ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
こちらです
https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 岩手イジメ自殺事件で、担任の先生が非難されてますよね。 死にたいと訴えていたのに、対処しなかったと。 その一方で、「生徒思いの先生だった」という声もある。 どっちなのか。 たぶん両方だと思うんです。 クラス全体のことを考えてる、いい先生で。 だからこそイジメを止められなかったのだろうと。 私も子供の頃は日常的に暴力を受けていた。その経験で言わせてもらうと、イジメられっ子というのは、クラスの鼻つまみ者……ってことが多々あるんですよ。今回亡くなった少年がそうだとは限りませんが、私はそうでした。 なぜ鼻つまみ者なのか、理由は二つあって。 イジメの一環として、犯罪を強要される。 落書きしろとか。女子便所に忍び込んでナプキンを取ってこいとか。窓ガラスを割れとか。授業中にオナニーしろとか。万引きしろとか、犬や猫を殺せとか…… 殴られて脅されて、屈服して犯罪やっちゃう。 すると本人も「自分はまともな人間じゃないんだ、もう助けてもらう資格なんてないんだ」って思っちゃうし、クラスメートや教師も、白い目で見るようになる。 もう一つ、辛いイジメに耐えかねて、おかしな妄想をふくらませることがある。 いわゆる邪気眼というか厨二病ですね。 私は「ダーク・シュナイダーになってイジメっ子を皆殺しにしてやる」って、毎日呪文を練習してました。 きっと日本全国に、同じようなことをやってるイジメられっ子がいると思います。 どうでしょう。犯罪や問題行動を繰り返し、わけのわからない妄想を喚いている子供を、あなたは助けますか。 いっぽうイジメっ子は、イジメの対象以外に対しては、明るくてリーダーシップのある、頼れる兄貴なんですよ。 先生はどっちを信じて、どっちの側に立つか。 私なんて凄かったですよ。 中学を卒業して数年後、その学校に行って、生徒に訊いたんです。 「増田淳って知ってる?」って。 すると生徒は言いました。 「知ってる知ってる。頭おかしい人でしょ」 数年経ってるのに…… どうしても言えなかった。「ぼくが増田淳だ」とは…… そんなわけで、イジメられっ子は、クラス全体から「頭おかしい、うざい、迷惑」って思われてる(こともある)。 それほど嫌われている存在を助けようと思ったら、クラス全体を敵にまわす覚悟が必要だ。 「みんなで仲良く」って思ってる先生には無理だ。 「えこひいきしたくない」って思ってる先生には無理だ。 みんなの意見など無視。どんなに憎まれようと、不退転の決意を持って、イジメられっ子一人のために、他の生徒全員と喧嘩する。親全員と喧嘩する。 それができる教師を私は一人だけ知っているが、生徒からの評判は最低だった。 「いい先生」にイジメは解決できないのだ。 PR
無題
お久しぶりです。
「イジメられっ子」「イジメっ子」の分類分析、とても共感いたしました。というのも私は学生時代、その「イジメられっ子から救いを求められる」ポジションに長いこと、そして何度もいたからです。そして似たような考察をし、似たような見解に至りました……。 私は「他の生徒全員と喧嘩する。親全員と喧嘩する(そして勝つ)」ことはただの1回もできなかった無力な人間でした。 しかし一時期において、確かに「イジメられっ子」に何かあった時、彼が真っ先に視線を向けてくる立場にありました。止めたり、仲裁に入ったり、説明に走り回ったり、帰宅路で相談に乗ったり、珈琲ショップで何時間も対人関係相談に乗ったりするポジションを学生時代の少なくない期間、社会人になっても似たような……社会人になってからはメンヘラ少女の世話だったか……。 うん、ごめんな、皆、何もしてやれなかったな。
無題
>山犬。さん
お久しぶりです。 いや、謝ることはないと思います。 神様じゃないのだし。 山犬。さんが無力だから、というより、人間の限界な気がします。 嫌われている人を助けるというのは悪役になるということですから。 家族ならともかく、赤の他人のためにそこまでできるか、というと、私も自信ありません。 だからこそできる人はスゴイのです。 自分自身の学生時代を思い出してみると、イジメられっ子(っていうか私)は助けてくれた人に対してストレートに感謝せず、逆恨みすることさえあったので、山犬。さんの苦労は大変なもので、しかも報われなかったことと思います。もちろん助けて欲しいんだけど、どうせダメに決まってるという諦観で自分を守っているので、希望を与えてくれる人を憎んでしまう。そりゃあ、周りの連中は私を嫌うでしょうよ。 でも、そのときは逆恨みしても、10年20年経ったら「救いだった」と気づくと思います。 山犬。さんが助けた人たちは、生き抜くことができたならば、きっと今は感謝していると思います。 山犬。さんの行動は、普通の人間としては十分以上に立派です。 イジメに加担しない、というだけで、大変なハードルを乗り越えていると思います。
無題
ありがとう。
|
カレンダー
フリーエリア
最新コメント
[10/25 Home renovation]
[10/25 Быстрые деньги Минск]
[10/19 TopHost]
[10/19 CloudVPS]
[09/22 Harrytebra]
最新記事
(05/17)
(04/06)
(03/22)
(06/16)
(05/29)
最新トラックバック
ブログ内検索
最古記事
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/10)
(09/12)
カウンター
アクセス解析
|