ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
こちらです
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 川崎の中学生リンチ殺人事件で、鴻上尚史(こうかみ しょうじ、劇作家)の書いた文章「いじめらている君へ」が注目を浴びている。(批判も浴びてるけど) 検索したら簡単に出てくる。 「死んでも、安らぎはありません。死んでも、いじめた奴らは絶対に反省しません」。 だから死なないで逃げてください。かならず幸せになれる場所はあります、と。 確かに、感情を揺さぶられる文章だ。 そうだそうだ。親も教師も、逃げるのは卑怯だというが、イジメる奴のほうが卑怯だ。 なんで卑怯者の暇つぶしにつきあって人生を浪費する必要がある。逃げていい。 でも、これがイジメられっ子に届く言葉かといえば、微妙…… 届くこともあるとは思うけど…… これを読んで、「そうだ、そのとおりだ」と思えるのは、私が中年になったからであって、少年や青年の頃は受け入れることがなかっただろうな。たとえば中学生だった時、イジメを受けていた真っ最中の自分が、これを読んでいたら…… 「ぼくはこんなやつらとはちがう」。 そう思って、激しく拒絶していたはずだ。 自分はイジメられている、ということを、はっきり言葉として認識するのがすごく嫌だった。 「自分はそのへんにいる普通の人間とは違う、特別な存在だ」という幻想にすがって、かろうじて生きていたからだ。 自分は、まだ覚醒していない超能力者であるか、人間とは異なる種族の生き残りで、だからこそ劣等な地球人類どもに攻撃されているのだ、もうすぐ覚醒する、もうすぐ覚醒する、と思っていたからだ。 それが嘘であることは百も承知で、すがっていた。 イジメだなんて、ごくふつうの、週刊誌やテレビでやってるような、そんなどこにでもあるような概念に、自分が回収されてしまうなんて、絶対に認めるわけがない! その自意識こそ、まさに「厨二病」という、「どこにでもあるような概念」なんだけどね……w というわけで。 イジメられっ子は、イジメられて自己評価が低くなるタイプと高くなるタイプがいて、高くなるタイプは自分がイジメられっ子であることを認めないので、この手の言葉はたぶん届かない。 じゃあ、どう言えばいいのか……。 「闇の眷属によって脅かされている、未だ覚醒せざる戦士へ……チカラガホシイカ?」 いかんギャグにしか聞こえない! でもたぶん、こういうフィルターを通さないと届かない。 PR
こんにちは、お久しぶりです。
自分が中学を卒業した、今から30年前からいじめが問題になっていました。殺された被害者、加害者の親御さんたちが中高生だった時代です。あのころと全然変わっていません。
無題
>なにわのび太さん
お久しぶりです。 「昔はイジメがなかった」「今ほど陰湿じゃなくてカラッとしていた」とか言われたことが何度もありますけど、実感としては「いや、一緒」ですよね。 だからインターネットが有害だとか言ってるうちは解決しないと思うのです…… インターネットがなかった時代にもイジメはあったし、どうやらファミコンがなかった時代にも、テレビがなかった時代にもイジメはあったようですから。 |
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