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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 こないだ、危うく事故を起こすところだった。

 ユニックってわかりますかね。2台にクレーンが付いているトラック。
 そのユニックで、建設資材の積み下ろしをしていたんです。
 ところが資材が重すぎたのか、ユニックのアウトリガー(足)が浮いて、車体が傾いた。
 このままでは転覆する!
 
「傾いてます!」
 私は叫んで、反射的に、浮いてる側の荷台にしがみついて、ぶら下がった。
 以前こうやって解決した経験があったのだ。
 私の体重のおかげで、ガタン……と、傾きが和らいで、アウトリガーが接地した。

 作業員「上に登ってくれ!」
 ますだ「はい!」
 
 ますだは、言われるがまま、荷台に登ろうとして。
 ついうっかり、クレーン操作のレバーを掴んでしまった。
 当然、クレーンが動く。

 作業員「危ねえな!!」
 ますだ「も、申し訳ありません!!!」
 
 たまたま、荷物と作業員がぶつかることはなかったけど。 
 でもそれは運が良かっただけで、あんな何百キロもあるのがぶつかったら死んでいたかも。
 俺は人殺しになっていたかも。
 10年も警備員やっているのに、こんなミスをするとは……
 反省。
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こないだ仕事が早く終わったので、バイク屋(ユーメディア横浜青葉)に行った。
 バイクを買うためではなく、見るため。悪く言えば冷やかし。
 いまの私は10万円すら持ってないからねえ。

 でも、ずらりと並んだバイク数十台は、「ああ……(恍惚)」という気分になるよ。
 これ全部、それぞれの魅力があるんだろうな。知っているよ。
 ハーレーからカブまで、デカいバイクにはデカいバイクの、原付には原付の。
 
 カッコイイなと思ったのは、イギリスのノートンの新型。
 ノートンコマンド961だっけ?
 うおー、クラシックでいいなあ。芸術品だなあ。
 でも値段が300万円、さんびゃくまんえーん!!
 なんで80馬力しか無いOHVのバイクが300万円。芸術だから仕方ないのか。

 もちろん日本のバイクもいい。
 これがH2かー。顔がスゲーな。この世のものではないような光を放っているな。
 となりのR1も十分に速いのに、それ以上のバケモノだもんな。

 このへんは「宝くじがあたったら買う」というレベルで。

 現実的に買える範囲のバイクとしては。
 やはりVTR250……中古でも30万円するなあ。
 インジェクション仕様の新型だと35万円用意したほうがいいね。
 グラストラッカーが安いようです。このへんも悪くないね。昔ボルティーに乗っていたから同じような感覚で乗れるだろう。維持費はかなり安いはず。高速道路だと馬力不足だけど、あまり高速使わないから良いだろう。

 などといろいろ考えた。ニヘラニヘラと鼻の下を伸ばして。
 何を買おうかなあ、と妄想する喜びは素晴らしい。

 最後にスクーター見た。
 カネを貯められなくて250を買えない場合の保険。
 うーん、次にスクーターを買うならPCXにしようと思っていたが。
 アドレス110のほうがいいなあ、だんぜん安いし。
 なによりカッコイイんだよね。
 ホンダのディオ110と酷似してる、限りなくパチもんだけど、でもわずかな違いで、ディオ110よりも鋭角的でカッコイイ……
 以前この日記に「スズキは独創的なメーカーではなく、他のメーカーの跡追いする」って書いたけど、でもそれは「劣化コピー」って意味じゃなくて、「似てるけど、より優れたもの」を作るってことだ。アドレス110はまさに「本物より優れた偽物」だろう。

 ああ。バイクをたくさん見て、幸せ。

 それにしてもこの店、ハーレーは山程おいてあるのにドゥカティは一台もない……?
 ハーレーに力を入れてる店なのか。
 ドゥカティ欲しい人は専門店に行けということ?
 レッドバロンだったら多少は置いてあるよね。

