ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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「ガールズ&パンツァー最終章」第2話を見ました。

 うん、さすがです。
 これまでのガルパンが好きな人なら、きっと興奮できる出来です。
 おもに敵側の視点から描いている、というのがよかった。
 マリー隊長かっこいい!
 知波単学園がんばれ!!
 と言いたくなる。
 マリー隊長のリーダーシップと判断力はかっこいい。
 だってマリー隊長、すぐに同士討ちの真相を把握して、体を張って止めに行ったんだぜ。
 知波単も別物のように成長しているし。

 戦車戦もいろいろなバリエーションが楽しめたし。

 なんといっても興奮したのが、知波単が大洗のポルシェティーガーを倒したシーンである。
 たしかに倒していたよね? 目の錯覚じゃないよね?
 あんなに弱いチハが! 第二次大戦最強のティーガーを! 倒した!
 架空戦記でもめったにないシーンである。(架空戦記はあんまりチハ出ませんけど)
 もう一度観に行って、この目に焼き付けたい。
 現実の日本戦車隊は無謀な突撃などせず、巧みなゲリラ戦で性能差に抗った。
 それでも常に劣勢を強いられたわけだが。
 生まれ変わった知波単は、日本戦車隊へのリスペクトにあふれた存在である。

 知波単の次は継続高校と戦ってほしいね。
 いくらなんでも戦車一両で出場することはないだろう。
 あの三人以外、どんな奴がいるのか見たい。

 ガルパン最終章を見に行けなかったので、かわりに劇場版を観た。
 ちょうど今、バンダイチャンネルで見放題なのだ。

 映画館で何度も見てる。DVDも買った。
 今回見るのは10回目くらいだ。
 だが10回目でも目を見張るほど面白い。
 最初から最後までノンストップで戦車が大暴れしてるし、わずかな日常パートも哀愁があって良いし、「戦争映画のようなシリアスな戦い」も「タイムボカンシリーズのようなコミカルな戦い」も両方味わえて、腹いっぱいだ。
 もっとすごいのが、何十人もいるキャラ全員に見せ場があって、魅力を味わえることである。
 このキャラはこういうキャラです、こういう過去があって、こうやって仲間になりました、みたいな説明が何にもないのに、それでもどんな奴かわかって魅力がビンビン伝わる。神業としかいいようがない。
 TV版や、最終章も、おもしろい作品だとは思うんだけど、この劇場版がとくにケタ違いに出来が良い。
 最終章は、劇場版とは対照的に、ガルパンらしくないスローペースなんだよね。
 サメさんチームが仲間になる話に20分も使ったりして。

 バンダイチャンネルで、アニメ「川柳少女」を見ています。
 「面白く」はないけど、ほんわかまったりと癒される。

 5・7・5の川柳にしないと言葉をしゃべれない少女・七々子の話。
 七々子が、文芸部の部長とか、部員の男の子・毒島エイジなんかと、ほんわかな日常生活を送って、恋愛する話。
 常に5・7・5でしゃべる子ってかなり変なのに、みんな変人扱いしなくて、優しい世界だね。
 「まったくしゃべれず、なんでも絵で描いて表現する子」まで出てくる。こっちも変人扱いされない。
 どんだけあったかい世界なのか……
 このアニメの世界にはイジメなんてないんだろうな。
 
 久々に、清楚な感じの花澤香菜ボイスが楽しめました。
 いつ以来だろ。

 あと、七々子と毒島エイジ、お前ら完全に相思相愛じゃん。
 つきあっちゃえよ、というか、すでにつきあってるな。
 つきあってるという自覚がないだけだ。

 アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の感想。

 第1話を見たときは「スゲエ!!」と思った。
 音響、浮遊感。なんという臨場感!
 戦闘機が発進するときに、方向舵とかフラップの動作を、いちいち確認するんだぜ。
 そんな細かい描写があるアニメみたことないよ。
 超リアル空戦アニメ! 最高!

 でも2話、3話、4話と見ていくうちに、「ウーン」ってなりました。

 「戦闘機の性能差・個性が描写されていない」という点がすごく気になる。
 第1話の隼vs零戦は、まあ同じような特性の機体だから、純粋に腕の勝負ということでよいでしょう。
 でも、2話で、隼vs飛燕の戦いがありましたよね?
 あれが納得できない。
 
 主人公たちが乗っている「隼」は、水平の旋回性能が特に俊敏だ。
 急降下とかは苦手。スピードが出せない。火力も弱い。
 いっぽう「飛燕」は、とにかく急降下性能がすぐれている。旋回はあまり早くない。火力はそこそこ強い。
 
