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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 10年以上前から創作友達だった「草渡きらあ」さんが本を出すそうです。たいへんめでたい。
 (最近連絡をとっていなかったので、ご本人に知らされてはじめて知りました)
 ビーズログ文庫から。
 神矢陽「悪魔は世界の救世主」という作品で……
 あらすじを読んでみると……
 ボーイズラブ物ではないらしい!
 さすがボーイズラブ読むのは勇気が必要なので、よかったー!
 買いますよ。
 
 おなじく創作仲間のカンザキさんも、「ゆきのまち幻想文学賞」受賞したし、最近めでたいことばかりですね。
 
 
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パンダって、ほんとうにかわいい動物かなあ。
昔から不思議に思っていた。
白黒の毛並みがヌイグルミっぽいだけで、よく見ると顔は怖い。
とくに目。 

ところで本日、および近日中に、チベット関連のデモが多数開かれるようです。
わたしもその一つに加わるつもりです。
これです。


2chの大規模オフ板をのぞいてみたらチベット関連のデモスレッドばかりで、もはやデモ板です。「いわゆる政治活動家」以外の人も大勢参加するようです。良い感じ。

 ちょっとスレッドで喋ってみたら、過激派(中国人そのものが敵だ、追放しろ派)と融和派(日本は中国との貿易なしでは存続できないのであまり刺激するな派)の両方から叩かれた。どっちの意見も多少はわかる、と言ったらさらに叩かれた。  ブハア。わたしはどこの活動にいっても中途半端というか、コウモリなんですね。
 ガソリンの価格が一夜にしてリッター30円上がったw
 おお、一度下がってから元に戻ると、ものすごい割高感が……
 って、じっさいに3月よりさらに高くなってる。うおー。
 わたしがバイクに乗り始めたころ、レギュラーガソリンはリッター80~90円だった。
 いまや倍である。
これからも下がらないだろうなあ。石油が完全に枯渇するのは遠い先だろうが、だんだん不経済にはなっていくのだ。
 スズキなどが開発している燃料電池バイク、いつ軌道に乗るだろうか。
 ふと思って計算。暫定税率が失効していた4月中に、わたしはバイクで2000キロ走った。つまりガソリンを100リットル消費したから……
 暫定税率失効の恩恵を2400円くらい受けたことになる。電撃文庫4冊ぶんだ。
 微妙なところだ……どうでもよくはないが、家計に決定的な影響は与えない。
 こないだSPA! で小沢一郎がインタビューに答え、
 「我々がガソリン税を下げて高速道路を無料化すれば移動・流通のコストが安くなって地方が活性化するのだ(大意)」
 みたいなことを言っていたが「ウソくさいな」と思う。
 そんなわけで、行ってきましたキャンドルマーチ。

 


 参加者は300人くらい? 200人までは数えました。
 ロウソクとチベット旗を持って、反戦歌を(小さな声で)歌いながら渋谷の町を歩いていくという……まあ、デモといえばデモの一種なんですが、すごくおとなしいデモでした。
 私が知ってるデモといえば、みんなでプラカード持ってタイコをドカドカやって、「沖縄からァ、米軍はァ、出て行けェーッ!(ここで数百人が一斉に『出て行けーっ!』」とか「石油のために血を流すな! NO BLOOD FOR OIL!」とか、そういうスローガン絶叫系のものです。
 今日のはぜんぜん違う。叫ぶ人はほとんどいない。
 主役である在日チベット人の演説も、紳士的。中国を罵ったりしない。
 今回のは「抗議」じゃなくて「追悼」が主な目的だからなのか。
 それとも団体の性格が違うのか。
 怒声をあげると嫌悪される、という判断なのか。
 静かにデモ(キャンドルマーチ)は終わって、代々木公園に移動。
 こっちについてきたのは100人くらいか。
 噴水の周りにキャンドルを並べました。
 チベットの人たちがここで追悼のためお経を上げるのです。わたしたちは手を合わせて見てるだけ。
 うーん、ずらり並んだキャンドルって美しい。

 


 お経をあげ終わったあとは、チベット人代表から感謝の言葉があって、主催者から一言あって。
 あとはそのまま解散。
 最後まで、誰一人泣かず、声を荒げず、落ち着いていました。わたしの感覚だと珍しいことです。
 主催者に話を聞いてみたんですが、やっぱり「シュプレヒコールを上げて中国を罵るような、デモらしいデモにすると引かれるし、争いを煽っていると報道されると困る」って言ってました。