 250ccのバイク・ホーネットが壊れ、125ccスクーターに乗り換えた。
 それ以来4年。台湾製スクーター2台、日本製スクーター1台乗った。
 昔は「原付きなんて維持費はゼロに近いだろうな」と思っていたが。
 実際には「年に30万」が「年に20万」に減るくらい。
 もちろん走行距離による。今のところ年に15000キロメートルくらいだから、少し高めに見積もって20万円。
 うーん。
 長距離を走ったり、駅がないところに行くと、バイクは素晴らしいと思うのだが。
 電車通勤しかできない人生なんて絶対に嫌だが。
 どうせカネが20万円かかるなら、125ccにこだわらず、250ccを買って30万円払うべきでは?
 125ccだと、だいたいスクーター買うことになるけど250はいくらでも選択肢がある。
 やはり私のような貧乏人は、ホンダVTR250を買うべきではないか。
 VTRは本当に良いバイクだよ。
 20年間ずっと売れ続けているベストセラーで、それ以前のVTシリーズを入れれば35年くらい売れ続けているんだよ。
 その理由は、耐久性と汎用性。
 VTRは、今の250ccの中では、そこそこ速いほうだ。
 30馬力あれば上出来、時速120キロで巡航できる。全力で走れば140は行く。
 軽くて脚付きが良いし、燃費はリッター25を超える。
 街乗り、ツーリング、峠、なんでもできる。最強ではないけど。
 なにより素晴らしいのは壊れないことだ。
 バイク便だった時、VTR250を3台乗り継いで、35万キロくらい走った。
 月まで行ける走行距離。これがバイク便だ。
 まあ12万キロくらいで次のやつに乗り換えたわけですが。
 それだけ走っても、エンジンが壊れない!
 明らかに壊れたのはレギュレーターだけ。あとは「5万キロ走ったらクラッチが滑る」とか「10万キロ走ったらベアリングが割れた」とか……まあ故障といえば故障だけど、そんだけ走れば仕方ないよ、消耗部品だよ。タイアやチェーンと同じ。
 10万キロ走ってもエンジンがピンピンしてる、と断言できるバイクは、VTとCB400スーパーフォアだけではないか?
(噂によるとニンジャ250もかなり頑丈だそうな)
 ホンダだから、ではなくて、この2種類が特に頑丈だといえる。
 貧乏人にとって、故障が少ないことは何より嬉しい。
 「3台も乗り継いだので、さすがに飽きた」と思っていたが。
 やはりVTR250に回帰すべきではないか。
 次もスクーターにしよう、PCXがいいなと思っていたが。
 目標、VTR250の購入資金ためること!

 私は警備員で、ほとんど毎日現場が変わるから、「今日は原宿、明日は箱根」というくらい、いろんなところに行く。バイクで。
 それにしても、こないだ原宿の工事現場行った時は「うわー」って思った。
 品川区や大田区とは違う、特殊な街だ。
 やたらスポーツ自転車(ロードバイクやクロスバイク)が多い。
 いっぽうママチャリは全然見かけない。
 道行く人々はサングラス、金髪ピアス、長髪、ヒゲ、革ジャン……
 ふつうの勤め人じゃない格好ばかり。
 ごくまれにスーツ姿の人をみかけて、逆に奇異に感じるくらい。
 むかしバイク便だった時は、周囲に金髪長髪ピアス系の人が結構多かったけど、あれはつまり、街の文化の影響だったのか。

 今日は夜勤で、昼間が空いているので、バイク(125ccのスクーター)のタイヤ交換した。
 うーん、前の交換から、たったの7000キロしか走ってない。
 でもツルツルで、これ以上は引き伸ばせない。
 こないだ箱根の峠を走った時は、「滑る!! 怖い!」って思ったもの。
 前にVTR250やホーネットに乗っていた時は、「タイヤの寿命は2万キロ」だったのに。
 250ccと較べてタイヤの値段は安いけど交換頻度は2倍3倍で、かえって高くつく。
 なんでこんな摩耗が激しいのか。
 俺が130キロあるから? 理由の一つだろうな。
 バイク屋に訊いて見た限りでは、「タイヤが小さくて、たくさん回転するから」すぐ減るんだとさ。
 回転数で決まるものなのか? 回転距離じゃないのか?
 どうも不思議だ。
 なんにしても後輪7000キロ前輪1万2000キロくらいで交換が必要だ。
 痛いな―。125ccなのにカネかかるなー。年に20万円くらい使ってるな。
 ガソリン7万、保険5万、その他が7万くらい。
 整備を自分でやればずーっと安くなるんだけどな。
 でも、バイク屋にカネを落とすと決めたのだ。
 中古ばっかり買ってるんだから、バイク業界にあんまり貢献してないわけで。
 そもそも台湾車だから日本のバイク業界には関係ないわけで。
 手間賃は払いましょう、俺。


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