ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 グレンラガン21話を見ました。
 ネットの反応が凄まじかったです。
 2chアニメ板のグレンラガンスレなんて、最初は「うわーヨーコの回想かよつまんねー」とかポツポツ書きこまれてただけなのに、番組最後の7、8分でスレッドが急加速! 
 10分で200の発言! 
 番組終了後もまったく勢いは止まらず、今回の話はどうだ、キャラの行動の是非など、すさまじい勢いで議論が交わされ、それから24時間でスレッドが8つも使われました。スゲー、8000もレスがついたんですよ24時間で。
 シモンとヴィラルが「宿命合体グレンラガン!」と口上を叫んだあたりが最高速度でしたw
 
 で、わたし自身の感想なんですが。
 うーん……面白かったけど、少し首を傾げます。
 「え? これじゃあ、ロシウはただの反面教師??」という疑問がわいてしまったのです。 

 第2部までは「愛と勇気の熱血パワー≒螺旋力」でどんな奇跡だって起こせる、非常に荒唐無稽な世界でした。その荒唐無稽っぷりこそが楽しかった。
 しかし第3部では、世界の法則を変えて、「気合いだけじゃ駄目なんだよ、空回りして、大切な人を傷つけてしまうこともあるんだよ」と描いた。
 主人公シモンは仲間に裏切られ、見捨てられ、自分の無力を思い知り、死刑囚にまで落ちぶれた。
 かつての戦友ロシウは主人公を否定し、「現実的な、確実なやり方」で人類を救おうとした。しかし彼の前にも次から次へと困難がたちふさがった。頑張れば頑張るほど裏目に出て、人々を死なせざるを得なくなった。
 そして、もうすぐ第3部が終わる。
 どんな答えを出してくれるのだろう、とワクワクしていた。
 気合いだけじゃ駄目だ、だからといって人間の心を切り捨てた『自称・現実的な決断』でも駄目だ。
 そこまではわかった。じゃあ、どうする!? 
 二つの対立を超えたものを見たかった。
 それこそ螺旋のように、相反するものが互いにぶつかり合って、より凄い物になって昇っていくのが見たかった。
 アウフヘーベンっていう奴ですな。
 ところが、21話では。
 ロシウは敵の強さに慌てふためいて絶望する以外なにもできない。
 「まさか、心が機械の性能を左右するなんて!」とか今さら言ってる。
 あんたはその実例をさんざん見てきたでしょう!?
 そこに現れたシモンは第2部同様の熱血突撃。
 ロシウのピンチを救っている。
 これじゃあ、「二つの正義が対立し……」ではなく、「単にロシウは馬鹿でした。世の中やっぱり気合い」という印象になってしまう。まるで、ロシウは「大切なものを忘れてしまっただけの、反面教師的な奴」だ……
 冷酷非情を貫こうとして貫けない、「駄目なオーベルシュタインぶり」も含めて、第3部ロシウの人間くさいところが好きだったのに……
 まだ第3部は終わっていない。次回を観れば印象が変わるかもしれない。変わってほしい。
 
 前半の、ヨーコさんが小学校の先生をやるエピソードは好きです。
 純粋に楽しかった。
 「えー、これ何のアニメ!?」っていう当惑が、だんだん喜びに変わっていき、しまいには「名残惜しい。もっとガキどもを見ていたい」という気持ちに。

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