私の小説が出版されます！

　カクヨムで発表してきたＳＦショートショートが、ＫＡＤＯＫＡＷＡから出版されます！！
　宇宙をテーマにした作品を選び、書下ろしを加えて１８本！

　「五分で読書　未知におどろく銀河旅行」

　児童書ですよ、児童書！！　対象年齢は小～中学生！
　ライトノベルじゃなく児童書を出版してデビューするとは夢にも思いませんでした。
　子供向けのＳＦって責任重大です。
　人生を左右する一冊になるかもです！
　小学生の頃からＳＦが好きで、図書館で借りてきて夢中で読みました。
　アシモフやハインラインの作品は、子供向けバージョンと大人向けバージョンがあるので、大人向けバージョンで良ければ早川や創元からでているんですよ。
　でも日本人作家の子供向けＳＦは、最初から子供のために書かれ、そこでしか読めない。
　宝石のような作品群です。

　「チタンの幽霊人」「セブンの太陽」「ソレマンの空間艇」「月ジェット作戦」……
　ほかにもいろいろ読んで、胸躍らせてきました。
　偉大な先駆者とおなじ役割を、私の小説は求められたのです。
　
　少しは近づけたかな……

　

「マントル・バード」を公開しました

　「カクヨム」で、新しいＳＦ短編「マントル・バード」を公開しました。

　４か月ぶり！
　ずっと忙しくて無理だったのですが、でも、書かないと……
　書くのが怖くなりますね。
　ハードル上がってしまって、発表するのが怖い。
　
　これからはもっと書きます。

「シン・エヴァンゲリオン」みてきました。面白かったです

　こないだ（３月９日。公開の翌日）「シン・エヴァンゲリオン」みてきました。
　最初の一週間くらいはネタバレ遠慮して、ネタバレなしで感想を書きます。

　まず一言で言うと、面白かったです。
　「どうせつまんないんだろうな。でも死を看取るつもりで見に行こう」と思っていたので、「俺の馬鹿！　槍で刺せ！！」という気持ちです。予想の倍は面白かった。
　
　前半は、いままでのエヴァにはぜんぜんない要素なので、「なんだこれは？　俺は何を見せられているんだ？？」という感じです。
　でも僕は好きです。
　
　後半はエヴァらしいエヴァです。
　ロボットアクションの迫力は、旧劇場版でアスカと量産機が戦っていた奴のほうが上ですね。
　ロボットアニメという観点では、あまり良いとは言えない。
　敵に魅力が乏しいのがキツイ。
　でもエヴァとしては良かったです。
　
　インターネットでは「こんなの認めない」という血を吐くような切実な批判もあります。
　その気持ち、わからないでもありません。
　挑戦者であり前衛だったエヴァンゲリオンは、良くも悪くも保守的になった、とは思う。
　
　しかし一言でいえば面白かったです。
　理屈の上では、批判派の言い分はわかるが、面白いと感じたので面白い。
　
　あと１回か２回くらい見に行って、ネタバレありの詳細な感想を書こうと思います。
　来週あたりなら、ネタバレしても怒られないですよね？

　映画の内容とは別に、驚いたのが、「大学生くらいの若者がたくさん観に来ている」ということ。ガルパンより客層が若い！　私のような４０過ぎは、ほとんどいない。
　エヴァは現役のエンターテインメイントなのか！

「りゅうおうのおしごと！ １４」について

　白鳥士郎「りゅうおうのおしごと！」１４巻を読みました。
　いままでに積み上げてきたものがひっくり返って崩れ落ちるような展開でした。
　歴史上初の女性プロ棋士となり、愛する八一とも結ばれた銀子。
　しかしデビュー戦では、せっかく覚醒した「将棋星人」の能力を使いこなせず、格下だと思っていた女流棋士に、まさかの敗北を喫する。剥がれ落ちた銀メッキ！　さらにすさまじい体調不良が銀子を襲う。

　あっちでもこっちでも、別離！？　破局！？
　
　私はもともと銀子が好きでした。
　でも、報われなくても頑張るところが好きだったのです。
　報われてしまったので天衣に乗り換えました。
　今回のことで、また銀子ファンに……と言いたいところですが、どうしようかなあ。

「プリンセス・プリンシパル」の映画は良かったぞ！

　ツイッターにも書きましたが、「劇場版プリンセス・プリンシパル　クラウン・ハンドラー第１章」を見ました。

　面白かったですよ！
　たった５０分なのに、かっこいいアクションあり、シンミリする話あり、そしてちゃんと盛り上がってオチも付く。プリンセス・プリンシパルらしい、ビターな結末が。
　テレビ版が好きだった人なら、きっと満足できます。
　主人公の声優が廃業するという、とんでもない悲劇。ゲームも不人気。さらにコロナで上映延期。もう無理だろ、見ることはできないだろと諦めていた。
　でも、奇跡は起こった。