ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]
 この一ヶ月半くらいずっと夜勤をやってきて、月曜日から日勤に戻った。
 これはキツイ。何がキツイって眠れない。
 いままでずっと、「07時に帰宅、13時まで睡眠」みたいなサイクルだったのに、いきなり「明日からは夜に寝て、06時に起床しろ」って言われたって……
 案の定、24時になっても25時になってもさっぱり眠くない!
 寝ようと努力すればするほど目が冴えて……
 なんとか、夜の3時くらいに意識が途切れた。
 でも、うっすらと、部屋の中の状態がわかるような……?
 とても浅い眠りだ。夢もたくさん見た。悪夢だ。
 私の友達が全員私を殺しにきて、ドアや窓から部屋の中に入り込んでくる。私は家の中にあるもので反撃して一人一人血祭りにしていく。包丁で刺したり、熱湯をかけたり、ロケット花火で爆弾を作って口の中に入れて点火したり、電気コードで首を締めたり。
 「お前悩みでもあるのか?」という感じの夢だった。ゾンビではなく、みんなちゃんと人間で、心もあるが、なぜか私を殺そうとしているのだ。そういう強迫観念があるらしいのだ。
 強迫観念があるのは私の方ではないか、という気がする。
 数十人は殺した気がするが、そもそも私には数十人も友達がいない。架空の友達が混ざっている模様。さびしすぎる。

 で、いつ終わるとも知れない悪夢からやっと醒めて……
 ヒイイ寝坊したあ!

 バイクで全力で走って(詳しい走行状態を記載すると犯罪自慢になるレベル)、なんとか間に合った。
 夢より怖かったよ……

 で、生活サイクルがまだ安定せず、今夜も眠れず、かわりに昼間ずっと眠くて、しかも頭痛と悪寒が……
 11月1日は、ワンワンワンで、「犬の日」です。
 こんなアホな記念日を考えたのは誰でしょうかね。

 まあ、それはともかく。
 犬といえば、韓国の駅長犬。
 日本で「猫が駅長」という駅が話題になったので、韓国は真似して小型犬を駅長にした。すると事故があって死んでしまったそうです。それも1日で。
 痛ましい事件です。かわいそうに。
 せめて今日くらいは、この犬のために黙祷したいと思います。

 ネット上では「だから韓国人はダメなのだ」という方向に話をもっていく人が多いですが、虐待は日本でもあるので民族性の問題じゃありません。民族対立や政治宣伝につなげる人は犬の死を弄んでいます。
 もともと小型犬というのは、心も体もデリケートです。
 知らない人が大勢いる駅に連れてきて、駅長として愛想を振りまけって、そりゃ無茶です。事故は起こるべくして起こったのです。
 小型犬は、猫とはまったく違います。1メートルの高さから落ちただけで大怪我をします。頭蓋骨は薄く、しかも大きな隙間があって、ちょっとした衝撃で脳挫傷になります。
 韓国の駅長犬は「人工的に作り出した、世界一小さい犬」だそうですから、なおのことでしょう。
 犬はヌイグルミじゃない! ヌイグルミみたいに扱ったら死ぬんだ!
 当たり前のことでしょうが、それを分からない人が多い……
 10年も前、働いていた会社の社長の息子(小学生)がミニチュアダックスにボールをぶつけ、プロレス技をかけ、とにかく毎日イジメてました。
 私は抗議しましたが、「ぼくの犬だから好きにする」「死んだらまた買えばいい」などとぬかして、まったく行動を改めなかった……
 辛い、悔しい思い出です。
 
 とにかく、ネット上の人は韓国叩きに持っていきすぎる。
 お前ら犬なんてどうでもいいだろう? 少しの悲しみも感じていないだろう?
 むしろ「叩くチャンスだから嬉しい」くらい思ってるんじゃないか?

