ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 評判の良いアニメ「ゆるキャン」を観ている。
 女の子たちが、美しく描写された山梨の大自然の中でキャンプする話。
 真冬の山梨でキャンプするとか、見てるだけで寒くなるな―。
 東京でも寒いのに……
 でも、幸せそうで、まったりするなー。
 物語や感情の動きがほとんどなく、女の子がごはん食べるシーンが毎回のクライマックス。
 1話は「困ってる女の子を助ける」という物語が少しはあったけど、3話なんて、ほんとに、「ご飯食べて、寝て、起きただけ」。
 でもなぜか癖になるね。
 対立とか挫折とかがないと物語は描けない、ということもなく、このようなものも有って良いんだな。
 美しい背景美術と音楽も好印象だ。
 なぜか癒されて、この世界は美しい、生きることも悪くないなあという気分になる。
 犬動画みたいなものかな。
 
 血と涙、対立、焦燥、苦悩、挫折に満ち溢れた、人生かけて戦ってる人々の物語「りゅうおうのおしごと!」と対極的なアニメだよね。

 アニメ「りゅうおうのおしごと」3話を見た。
 これで原作1巻は終わり、次回はライバルの女の子が出てきます。
 微妙に冷遇されてる夜叉神天衣ちゃんです。

 3話は出来が良かった。
 何度も繰り返し見ちゃう。
 原作ファンの俺、大満足。
 銀子との闘いだけであんなに使うとは……
 1話、2話は銀子の作画が微妙だったけど、3話は絶世の美少女として描かれていて、最高です。
 そうだよね。1巻で一番盛り上がる山場だもんね。
 2話でファンタジー風(中二病風)の将棋描写をやって、3話は全く普通に指したので、「普通に指すことの緊張感」が際立ってよかったと思う。

 あいちゃんのお母さん、本当に強引だよね。
 原作読んでも、強引には違いない。大きな相違はないんだよね。
 娘は9歳なのに、なんでそんなに急ぐの? 
 というのは、実は原作読んでもよくわからない……
 5巻なんて、もっとおかしい人になってます。
 八一の家族全員を懐柔して味方につけて、完全に婚約状態にしてるんだぜ。
 「あい、既成事実を作りなさい」とかいって、誘惑しろと指示してるんだぜ。
 さすがに娘さんのことをなんだと思ってるの……?

 7巻で、お母さんの過去が描写されたことで、「もしかしたら?」という可能性が見えてきました。
 お母さんは「献身的な板前」だったお父さんに一目惚れして、家出して追いかけて結婚した人なんです。
 二人で旅館を継ぎ、婿を尻に敷くことになったのは、その後なんですね。
 あいちゃんの家出はお母さん譲りなんですね。
 だから、実はお母さんは、「旅館のため」ではなくて。
 「あいが、好きな相手と結ばれるように」が目的なのかもな。
 でもやっぱりおかしいですよ。
 あいちゃんが師匠好きってのは、「異性として」じゃないですよ。
 恋愛とは違う概念だと思いますよ。
 
 今回、映像化されたことで気づいたことがあった。
 研修会って本当に子供ばっかりで、桂香さんが一人だけ大人……
 小学生たちに勝てないまま25歳になっちゃったってことだぜ。
 崖っぷちに追い詰められていることがよく分かる。

 「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の2話を見た。

 「エヴァっぽい」という感想は変わりません。
 
 ゼーレみたいな黒幕組織、でてきたね。
 「動け! 動け! なぜ動かないんだ!」って左右のレバーをガチャガチャするシーンは、やっぱエヴァ感満載です。
 ナナさんの演技や声色が、もう完全に葛城ミサトじゃん。

 でもさあ……
 でもさあ……

 お下劣だよねぇ……
 エッッッッッッロいよね。
 お茶の間を凍りつかせるよね。

 俺がお下劣なのか? いやいや。
 他の解釈はできねえよ。

 女の子が四つん這いになってお尻を突き出す操縦スタイル。
 そのお尻を掴んでコントロールする男の子。
 ハアハアして体をくねらせる女の子。
 ものすごくセックスを連想させる描写とセリフ……

