ志半ばに倒れても、あなたが気高く活きたことは無駄ではないと。 きっと、そういう物語になるはずだ。 なると思うんだけどな。 ただ残酷に殺してヒャッホゥではないと信じているぞ。 信じていいんだな!? 日記タイトルとの関連が無いな。 ああ、この日記タイトルはね、2chのまどかスレで、騒いでいる人がいるんですよ。 「こんな残酷で希望の無いアニメは18禁や15禁にするべきだ。かわいらしい絵柄のせいで子供が見るかもしれない。子供が見たら心にトラウマが残って廃人になってしまう」って。 まどか有害説。 スレ住人が反論した。 「深夜アニメなんだから普通子供は見ないだろう」 「親が判断して見せなければ済む話」 だが彼or彼女は聞く耳を持たない。 あくまで言うのだ。 「親にそこまで要求するのは間違いだ」 「子供向けでない作品を、子供が間違って買ってしまうような装丁で売ることが許せない」「社会的に悪だ」 「子供に、夢は叶わない、努力は報われない。みたいな現実をつきつけて悦に入るのはオトナ失格。子供を守らないと」 って…… エロマンガ規制のときと同じような議論の流れに…… ああ反論したい反論したい。 でも、もう寝る時間だ。 反論は明日。 PR |
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