ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「ロッキード・マーチン」が「10年以内に核融合炉を作れる」って言い出したね! http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKCN0I509K20141016 これね! [ワシントン 15日 ロイター] - 米航空防衛機器大手ロッキード・マーチン(LMT.N: 株価, 企業情報, レポート)は15日、核融合エネルギー装置の開発において技術面の画期的進展(ブレークスルー)があり、10年以内にトラックに搭載可能な小型の核融合炉を実用化できると発表した。 開発チームを率いるトム・マクガイア氏は記者団に対して、これまでの作業を通じて出力が100メガワット(MW)で、現在存在するものより約10倍小さく大型トラックの後部に入れられるほどの核融合炉が製造できるめどが立ったと説明した。 (引用終わり) すごいね。 今まで核融合炉の実現って、伸び伸びだったんですよ。 1970年代に書かれた科学解説書だと「21世紀初頭には核融合発電が実用化される」とか書いてあって、でもじっさいに21世紀初頭になったら「21世紀後半に実現が期待される」。 40年も経ってるのに近づいてない! 遠ざかっている! 現在、1TERという核融合実験施設が作られていて、これが計画通りの数値を出しても、まだまだ実用化には遠い。 しかしロッキードの発表が事実なら、一気に数十年が短縮された。 どんな原理のものなんだろう? 従来研究されている、磁場で閉じ込める方式(トカマク型とか)では、トラックほど小さくは作れないよね。すごく大きな超電導磁石が必要だし、冷却しないといけないし、膨大な電力を必要とするから。 どうやってクリアした? 全く異なる閉じ込め方式? もしかして「常温核融合は実在した」ってこと? 発生する大量の中性子を、そんなに小さな炉でどうやって遮蔽するんだ、という問題もあるし。 ぜひ詳しく聞きたい。 これがもし事実なら世界の歴史に残る、過去100年で最大級の偉業なんだよ。 まあ……むかし原子力発電が実用化された時も、バラ色の未来を語る人が大勢いたわけで、核融合発電だってじっさいやってみたら問題が出るかもしれない。 が、とにかく、エネルギー問題や宇宙開発を劇的に進展させることは間違いない。 事実ならね! PR |
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