 そして、とつぜん同調不能になってしまう主人公……

「ふるえた唇の感触、柔らかさと罪悪感……
 あの時飛べたと思った感覚は、指の隙間からこぼれ落ち、
 やがてまた僕を地面へと縛り付ける……
 そう、それはまるで、見えない糸に絡め取られていくように……」

 急性EDをかっこよく言い換えたポエムw

 下手くそって言われて終わる……

「好きな男の子を、突然現れたビッチに盗られたので、
 ビッチの真似までしたけど
 私相手じゃ勃たないみたい」
 
 という話でした。
 可哀想なイチゴちゃん……

 ダイミダラーより酷いじゃねえか……

 でも、必要なのかもな。
 青少年の焦燥は、セックスできるかどうかという不安や恐怖とも深く関わっている。
 これらの不安は、たとえばグレンラガンでは描かれなかった、避けていた要素だ。
 少年の成長をもう一度、いまこそ描こうと思ったらセクシャルな要素は必須。
 それもお色気ではなく、ガチの性愛が。
 そういう考えがあって、ロボットの操縦≒セックスにしたんだろう。


 新作アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」1話を見た。
 ものっすごく、エヴァンゲリオンっぽいなあー。
 もう、この作品が「シン・エヴァンゲリヲン」で良いのではないか。
 実はエヴァって、断片的には後の作品には影響を与えているけど、そのまんまコピーみたいな作品はないんですよね。
 「綾波みたいなヒロイン」「使徒みたいな敵」「ゼーレみたいな組織」は模倣されたけど、「シンジみたいな主人公」は模倣されなかったし。
 比較的似ている「ラーゼフォン」も、実際見てみるとわりと印象違うんですよね。
 でもフランキスの主人公は、「僕には生きる意味が無いんだ」という、内向的でトラウマ持ち、発作的に勇気を奮い起こす少年。
 過去20年間のアニメの中でもっともエヴァっぽいのではないか。
 
 それが悪いことだとはいえない。
 20年間止まっているエヴァを先に進めるために、描きつくして進めるために、まずは徹底的に模倣する。「エヴァが描きたかったもの、描くべきだったもの」を全部描く。
 しかもトリガーという、ガイナックスの後継者がやる。
 たぶん、そういう作品なのだろう。

 第1話時点では面白かった。
 ロボが口動かして喋ったのは驚いたけど。
 ば、バスターマシン19号!?


 クリアカード篇の1話を見終わりました。
 うん面白かった。
 もう50才くらいなのに全く問題なく少年少女を演じている声優陣ほんと凄い。
 ローラースケート使わなくなったり、等身が伸びたり、髪の色が淡くなったり、「ほんのわずかだけ大人っぽくなった木之本桜」が、もう可愛くて可愛くて、泣ける……
 この可愛さは泣ける可愛さなんだよ、しあわせに生きていてよかったね、という……
 知世ちゃんも変わらないなあ……
 いいかい若いオタクたち、この知世ちゃんというのはね、暁美ほむらや東郷美森のような「主人公の女の子を異常に愛する女の子」、いわゆるクレイジーサイコレズのご先祖様であり、原型なんだよ……長い黒髪なのも伝統だ……

 リピートして、あと5回くらい観るぞ―!!!
 いや10回だ。10回キメよう。
 今日は幸福な日だ。

 まえのアニメから18年も経ってるんだから違和感あるかな、と思ったけど、意外とない。
 これ昔のアニメだなあ、と感じることはないし、昔のさくらと違うじゃん、とも思わない。
 なんの違和感もないのだ。
 あえていうなら、登場人物みんな善良で礼儀正しくて、クラスメートも親も優しくて、こんな善人ぞろいなんてあり得るかなあ、という疑問が……
 悪人どころか、ワルガキすら出てこないという……
 でもそれは、過去のアニメだからじゃないな。18年前の時点でもかなり奇異だったから。

 とにかく、俺が知っている通りのカードキャプターさくらが、妙なアレンジを施されることもなく、声優陣の変更すらなく、正当な続編として帰ってきた!!!

 これを幸福な奇跡と言わずしてなんと言えばよいのか。


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