ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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本屋4カ所回った。
でもダンゲロス売ってねえ。 小川一水「天冥の標」5巻が発売されたので買いたいが、これもやはり売ってない。店員さんに訊いたら「売り切れのようです」。 すごいな発売直後なのに。さすが。 天冥の標は面白い小説です。 遠い異星の描写が面白い1巻、ウィルスの惨禍を余すところなく描いた2巻もいいが、3巻がとくによかった。 人類が小惑星帯に進出して多数の国家を築いた世界ですよ。 宇宙海賊エルゴゾーンと、「性的タブーのすごくゆるい宗教国家」の闘いですよ。 宗教国家は美貌の女装艦長があやつる「強襲砲艦」で敵艦殴りこみ戦法をかけるんですよ。宇宙に適応し、酸素も重力も要らず、海賊よりも海賊らしく戦う! そして謎の異星文明が木星大赤斑に創り上げた超兵器が絡んでくるんですよ。 病ゆえに迫害されてきた人々が超兵器を手に入れて復讐を企む。 それを愛の力で阻止するんですよ。 だがしかし、この闘いは人類史の裏側で繰り広げられてきた巨大な闘いの一部に過ぎなかったのだ…… 壮大にして爽快な、愛と勇気のスペースオペラですよ。 偏屈で変態な造船技術者のジジイまで出てくる。 主人公たち宗教国家の面々は真空でも生きられるように改造された人達で、「真空はケツの穴がヒリヒリするぜ」「木星まで来ると、さすがにちょっと陽の光が弱くて寒いぜ」とか言いながら戦うんですよ。 面白そうでしょう? 私は「俺達のソノラマ文庫が帰ってきた!!!!!」って大喜びしました。ソノラマじゃなくて早川だけどソノラマなんだよ! 私の言いたいことわかるでしょ!? だめ? 5巻は3巻と同じ小惑星植民時代が舞台で、小惑星パラスで農業やってる人が主人公らしい。 早川の公式サイト(ハヤカワオンライン)から宣伝を引用する。 西暦2349年、小惑星パラス。 地下の野菜農場を営む40代の農夫タック・ヴァンディは、調子の悪い環境制御装置、星間生鮮食品チェーンの進出、 そして反抗期を迎えた一人娘ザリーカの扱いに思い悩む日々だった。 そんな日常は、地球から来た学者アニーとの出会いで微妙に変化していくが……。 その6000万年前、地球から遠く離れた惑星の海底に繁茂する原始サンゴ虫の中で、 ふと何かの自我が覚醒した。 急展開のシリーズ第5巻。 引用終了 うーん、この時代の一般市民の生活を描いてくれるのか、ぜひ読みたい。重力が微弱な小惑星(パラスの場合は地球の60分の1)で、人々はどんな家を立て、クルマや鉄道はどんなで、どうやってご飯を作り、畑をどうやって耕すか。 小惑星の街並みは3巻4巻にも出てきて、想像力を刺激してくれた。 5巻ではもっと踏み込んでくれることを期待します。 ネットでは好意的な感想が多いです。ぜひ読みたい。 カネが全然ないが、でも買う。 小川一水の本は飯の一食や二食くらいは抜いてでも読む価値がある。 PR |
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