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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 ここ2年ほど、ネットに小説をさらして、ネット意見に従って小説を書いてきました。
 でも、よい結果が出ない。上手くなっていないようです。
 やり方を変えてみることにしました。
 しばらくはネット意見なしで、自分で考えて小説を書きます。しばらく、というのは2年くらいを考えています。
 まあ、2年なんてあっという間ですよ。
 この何年かで、山ほどの意見・指摘をもらっています。
 指摘の内容は2年前といまであまり変わらない。
 だったら、このまま意見をもらいつづけても意味がない。
 意見を生かすにはどうしたらいいか、自分で考えないといけないのでは。
 そのためには、一人にならないとダメだ、と考えました。
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 第3話の評判が悪いですね……
 過去3話のなかで一番悪い。
 愕然としています。
 1、ナイフの弱点が水である、というのが唐突に出てくるのは変だ。伏線が足りない。
 2、犯人が母親だと主人公が気づく過程が変だ。
 この二つの欠点はわかったのですが、「会話がすべて不自然だ」みたいな感想があり、「いったいどういうことだろう」と悩みまくっています。
 もしかして、今回の登場人物「父、母、幼女」は私と違いすぎて、心を把握できず、書けなかったのかもしれません。
 第1話のイジメられっ子(私の暗黒面を抽出したキャラクター)は割と評判がよかったので。

 何ヶ月か経ってから、書き直します。
 いまは次の奴を書きます。
 あまりのショックで寝込みそうになっていたのですが、葛西伸哉「ポチのウィニングショット」(GA文庫)を読んでいるうちに意欲が回復しました。素直に感動した。生きる力が沸いてくるいい話です。
 へこんでいる場合ではない。選んだ道を信じろ。
 なんとか、「ナイフに捧げろ」第3話を書き上げました。
 http://www2.tokai.or.jp/LOOP/knife3.html
 どうしてもプロットがうまく決まらず、「うーん、うーん、違う……」と修正を繰り返しました。
 次はもっと早く書きたいものです。
 感想などお待ちしています。
 ごめんなさい、「ナイフに捧げろ」第3話は今日公開予定でしたが、できあがりませんした。あと一週間で必ず公開します。
 
 書こう書こうとするほどほかのことを考えてしまう。
「ヤヴォール、フラル・コマンデル!」というドイツ語はなんか変だとか。
 手が動かず、ついつい、電撃の新刊とか読んでしまう。
 
 30日のダメだし会はこんな感じでした。
 
 増田「ナイフシリーズは『アウターゾーン』のプロットを使って書いたんですよ
 某1「アウターゾーンって週刊連載だから、やっつけ仕事も多いじゃん。そんなの参考にしたらだめだよ」
 某2「元ネタの『トワイライトゾーン』を参考にしないとだめだよ」
 増田「ところで、企画を2本持ってきたんですが、どう思います?
 まずは、読者を意識せず好き勝手書いたほう。

  企画1 タイトル未定 サバイバル物

 企画意図
 「増田はスプラッターが上手い」という意見を軸に、「凄惨な状況を乗りこえる話」を書く。
 日常的な東京の風景を「殺しまくりの地獄絵図」とすることで、凄惨さを際立たせる。
 
 どの部分を売りにするか

 ごく普通のサラリーマンや主婦が突然殺人狂になる、という恐怖。
 容赦のない殺し合い。
 「こうやって生き残るのか」という作戦の面白さ 

 ストーリー概要

 少年主人公が、「東京中の人間が殺人狂になる」というサバイバル状況に放り込まれ、ヒロインを救って脱出する。その過程で弱虫だった主人公が強く成長する。

 ストーリー詳細

 気弱な少年主人公はある日、保護者役のヒロインとともに東京に行く。
 そこで「周囲の人間が、とつぜん殺人狂になる」という出来事に遭遇する。助けを求めた警察もみんなおかしくなっていた。どうやら東京中の人間が全員、人を殺したくてたまらなくなったらしい。
 気弱主人公はヒロインに連れられて地獄の東京を逃げ回る。途中で「武道の得意な元自衛隊の青年」(サブキャラ、お助けキャラ)に出会って、助けられる。三人は行動を共にする。
 「元自衛隊の青年」は強く、いままでより楽にサバイバルできた。「これはなにかの病気じゃないか。俺たちだけは免疫があるんじゃないか。なぜだろう」などと話しながら東京脱出を図る。
 ところが多摩川までたどり着いてみたら、米軍に封鎖されていた。米軍は容赦なく攻撃してきた。元自衛隊の青年が身を挺して助けてくれたおかげで主人公とヒロインは生き残り、また東京の中に戻れたが、青年は死んでしまう。
 しかも、「脱出の希望が断たれた」というショックで、いままで気丈だったヒロインも心が折れ、無気力になってしまう。
 少年主人公はそんなヒロインの姿を見て「いままでは守られてきたけど、これからは自分で頑張らないといけないんだ」と思う。
 頑張りを見せ、戦いを重ねて米軍を出し抜き、脱出に成功する。
 少年は戦いを通じてすっかり強くなっていた。
 