 ひどい、ひどすぎます。
 誰か一人くらい犬の死を悼め。

 だから。私が黙祷します。
 週刊少年チャンピオンで「ブラック・ジャック」特集ですね。
 なんか、しょっちゅうブラックジャック特集やってる気がしますが……
 でもなー。なんか違うんだよなー。この特集。
 いや違うんです。ブラックジャックがつまらないと言ってるわけじゃない。
 ブラックジャックは面白い。でも、なんか取り上げられ方に違和感があるんです。
 今回の特集で名場面集があります。それぞれの場面に「手塚先生の生命優先の思想が表れてウンヌン……」「ブラックジャックは先生の分身でウンヌン……」って説明があるんですよ。
 ですけどねえ……
 ブラックジャックの台詞には深い思想性がある、高い理想を持ち苦悩する、ほとんど聖人のように書いているけど、それは持ち上げすぎだと思う。
 ブラックジャックは、はっきりいっちゃうと言動が首尾一貫していない。
 慈悲溢れる義賊になったかと思うと、マッドサイエンティスト的な行動をとることもあるし、「人間の命ほど大切なものは無い」みたいな態度をとったかと思うと、「大自然の美しさが分からない奴は生きる価値など無い!」とか口走って相手を死なせちゃうし……これは凄まじい台詞ですよ。私は子供のころ、このシーンを読んでひっくり返りました。
 第一話からして、「心が腐ってるから」といって患者を見殺しにしていますよね。
 生命より善悪を優先している。後々の彼の発言と比較して、オーイちょっと待てという感じ。
 あと、けっこう私情に走ります。
 「母親を大切にしない奴」に異常に手厳しいのは、明らかに自分の母親と重ね合わせてるんでしょうし。
 手術料を極端に安くする(ラーメン一杯分とか)のは、たしか日本人相手の時ばっかりで、外国人相手にはなかったはずですし。
 あの人は、そういう矛盾しているところが面白くて、人間的で、魅力的なんだと思います。
 手塚先生の深い思想性が……という側面ばかり強調するのは、むしろブラックジャックの面白さをスポイルしていると思うんですよ。
 ブラックジャックは、断じて道徳の教科書じゃありませんよ。
 「バクマン。」の今週分を読んだ。
 ……。
 なんだこの展開。
 いや、主人公二人のことじゃなくてね。
 中井(敬称抜き)周辺のことだよ。
 アシスタント先で眼鏡っ子に微笑まれたからってデレデレになってしまう中井!
 泣くほど好きだった蒼樹さんのことを忘れてしまう中井!
 お前いつかバチがあたるぞ! と思っていたが!
 なんと蒼樹さんのほうは、恋愛漫画の描写で悩んでいた。
「男性の気持ち気軽に聞ける相手なんて……あっ(中井のことを思い出す)」「嘘、えっ私……そんなことない」
 このときの、目を開き、自分の思いに戸惑う蒼樹さんの表情が、実にたまらない。これだけでバクマンを読む理由には充分。
 なんだこの展開!
 実は、中井の捨て身の告白は蒼樹さんの胸を打っていたのだ!
 ラブの入り口じゃん可能性あるじゃん!
 なんというファンタジー!
 それなのに中井(敬称なんてつけてたまるかw)は他の女とイチャイチャテカテカしやがって!!
 これはあれだね、いちゃついてるときに蒼樹さんが訪れて修羅場だね!
 加藤さんと蒼樹さん両方から「そんな人だとおもいませんでした! 最低!」って言われるがいいさ!
 これは嫉妬じゃないからな! 絶対だからな! 本当だよ!?

 別に蒼樹さんは中井のことが好きなんじゃなくて、いま恋愛漫画を描いてるから恋愛脳になってるだけだ、という気もする。作品に深くのめりこむタイプみたいだし、そういうことはありうる。そうであってくれ。
 このサイトに感動した。

 「オタコラム」

 アニメ・特撮・ゲーム・漫画について、いろいろと面白い論考がたくさん載っている。
 この人の「オタクの本質はこうだ」論は私の考えとけっこう違うんだけど、違うから面白い。
 眼鏡っ娘論も面白い。

 恋した男が病的なメガネ者。こっちを向いてもらうには、眼鏡をかける以外にない。それで眼鏡をかける。
 恋するキモチは、視力が悪い、ということに負けない、立派な眼鏡をかける理由ではないのか。
 こう考えた瞬間、我々にとっては、カラウスの眼鏡はもはや伊達眼鏡ではなくなる。カラウスもまた、変則的ではあるが、眼鏡っ娘の仲間に入る可能性が出てくるわけだ。少なくとも、もはや我々は、条件反射的に伊達眼鏡を拒否する立場に安住することはできないのである。


  「『屈折リーベ』唐臼にみる伊達眼鏡」より引用

 そうだ! わが意を得たり!
 「ちゃんとした理由」があるなら伊達眼鏡も認めるべきだ!
 俺たちは今、伊達眼鏡にも萌えていい! 萌えていいんだ!

 コンタクトをなぜ脊髄反射的に否定すべきではないのか。
 それは、コンタクトと真摯に対決することにより、眼鏡のかけはずしのダイナミズムが生まれるからだ。
 かけはずしのダイナミズムにこそ、眼鏡っ娘の魅力がつまっている。そして、逆に言えば、このダイナミズムにたいする感受性さえあれば、コンタクトなぞは恐るるに足らないのである。


 「眼鏡とコンタクトレンズの対立を再考する」より引用

 「かけはずしのダイナミズム」だと……!
 俺は、いかに一秒でも長く眼鏡をかけさせるか、ということしか考えていなかった。
 現実の女性はセックスするとき眼鏡外すんですよ、といわれたとき、「俺の夢を返せ!!」と詰め寄ってしまった。あのときは失礼しました。気持ち悪いですよね。そうですよね。
 だが、「かけはずしのダイナミズム」。俺の知らなかった概念。新たなる地平。
 そうだ、眼鏡は、顔にはりついているものじゃない。
 外せる。だからいいんだ。
 そんなわけで蒼樹さんの可愛さは異常。

