ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 木星の衛星ガニメデに海があると発見されたらしい。
 厚さ150キロの氷の下は溶けており、地球よりも大量の水が海となって広がっているという。
 おお。エウロパと同じじゃん。
 エウロパの氷が溶けている理由は木星の潮汐力だけど、より木星から離れたガニメデは、なぜ溶けているのかな。未知のエネルギーだとワクワクするね。
 しかしウィキペディアみると、ガニメデだけでなくてカリストまで内部に水があるそうだし。
 これはすごい。
 ガリレオ衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストという、木星にある4つの大きな衛星)は、イオ以外すべて海があることになる。
 とうぜん、生命誕生の可能性があるわけで。
 太陽系の常識はだいぶ変わってきたな。
 たった30年くらい前まで、地球以外で生命といえば、「もしかしたら火星にいるかも」という程度で、火星もあまり期待できなかった。SFでもそうなっていたし、天文学の本でもそうだ。
 それがエウロパ、ガニメデ、カリスト、土星のエンケラドス、候補が4つも見つかったんだから。
 太陽系外の生命についても、1980年代までは、「理論上あり得る」というくらいだったけど、いまはグリーゼ581をはじめ、「地球みたいな惑星があるかも」という星がぞくぞくと発見されている。
 SF作家にとっては、ネタが次々と提供される嬉しい時代である。

 天文学は、宇宙探査は、これほど日進月歩なのだが。
 常識が塗り替わるほどなんだけど。

 人類の宇宙進出は、それと裏腹にきわめて低調で。
 手を伸ばせば宝の山がきっとあるのに。草一本ない月面よりもずっと、すごいものが見られるはずなのに。
 到達することは、人の手が触れることは、できない……
 もどかしいなあ。

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