ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 うーん、「アルドノア・ゼロ」面白いなあ。 機転が利いて決断力のある有能な主人公(スレインくんじゃなくて、イナホくんのほうね)、ユーモアのある会話、緊迫感のある展開。透明感があって壮大なスケールな、超カッコイイ主題歌…… SFとして考えると、疑問は山ほど出てくるんだけど、それが逆にいい。 やっぱり最大の疑問は、「なんで植民から30年程度で、火星人が中世ヨーロッパみたいになって、貴族とか騎士とか言い出してるの?」だよなあ。この社会構造と価値観の変化は何故? 火星は時間の流れが違うのかなあ。 寿命が短いのかもしれない。 火星移民は古代遺跡でアルドノアという超科学を手に入れたけど、同時にナノマシンか何かに感染して、ものすごいスピードで歳をとるようになってしまった、とか。どうだろう。 トリルランとかクルーテオはオッサンに見えるけど、実は5、6歳くらい。 姫様は2歳くらいで、10年未満で老衰死する。 地球人の数倍もの速度で世代交代するから、価値観もまったく違うものになってしまった。 地球人を差別してるのはなぜかというと、実は長命の地球人が妬ましくて仕方ないから。 そんなに寿命が違うなら、地球人にもバレてると思うけど…… まあ、妄想だな。 PR 白鳥士郎「のうりん」9巻を読んだ。 Zガンダムはともかく、ラスト・ハルマゲドンなんて若い人にわかるのか? いや、Zガンダムのほうが古いけどさ。 ところで今回、ついにベッキーが……! 両論併記と相対化を徹底し、悪役を作らない作風の中で、たった一人徹底的に道化として描かれてきたベッキー。 「狂乱したベッキーを、みんなでボコって一件落着」という形で、何度も何度もカタルシスを発生させてきた。「農協は悪いやつだ、米国は悪いやつだ。悪いやつをぶっ飛ばして終わり」という書き方をやらないから、ベッキーがかわりにぶっ飛ばされるのだ。 「勧善懲悪ではあり得ない作品」の中でベッキーだけが特異点だった。 ある意味、キリストのごとく、全ての罪を引き受けてきたキャラクターである。 本人の前では言えないけど。絶対に図に乗るからw そんなベッキーがついに、今回…… ベッキーなのにかっこいい! ベッキーなのに生徒思いで正論! おい! オチがつかない! ギャグの前振りじゃない! ガチでやってんだ!? こ、こんなベッキーは……!? この瞬間を見たくてずっと読んできた気がする。 でも、なにか違うなーw という気もするw 追記 「体がむくんで何も出来ない」とか「まる1日寝ないと疲れが取れない」とか、とても他人とは思えない加齢描写です…… 泣けてくるわ…… ああ、そうだ。 竹村洋平「ナイトメア・ファンク」が面白い! こないだ、「ジャンプスクエア」買ったんですよ。 るろうに剣心の読み切りが載ってるから。 そしたら、他の漫画もいろいう面白くて! とくに「ナイトメア・ファンク」! 「アイレボ」「八重の桜」などを連載した漫画家、竹村洋平の新作だよ! 現代に近い世界で、「予知夢を見る能力」を持つ女刑事! 「殺人が起こる前に夢として見ることができる」。 ドジだけど元気で頑張り屋で、自分が予知した殺人を食い止めるため、毎日、東奔西走。 ところが毎回、ぎりぎりの所で失敗してしまう。 「犯罪の現場には、常にこの女の影が」「死神」って言われる始末…… それでも、お父さんのように立派な警察官になりたくて、上司に怒られても通行人にエロイことをされても頑張りつづける…… ついに、殺人阻止に成功! 涙を浮かべてガッツポーズ。 ところが助けた相手は、「凄腕の殺し屋」で…… 面白そうっしょ? 人殺しを助けていいのか? という倫理的に重い問いも魅力的だし、殺しのシーンとかアクションも迫力あって、女の子の顔芸やコメディもよかったし…… 大期待!