 登場人物設定

 主人公
 少年。小柄でスポーツも勉強も苦手。
 小学生時代はイジメられっこで、ヒロインに助けられた。
 その後、ヒロインをしたって子犬のようにくっついている。
 頭は本当は悪くないが、「自分はダメな奴だ」という思い込みのせいで頑張れず、何事にも力を発揮できずにいた。

 ヒロイン
 主人公の保護者的役割の少女。小学生のとき、主人公の隣の家に越してきて、イジメられていた主人公を助け、以後幼なじみに。
 保護欲が強く、主人公のふがいなさを叱りながらも、実際には「世話を焼くのが楽しい」と思っている。その点を認めようとしない。
 運動神経のいい少女。

 お助けキャラ
 元自衛隊の青年。主人公・ヒロインと同様に、「殺人化ウイルスに対する抵抗力」を持つ。
 サバイバル知識や格闘技に通ずる。殺人集団相手に、手製の武器を作ったりして対抗する。
 素朴な正義感の持ち主。「子供を守る、という形で戦えて、嬉しい」と思っている。■■■


 某2「ふつうゾンビとかにするのに、生身の人間を殺しまくるあたりが増田先生」
 増田「人間を殺したほうがスプラッタ的に面白いと思ったんです」
 某3「この主人公、いきなり強くなりすぎだろ?」
 某1「あのさー、なんでみんな殺人狂になったの?」
 増田「米軍のウイルスでも漏れたんじゃないですか?」
 某1「死ね! 死んでしまえ! ちゃんと考えろ!ww」
 増田「えー、でも理由の説明がない話ってあるじゃないですか」
 某1「ホントお前は、物事の理由を考えない奴だなー」
 某2「でも、竹熊健太郎が原作してるナントカに似てますよね」
 増田「そうそう。チャイルドなんとか。オトナが米軍のウイルスで全部死んで、子供だけで社会を作る話」
 某3「もう少しちゃんとした理由付けがないと読めない」
 増田「じゃあ、宇宙から来たウイルスにしましょう」
 某3「お前、SFを読め。な?

 増田「で、こっちが本命、中学生くらいの読者を意識して、中学生男子を楽しませるためだけに作った話」

 企画2 タイトル未定 魔法物

 企画意図
 「中学生くらいの自分が何を読みたがっていたか」思い出し、中学生だった自分にとってカッコイイ話、受ける話、を追求する。
 魔法の細かい設定を大量に緻密に出すことで、「すごい設定、カッコイイ」と感じる心を刺激する。
 種類の違う美少女をいっぱい出す。
 「王道の少年向けライトノベル」を書く。
 
 どの部分を売りにするか
 派手な魔法バトル。魔法の設定や世界観。美少女キャラクターたちのかわいさ。

 ストーリー概要

 主人公はある日、「日本を守る魔法使い(美少女)」と「魔法テロリストたち(美少女)」の戦いに巻き込まれてしまう。
 主人公は実は魔王の生まれ変わりであり強大な魔力を秘めているのだ。テロリストたちに誘われて一緒に活動するが、結局は「日本を守る魔法使い」側に戻ってきて、活躍し、テロリストたちを退ける。