 いろいろ考えているのだな、と感慨深かったです。
 わたしが知ってるデモは、「まず思想(米軍が悪い、原発は危険だ)」があって、そこに参加者をはめ込んでいくような感じですが、今回のは「人間がいて、その人間を思いやることが大事で、思想はどうでもいい」みたいな。
 こういう形の活動もあり得るのだな、と……
 まあとにかく、少しでも世論を動かせることを願って。
 某「たまには新聞を読もうぜ」
 ますだ「お、トミノ監督はついに宗教を始めたのか。やると思ってたが……」
 某「それダライ・ラマだよ! 似てるけど別人だよ!」
 ますだ「よく見ると、トミノ監督はもう少し人相が悪い」
 某「そーじゃなくて! ニュースとか見ねーの? チベットではいま大変なことが……」
 ますだ「チベットでずーっと前から弾圧が行われていたことは承知してます。いまネット上で『なんで左翼団体・人権団体は米軍ばかり批判して、チベット弾圧に抗議しないんだ? お前ら偽善者だろwww』みたいな批判が起こっていることも知ってます。左翼批判のサイトを毎日読んでいて、胃が痛くなりそうです」
 某「で、なんで左翼団体は抗議しないの?」
 ますだ「なんででしょうか?
 以前訊かれたとき、わたしはこう答えました。
 『中国はアメリカと違って民主国家ではないので、デモなどで抗議しても政府を動かせない、効果が期待できない。効果がないからやらないのだ』
 でも、これでは理由として弱い。
 アメリカ相手のイラク戦争反対デモだって政府を動かさなかったぞ?
 米軍基地反対だって原発反対だって政府を動かしているようには見えない。
 いろいろ考えてみたけど、説得力ある理由がない。
 変だ。中国にも抗議したほうがいいんじゃないのか。
 よくわからないし、『左翼は中国の手先だ!』みたいに言われているのは我慢がならない。
 だから、『アクティオ・ネットワーク』(旧名ブント)にメールを出してみました」

 Actio編集部の方へ

 はじめまして。「ブント」時代のイラク反戦運動・反原発運動などに参加した増田という者です。
 一つお尋ねしたいことがございます。
 いま、「中国政府によるチベット弾圧問題」が世界中で騒がれています。
 フランス等では聖火リレーへの抗議行動が盛んに行われています。
 Actioの基準でも、中国がチベットで行っていることは弾圧であるはずです。
 パレスチナと同じ状況ではないのか、と思えます。
 しかし、Actioのサイトにはこの問題への抗議、チベット民衆との連帯といったことが書かれていません。
 なぜこの問題を取り上げないのか、中国を擁護する理由があるのか、不思議でなりません。
 いまネット上の政治サイトでは、「なぜ左翼はイラク戦争ばかり非難してチベット弾圧を非難しないんだ? ようするに中国の手先か?」という類の批判が語られています。
 現状ではそのように疑われても仕方がないと思うのです。
 平和運動の名誉を回復するためにも、行動するべきではないか、と考えます。
 せめて、なぜ沈黙するのか、という納得のできる理由をお願いします。
 回答をお待ちしています。

 増田

 某「ケンカ腰じゃねえか」
 ますだ「そうだよね。無礼なメールだよね。頭冷やして書かないとダメだ。
 すると超スピードで返事が来ましたよ。
 『チベットの件も人権侵害だと認識してるし、取り上げる』そうです。
 それならよかった。少し安心した。
 そんなわけで、みなさん、『左翼団体はダンマリ』ってことはありません。
 具体的には、チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン(TSNJ)が4月13日に行うキャンドルマーチを報道してくれるそうです。キャンドルマーチとは渋谷で行われるイベントで、弾圧の犠牲者を追悼し……
 って、今日じゃん、キャンドルマーチ!」
 
 たまたま休みなので、わたしも行ってみる事にしました。
 キャンドルマーチってのは行ったことがないな。デモとは違うみたいだ。どんなんだろ。

 某「で、ブントの意見じゃなくて、増田の意見を聞きたい。
 なんで今までチベット弾圧に抗議しなかったのか」
 増田「理由はいっぱいある。
 たとえば、『いわゆるネット右翼』に嫌悪感があったんだよ。
 Mixiとか2chとか、ネットに大勢いるでしょう、チベット弾圧にかこつけて中国を叩きまくり、『中国政府だけじゃなくて、中国人や中国文化まで侮蔑する人たち』。
 中国の悪口をいくら言ったって、殺されていく人々が一人でも救われるわけじゃない。
 それこそ、日の丸を引きずりおろしても世界が平和にならないように。

 完全に同レベルの非論理性。
 目的と手段が、どういう論理でつながっているのかぜんぜんわからない。
 罵倒するのが気持いいだけで、論理なんてないんじゃないのか?
 彼らの仲間になるのが嫌だった。仲間だと思われるのも苦痛だった。
 中国を非難したら、『いままで一緒に活動をしてきた人たちに嫌われるかもしれない』という気もした。中国を非難すればアメリカを利することになるからだ。
 いま政治の話をしたら、また小説が書けなくなる、という恐怖もあった。
 だけど、たとえこれらのジレンマがあったとしても、これ以上黙っているのは辛かった。左翼は売国奴だ、と言われ続けるのに耐えられなかった
 
 そんな感じです。


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