 で、一番面白かったのは「ヒーロー論」。

 「ヒーローもの」は三種類の登場人物を要求する。
 「ヒーロー」、「敵役」、「被害者」である。
 どれを欠いても「ヒーローもの」にはならない。というのは、「ヒーローもの」という物語は、以下のようなプロット形式をもたねばならないからだ。
「ヒーローもの」のプロット形式

(1)「敵役」が無力な「被害者」にある手段で害を与える。 
(2)「ヒーロー」が「被害者」を「敵役」への抵抗行動へと導く。
(3)「敵役」が「被害者」では抵抗しえないような過激な手段に訴える。
(4)「ヒーロー」が「敵役」を打倒する。

 「「ヒーローもの」の形式とその展開」より引用

 サイト主は、このパターンから外れるものは「たとえ戦闘が行われても、ヒーローがいてもヒーロー物ではない」と喝破する。
 つまり、
「悪役が最初から、被害者には抵抗不能の悪事を行う」場合、それはもうヒーローものじゃない。
「被害者が諦めて、抵抗しない」場合もヒーローじゃない。
「被害者不在で、ヒーローと敵だけが戦っている」場合もヒーローものじゃない。
 つまり「ヒーローによって救われる被害者」がどんな奴であるかが、ヒーローのヒーロー性に深く関わってくるのだ。
 
 なんで「金剛番長」が強烈なヒーロー性を帯びているかが理解できた。
 ただ悪党を倒すだけではなく、多くの人が彼によって勇気や友情に目覚めているからヒーロー性が強調されるのだ。「金剛番長が死んだんなら、俺が金剛番長になる!」などと生徒たちが言い出したとき、「最後の一押し」がなされたのだ。
 あれ、ちょっと待てよ、ドラゴンボールの一般人は抵抗できない無力な存在で、蚊帳の外に近いけど、じゃあ孫悟空はヒーローじゃないのかな?
 いいや、やっぱりヒーローだ。
 ベジータやピッコロなどを改心させて仲間にしているからだ。
 民衆が蚊帳の外ならば、敵を改心させる。これでヒーロー性が保証される。
 そこまでサイト主は書いている。
 
 で、ヒーロー論はさらに続く。
 ヒーロー物とバトル物はこう違う、と主張する。

 「ヒーローもの」におけるバトルは、なんらかの価値観の相克に基づいて生じる。たとえば、以下のような相克はさまざまな「ヒーローもの」で繰り返し描かれてきた。正義を信じる者と、悪に染まった者。みんなの幸せを祈る者と、自らの利益のみを求める者。誰もが笑える未来を求める者と、誰かを切り捨てて現在を守ろうとする者。復讐に燃える者と、自らの野望を追う者。他にもいろいろあるだろう。こういった価値観の相克がまずあって、それゆえにバトルが生じるのが、「ヒーローもの」である。正義のヒーローであろうがダークヒーローであろうかピカレスクヒーローであろうが、そうなのだ。
 それにたいして、「バトルもの」におけるバトルは、共通の価値の追求に基盤を置く。バトルするものたちは、「あるなにかが重要だ」という価値観を共有している。しかし、そのなにかが希少であるがゆえに、それを奪い合ってバトルするのである。


 「誰がために戦う」より引用
 なるほど! と思わざるを得ない。

 で、「誰がために戦う」の結論はこうだ。

 また、いくつかのロボットアニメからロボットを集めてきて、戦闘力の比較がなされることがある。これまた私は好きではない。
 そういった場合には、惑星をどうこうできるとか銀河をどうこうできるとかいった描写をもつロボットが当然のことながら上位にくる。まったくもって下らない。そんなものはたんなる設定にすぎない。そのロボットが登場する物語が「なんのために」をどのように描き、それでもってどれだけ我々を燃やしてくれたか、このことを抜きにして強さを語ることなどできない。いかに水増しされた設定をもとうとも、そのロボットが薄っぺらな燃えしかもたない物語の出であれば、そんなハリボテを破壊することなど量産兵器の機銃の一掃射で十分なのである。
 「ヒーローもの」を「バトルもの」と読み違えているから、物語の燃えの格の違いの重要性が見失われるのだ。

 なんて胸を打つ文章だろう!!
 このヒーロー関連の論考を、私は忘れまい。
 見失ってはいけないことだ。
 自分が書いているのはバトルかヒーローか!?
 変身ヒーロー的な奴を書いたことはあった。
 しかし、ここに書かれたヒーローの条件を満たしていない。


カレンダー
08 2019/09 10
S M T W T F S
1 2 3 5 6 7
8 9 10 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新コメント
[09/11 ますだじゅん]
[09/11 ますだじゅん]
[09/10 ますだじゅん]
[09/09 村井]
[08/30 Rosaliehougs]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ますだじゅん/ペンネームC
HP:
性別:
男性
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析