 ストーリー詳細

 主人公は、ある事故で家族を死なせてしまったため、罪悪感を抱えた少年。ある日、夜に散歩をしていたら、公園で二人の女の子が戦っていた。和風の女の子が怪物を操って、西洋人形のような美少女を攻撃している。主人公はとっさに、西洋人形のような少女を助けるために飛び出した。和風美少女に隙ができたとたん、西洋風美少女は主人公を人質に取る。和風美少女が対処しかねていると、魔法を使って逃げてしまう。
 あんたが邪魔をしたので逃がした、と怒る和風美少女。西洋美少女は日本を侵略する魔法テロリストで、自分たちは日本を防衛する魔法防衛局の一員なのだと和風美少女は言う。
 主人公は「悪いことをした、償いたい」と罪悪感を覚える。
 「結界が張られていたこの場所に入ってこれるなんて、よほど魔法の素質がないとあり得ない」ということで、主人公は和風美少女たちの組織・国家魔法防衛局に行って検査を受けることに。
 検査を行ったのは眼鏡をかけたマッドサイエンティスト風魔法少女で、なにか凄い数値が出たらしく驚く。しかし何が凄いのかは主人公には教えてもらえない。
 和風美少女は「すごく才能があるので、すぐにでもうちで訓練を受けて」という。
 自分の力が認められて嬉しい主人公。これで失敗の償いもできると喜ぶ。
 魔法防衛局の施設で、訓練の日々を送る。和風美少女は学校などの日常生活にまでついてくる。
 主人公と和風美少女はだんだん仲良くなる。
 充実した生活だと主人公は思うが、しかしなぜか和風美少女の表情は晴れない。
 ある日、いつものように施設に訓練に出かけると、なんと和風美少女たちが自分を殺そうとする。
 実は自分は、魔王とも呼ばれる悪の大魔法使いの生まれ変わりだったのだ。
 殺されるという極限状況の中で、主人公の中の前世の記憶が目覚め、主人公は強力な魔法を使って施設を脱出する。
 脱出の過程で町を破壊し、多くの人間を傷つけた。もう戻る場所がないと苦悩する主人公。そのとき、彼の前に西洋風美少女が現れる。彼女は、「自分たちに協力して一緒に戦わないか」と呼びかけてくる。
 自分たちは正義のために戦っている、あなたの魔力があれば勝てる、という訴えは主人公の心を動かした。
 主人公は西洋風美少女たちの組織にスカウトされ、ともに戦う。
 だがその戦いとは陰湿なテロ行為に他ならなかった。主人公の心は揺れる。
 止めに来た魔法防衛局の魔法使いを楽に一蹴するが、勝利の快感はなかった。
 ある日、組織が「日本がひっくり返るくらいの大作戦」を打ち出す。
 万単位の死者が出る計画に、さすがに主人公はためらう。
 作戦の本番で、駆けつけてきた魔法防衛局の面々と戦闘になる。魔法防衛局の面々にはあの和風美少女もいた。彼女を殺さざるを得なくなった主人公、ついに「できない」と裏切りを決意する。
 主人公が裏切りを決めた途端、テロ組織は主人公の魂を魔法で分割する。魔王としての人格だけが残り、人殺しを嫌がる人格は追い出されてしまう。
 主人公、魂だけになってなんとか組織を脱出、魔法防衛局の和風美少女のもとにたどりつく。
 そして、「もうあの連中には付き合いきれない。たとえ君に殺されることになってもいいから、あの連中を止めたい」と協力を申し出る。
 主人公と魔法防衛局は力をあわせ、テロ組織の作戦を食い止める。「魔王の魂だけが残った主人公」は強かったが、なんとか倒し、主人公は肉体に戻ることができた。
 一度テロ組織に協力したことは確かなため、「自分は処罰される」と思っていた主人公。ところが和風美少女たちは快く許してくれた。主人公は和風美少女たちとともに、今度こそ本当の仲間として戦い始めるのであった。

 登場人物設定

 主人公
 名前未定。男子高校生。特技なし。
 つい最近、事故で家族を失う。自分が起こした事故ではないが、「助けることができたはずだ、オレが見殺しにしたんじゃないか」という罪悪感を持つ。
 だから「善いことをして、償いをしたい」という衝動を持っている。
 実は、200年前の大魔法使いアストラッハの生まれ変わり。
 家族を失ったショックで前世の記憶が目覚めつつある。

 真鏡瑠璃子(まかがみ るりこ)
 ヒロイン。和服の似合う美少女。魔法防衛局メンバー。
 代々魔法使いを輩出する真鏡一族の人間。
 一族の人間であること、自分たちが日本を守り続けてきたことにプライドがある。
 魔法訓練に人生を捧げてきたため、俗世間のことはやや疎い。
 日本式精霊魔術カミクリを使う。
 カミクリとは、「万物には神が宿っている」という日本古来のアニミズムをベースにした魔術で、風や土などの自然物に呼びかけて操る。
 