 得意分野が正反対なんですよね。
 それなのに飛燕は自分の特性を生かした戦い方をやってない。
 一撃離脱に徹する。もし後ろを取られたら急降下する。そうすれば隼が追いつけるわけないのに、なんで旋回戦という隼の土俵で戦うんだろう??
 不思議で仕方なかった。
 
 2話以降で「疾風」や「紫電改」と戦うようになって、「なんで隼で、2倍のエンジンパワーを持つ機体相手に勝てるんだ?」と、さらに首を傾げた。
 もちろんエンジンパワーがすべてだとは言わないけど、でも2割3割ならともかく、2倍あれば七難隠す。
 よほど腕の差がないかぎり勝てないと思うんだけどなあ。
 敵が無能ってことにしないと筋が通らんのですよ。
 
 「機体の特性や性能差が描写されていない」ということに強いストレスをおぼえた。
 
 あと、キリエたちコトブキの面々が、なんのために戦っているのか、なんでこんなに強いのか、描写が乏しくて、感情移入しづらい。
 6話でようやくキリエの過去が明らかになった。遅いがな。

 世界設定にも不満がある。
 海が干上がって荒野ばかりになった世界なのに、なんで食べ物に不自由していないのか。
 地下水だけで、小麦とか牛肉とか生産できるのか?
 飛行機を作るには、膨大な電力を使ってアルミニウムを精錬しないといけない。膨大な電力をどうやって手に入れる?

 とまあ、不満が山ほどあって、「駄目だなあ」と思って、途中で一度、見るのやめたのです。

 でも……
 後半を一気に見て、「……盛り上がって面白いから良いか!」って気持ちになりました。
 何百機が入り乱れる大空戦。ビルや橋をかいくぐりながら戦う超スピーディなアクション。
 悪役イサオの名演。これが、グレンラガンのカミナと同じ声優だとは信じられん。子供のように無邪気で躁状態で、欲望のままに悪事をなす、こういうの良いなー。
 イサオが操る「震電」の格好良さ。
 震電がプガチョフ・コブラみたいな動きで大暴れするのは「無理無理w」って笑ったけど、でも「ボスにふさわしい圧倒的な強さ」。
 
 機体の特性とか性能差に関しても、ある程度は納得がいった。
 あの世界が「ユーハング(日本)」とつながったのは70年前だから、あの世界の飛行機は日本軍の戦闘機そのものではなく、70年間改良が加えられているのかもしれない。
 隼の性能も史実より向上して、疾風と大差ないのかもしれない。「富嶽」を作れる技術力があるのだから、太平洋戦争当時の常識で考えてはダメだ。

 とにかく、やっぱり、アニメが面白いかどうかは最後まで見ないとわからないね。

 4月はちょっと暇だが、3月は忙しかった。
 その忙しい中、私の心を癒してくれたのは、アニメ「わたてん(私に天使が舞い降りた!)」である。
 わたてんは、本当に良かった。
 心が洗われるようだった。
 花ちゃんをはじめ、女の子たちがとても可愛いし、動き、しゃべり、すべてが微笑ましい。
 純粋な萌えには、エロなんていらないんだ、パンツとかいらないんだ、ということがよくわかる。
 原作の漫画よりもデザインが幼いのは、エロ要素を完全に削り落とすため?
 っていうか、恋愛の対象にならないよう、小さい子供にしたのか?
 
 最初は、不謹慎なロリコンギャグという側面が強い。
 人見知りの大学生・みゃー姉が、小学生の女の子に惚れ込んで、ハアハアしながらお菓子をあげて、手なずける話ですよ(笑)
 ロリコンの挙動不審、妄想、変態ぶりを笑う感じの話です。
 女のロリコンだというだけで。
 男のロリコンだったらこれ絶対放映できないよなあ、女同士だとオーケーなんだ、うーん女は得だなあ。
 と思って、笑いながら見ていました。
 でも、だんだん見ているうちに、わかってくるんです。
 ギャグというだけじゃない。ハートウォーミングな、癒しと成長の物語でもあると。
 
 みゃー姉はロリコンっていうか、ちょっと違う。花ちゃんが好きなだけで、ほかの子供にたいしてはヨコシマな欲望を抱かず、「優しくて面倒見の良いお姉ちゃん」である。
 花ちゃんに関しても、暴走した後で、「何やってんだ私、恥ずかしい……」と自省する心を持っている。
 みゃー姉は、ダメな奴だけど悪い奴ではない、ということが、きっちり描かれている。
 気弱な人見知りで、「おそとこわい」が口癖で、小学生相手にしか対等にしゃべれないダメ人間。
 でも取り柄はあるし、自分を変えようともしている。
 そんな人間が、小学生たちと触れ合う中で存在を肯定されて、少しずつ成長していく。
 そういう話でもある。
 よかったなあ。感動した。


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