ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 「アウトブレイク・カンパニー」の小説を読み続けて、いま5巻なのだが。
 ミュセル(異世界エルダント帝国のメイドさん)が、
「自衛隊も軍隊、君主か、権限を持った大臣が命じなければ動けないのですね……」
 とか独白するシーンがある。
 あれ?
 「軍隊」をそういうものだと認識しているのか。
 かなり近代的な軍隊感覚だな。
 ファンタジー世界は「中世ヨーロッパ風」などと呼ばれることが多いし、作中でも「エルダントは中世風」って何度も書かれてるけど、明らかにミュセルの発言は中世じゃない。
 だって中世の軍隊って、国家が一括管理してるものじゃなくて、諸侯や傭兵隊長がそれぞれ持っていて好き勝手に動かすものだもの。
 エルダントは現代日本と比べ、識字率が低く、身分制度が厳しく……過去の地球と似ていると、何度も強調されている。
 でも「軍隊は国家が一括管理するのが当たり前」。この一言で意外に近代的だと思った。
 中世どころか、「魔法文明の発達した18~19世紀」くらいの感覚で見たほうがいいのかも?
 いや19世紀にあんな皇帝いませんけど。
 
 
 
 

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