 城島咲(じょうしま さき)
 サブヒロイン。長身でショートカット、男装の似合うキリリとした美少女。
 魔法防衛局メンバー。
 剣の達人。
 精霊刀『獅子王』と『雪風』で戦う。
 剣術のほか、気功術による人体強化も得意としている。

 桜川ゆみか(さくらがわ ゆみか)
 小柄で小学生のように幼く見える女性。
 眼鏡をかけ、ぶかぶかのローブに身を包んでいる。
 魔法防衛局××支部の研究部長。実戦はできないが、魔法研究に関しては日本屈指の実力者。
 研究のためなら平気で常識を逸脱する、マッドサイエンティスト的人物。
 
 アンジェラ・ホフマン
 魔法テロ組織「トゥーレ騎士団」の現指導者。
 外見は12、3歳の金髪ツインテール美少女。ロリータファッションをこよなく愛する。
 しかし、数々の悪魔と契約し、200年以上の時を生きてきた大魔法使いである。かつてアストラッハの部下であった。
 乳房など体の各所に「魔星(ツァオバーシュテルン)」と呼ばれる魔法文様を持ち、この文様を使って悪魔を召還する。
 「魔法によって世界を楽園に変える」というトゥーレ騎士団の思想を信じ、手段を選ばない冷酷な性格。
 サディスティックな側面あり。

 ヒルデガルド・イェーガー
 トゥーレ騎士団所属。アンジェラの片腕。
 軍服に身を包んだ、シルバーブロンドで無表情な女性。
 ロボットのように無感情で、口数少ない。
 アンジェラの命令には、「ヤヴォール、フラウ・コマンデル!」と答えて絶対服従する。
 彼女の体には数々の魔法装置が埋め込まれており、呪文一つで手足がビーム砲になったりでっかい剣になったりする。なかでも自分の右腕を巨砲に変化させる「八十八式魔導砲(ツァオバービュクセ・アハトアハト)」は強大な威力を持つ。


 某2「なんでも『魔法』って付ければ良いと思ってませんかww」
 某1「なんだよこのダサさ! ここまでベタにするなら、もっとカッコイイ名前にしろよ! 『アハトアハト』って何だよ!!」
 増田「男の子の大好きなドイツ語ルビですよ! ドラゴンサーベルよりドラッヘンゼーベルの方がカッコイイでしょう?」
 某3「つうかパクリばっかじゃん! 中学生の妄想じゃん!」
 増田「中学生の妄想をやれば受けるんだ、という意見に従って書いた」
 某1「あー、方向性としては間違ってないんだけど。娯楽指向なのは認める。でも、まだ浅い。ここは大陸棚。もっと深く深く潜れ」
 増田「じゃあ、『魔法防衛局』じゃなくて、日本を裏から支配しているナントカの一族がいて……」
 某1「スケールを大きくすれば良いっもんじゃねぇよ!」
 某3「これってイヤボーンじゃないか」
 増田「中学生イヤボーン大好きですよ。努力なしで超人になりたいんですよ」
 某3「中学生なめんな!」
 増田「ぼくなんて『いつかイヤボーンしてダーク・シュナイダーになる』ことを夢見てました」
 某3「人生なめんな!」
 某1「全能願望があるってのは確かなんだけどさー。まだ主人公が甘いって。陰がありすぎる。家族を救えなかった罪悪感とかいらない。主人公は何があっても『チッ』とか『フッ……』とか言ってなきゃダメ。中学生はそのくらいの全能な自分を求めてるんだよ。中二病のサイト行ってみ」
 増田「それだと主人公が全く苦戦しないから盛り上がらないのでは」
 某1「そこをなんとかするのが技なんだよ。あと、バカが足りない。もっと弾けろ。たとえばオッパイに魔法回路があって、揉めば揉むほど空間のマナが集まって魔力が出るとか」
 増田「エロスは適度に必要だと思ったので、女の子の体に魔法陣を刻みました。ローゼンメイデンみたいなロリ服の美少女が、服を破いて裸になって、乳房の間に手を突っ込んで悪魔を召還して戦うんですよ。これは中学生ハアハアですよ」
 某4「絵がないとダメなのでは……」
 某1「まだ甘い。やっぱ乳揉まないとダメ。それでライバルは尻に魔法回路があってな、二人が対決するときはアッフンアッフン言いながら乳と尻を早揉みするわけよ。5回揉んだ! なに! 10回だと! あれは伝説の! みたいな」
 増田「バカみたいですよ!?」
 某1「そのバカがたりねーんだよ増田先生は! 中途半端にオトナになるな!」

 


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