「プリンセス・プリンシパル」１０話の感想。委員長がー！！

　「プリンセス・プリンシパル」１０話を観た。
　すでにテレビでは１１話が放送されているようだが、うちにはテレビが無いので３，４日遅れになる。
　
　さて１０話！！
　いままで季節感なかったのに、唐突にクリスマスが来て雪が降ったな！
　まあ、それぞれの事件が均等な間隔で起こるとは限らない。
　case２０（第８話）では秋だったけど、その後しばらく任務が入らなかったのだろう。
　あるいはcase２０とcase２２（１０話）の間のcase２１が、すごく時間のかかる任務だったのだろう。
　そういうことにしておこう。そういうこともある。

　なんといっても今回は委員長である。
　眼鏡アンジェとも７話のリタとも違うタイプのメガネ美人を出してきた。

　すごいよね。
　良い意味で、ゾッとする。

　切りそろえられた前髪。
　アンダーリムの眼鏡。
　レンズの反射の表現。
　雪のような肌に、ほんのり赤い頬。
　そしてぽってりと厚い唇……
　儚げな喋り方……
　すべてが「ザ・薄幸」という描写になっている……

　ゲストキャラにして殺しちゃうのは惜しかったよ……

　眼鏡っ子を殺してしまったこと自体について、恨みはないです。
　メガネを外す展開と較べれば。
　眼鏡っ子は最後まで眼鏡っ子として美しく死んだ。それで良いのです。
　ただ、もっと活躍を見たかったなあ。
　今回の感じだと、アンジェたちと委員長は最近ずっと会ってないようだった。
　過去のエピソードが描かれたとしても、一緒に活動する話は無理か……

　今回は、心が沸き立つような面白さではなかったが、心の奥底をギュッと絞られるような哀切な感動があった。
　
　ただ２つ気になるところがあって、

　１、アンジェが委員長を挟み撃ちせず、自分一人で仕掛けたのは「ドロシーに友人を撃たせたくなかったから」って言ってるけど、だったら後ろから撃ち殺せばよかったんじゃないの？
　いちど逃がしたのは何の意味が？
　できれば死なせたくない、逃げ切ってくれという気持ちがあって、わざと逃がした？
　明確な証拠がないから、委員長に自白させたかった？

　２、委員長の自殺方法、あれだと衝撃で頭が動いちゃって、死ねない可能性が高い。
　銃で確実に自殺するなら、銃口を口にくわえて撃とう。
　それだと最後の「さよなら、ドロシー」が「はよはは、ほろひー」になっちゃうけど。
　
　２は冗談なんだけど、１についてはわりと本気で疑問。
　自分一人で殺し、たとえドロシーに憎まれても良い、という選択肢もあったはず。

　逆に、１０話を何度も見返して関心したところもある。
　ベアトが超音波出して犬をおとなしくさせた後、アンジェがロープ使って、目標の建物に入ったでしょう。
　その時ベアトが「え？」みたいな戸惑った声を出している。
　「なんでCボール使わないんですか？」って意味ですね？
　でもアンジェとしては、委員長の前でCボール使う訳にはいかない。
　自分がCボールで空飛べるということは隠しておかないといけない。
　隠しておいたから追いつけた。
　Cボールのことを知っていたら委員長は汽車とは違う方法で逃げたでしょう。
　地下道とか水中とか？　雪降ってるのに水中は無いか……

　そして１０話のラスト、急展開。
　いよいよ終盤、ラストスパートが始まります。
　
　あと２話で終わらせてしまうのは、あまりに惜しい。
　続きも観たいし、過去のエピソードも観たい。
　同じ世界の別チームも観たい。

　だから円盤を買うことした。

　どのくらい売れれればよいのかなあ……
　いまのところ、１０００枚の大爆死ではないが、でもヒットとも言えない微妙な予想なんだよな……
　最近のオリジナルアニメで、続編が出た奴といえば、「結城友奈は勇者である」か。
　あれ確か、各巻それぞれ９０００枚くらいだよね。
　も、目標は９０００枚か！　キツイなあ！