「ラピュタのようなもの」つながりで、アニメ「星を追う子ども」観ている。
ネットでは評判が悪いけど、けっこう好き。 田舎の描写がすごくいいし、女の子も素朴に可愛い。 でも、もう出勤しないと…… 映画「ALL YOU NEED IS KILL」を観てきました。 結論から言うと、原作小説とぜんぜん違うけど面白い!! 『謎の怪物ギタイに侵略され、人類は滅亡の危機に陥っていた。 軍で広報の仕事をやっていたケイジ少佐は、上官と対立し、二等兵に降格されて最前線に叩きこまれてしまう。 右も左も分からないケイジは即座に戦死。 しかし死んだ途端、1日前(数時間前?)に巻き戻って目を覚ます。 その後も、何度も何度も死んで、そのたびに時間が巻き戻って目を覚まし…… 果てしない時間のループに巻き込まれてしまった。 いったいなにが起こっているのか……』 これが映画版の導入部。 原作では少年だったケイジがオッサンになってるだけで、だいたい同じ。 ところが、これ以降はものすごい勢いで原作と乖離していく! 同じなのは、「登場人物の名前」「時間のループ」だけだ! 他は全部違う! 原作だと、果てしない時間のループの中で己を鍛え上げたケイジが、戦場の女神リタに「お前、いま、何周目なんだ?」と声をかけられる。「ループしてるのは自分だけじゃなかった」。ふたりで協力してループ脱出を目指す。これが真ん中へん。 ところが映画版だと、あっさりとリタに声をかけて、自分が時間を繰り返していることを伝える。リタとの協力関係は簡単に成立してしまう。4分の1くらいしか経ってない頃に。 協力関係が成立したあとで、ケイジは自分を鍛えて強くなる。 原作では「事情を知らないメカニック少女」だったシャスタ・レイルが、映画だと「ループを知った上で協力してくれるマッドサイエンティストのおっさん」になっていて、ループのメカニズムをあっさり解き明かし、どうすれば脱出できるのか作戦を立案する。 私は「おお、話が早いな。これだけお膳立てが出来たなら、あとはどんでん返しが1回あるくらいで、終わりに向かうのかな?」と思ったんですよ。 思って、腕時計をみたら、1時間しか経ってない! おい、あと半分何をやるんだよ!? 実は、方針が定まってからが長かった! 果てしない試行錯誤の連続。 あっちで戦って、こっちで戦って、上官を説得してみたり脅迫してみたり。カーチェイスやったり。 原作では終盤以外はずっと同じ海岸で戦っているけど、映画は違う。 しまいには…… 原作を読んでいるからこそ「いったいどうなるんだ!?」と、困惑半分ワクワク半分。 ラストまで観て、「ああ、よかったね……」。 はっきりいって、原作の「切ない読後感」は映画版では99パーセント消えてるんですよ。 なにしろ展開の8割くらいが違うんだからラストも違うわけで。 「なぜ主人公はループするのか?」「脱出方法は?」両方とも違うんだから。 悲劇性は全くない。 「君が好きだと言った空の色に」。 このラストの独白も、ない。 これから主人公はリタとの思い出だけを胸に、誰とも共有できない修羅の道を往くんだ……という終わり方でもない。 俺、あの終わり方大好きなのに……いちばん好きなタイプの終わり方です。 この映画のあらすじだけ聞かされれば、「ALLYOUのいい部分が全部なくなってる、そんなのALLYOUじゃない」って、私は怒ったと思う。 でも、じっさい観てみたら、めっちゃ面白い。 原作未読の人間の意見も聞いてみたいけど、一介の原作ファンとしては、「別物だけど、面白かった」。 原作のテイストはほとんど残ってないけど出来のいい映画です。 こうやって比較してみると、「必要最小限のパーツだけで構成された、研ぎ澄まされた刃のような原作、サービス精神満点であれもこれもくっつけた賑やかな映画」という、まったく正反対の方向性であることがわかります。 あと、わりとユーモアがあった。 この映画にギャグなんて期待してなかったんだけど……笑えるシーンが結構ある。 ループして目を覚ますたんびに「起きろウジ虫!」って言われるとか。うんざりするだろこれw ケイジが訓練で怪我をするたびにリタが撃ち殺してループさせるとか。リタさんマジ非道w 序盤で、ケイジが部隊のみんなにループのことを説明しても全然信じてもらえずに、口にテープ貼られてしまうあたりとか。 とくに最後のは吹き出す寸前だった。 オススメです。 ケイジがおっさんなんて嫌だ! リタがケツアゴなんて嫌だ! シャスタが男なんて嫌だ! 悲劇性がないなんて嫌だ! そんなの「ALL YOU NEED IS KILL」じゃない! 私だってそう思っていたけど、観たら面白かったです。 |
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