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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 「正義の少女が殺しに来るぞ」の感想が集まってまいりました。
 モノスッゲー評判が悪いです。
 誤字脱字とか、「登場人物の名前や外見が途中で変わってる」とか、細かいミスはいま直してます。
 が、「ストーリーが根本的にダメ」という意見が多いので、これをいじりまわすよりも別の話を書いたほうがいいと思いました。
 2週間くらいで短編を1本あげます。 
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 まえまえから言っていた「ホラー長編」なるものを書きました。

 「正義の少女が殺しに来るぞ」
 http://www2.tokai.or.jp/LOOP/seigi0610.txt
 こちらです。

 今回は推敲の時間などまったくとれず、エンドマークをつけたのが10分前。
 70日では時間が足りなかったのか、それとも新しいものにチャレンジしたから遅いのか。
 
 今回はこういうお話です。

 あらすじ。

少女・弥生は兄を慕っていた。ある日、兄がイジメを苦に自殺してしまう。復讐を願う弥生の怨念が、ロシアの殺人鬼アレクセイの霊を呼び寄せた。アレクセイの力を借り、ロシア特殊部隊の殺人技術を手に入れた弥生。イジメの実行犯、放置していたクラスメートを次々に殺していく。
 クラスメートたちのうち三人が、「黙って殺されてたまるか、反撃だ」と動き出す。もとイジメられっこの武道少年、啓と、幼なじみの武道少女、翔子。高いパソコン技術をもつ皮肉屋ブロガーの礼一だ。
 三人は「翔子の道場にクラスメート全員を集め、防衛しやすくする」「犯人をおびきよせる」作戦を立てた。
 道場に集められたクラスメートたちは宴会状態で、啓はクラスメートたちにからかわれながらも楽しく過ごす。
 しかし弥生は啓たちの防御策をものともせず、大型トラックに乗って突撃してきた。トラックにひき殺されるクラスメートたち。啓は難を逃れたが礼一は殺されてしまう。翔子は武術を用いて敢然と弥生に立ち向かうが力及ばず、目玉を潰され、脳にも酷い損傷を負わされてしまう。生き残った啓は、自分の無力を思い知って慟哭する。
 その後、啓は入院中の翔子のところにお見舞いに行く。障害を負っても明るい翔子を見て啓は安心するが、ふとしたことから「翔子の明るさは演技。ほんとうは死にたいほど辛い」と知ってしまう。
 改めて、あの修羅場で行動できなかった自分のふがいなさを悔やむ。犯人を自分の力で捕まえて翔子の仇を討とうと決意する。
 そのころ、弥生はアパートの一室に潜伏し、これからどうしようか思案していた。翔子を倒したものの、反撃で片腕を潰されてしまったのだ。復讐を続けるのは難しい。『もう復讐はやめようか? いや、まだダメ。まだ、わたしの中の兄は悲しんでる』弥生は復讐方法を変えることにした。霊を用いた精神操作能力で人々を操り、犯罪者を大量に生み出して世界そのものを破滅させるのだ。
 作戦はうまくいき、たちまち東京は無数の殺人犯やテロリストの跋扈する都市となった。
 すっかり危険になった町を、啓は歩き回っていた。犯人を呼び出すためのビラを繁華街に貼っているのだ。
 「兄さんが死んだ本当の理由をぼくは知っている。君に教えたい」という内容だ。
 弥生は連絡を取ってきた。「×時×分に来い」と指定してきた。ここから全力で行かないと間に合わない時間だ。電車がテロで止まるなどのアクシデントを乗りこえてなんとか指定の時間通りたどり着いた。
 呼び出された場所は、啓たちの教室だった。
 「ほんとうの理由は何?」と問われた啓は、兄を馬鹿にする発言をした。怒り狂った弥生は攻撃をしかけてくる。技術と体力の限りを尽くして弥生に対抗する啓。しかし、精神攻撃には勝てなかった。弥生の霊力が啓の心奥底にまで浸透していく。
 啓のいままでの人生が再生される。
 啓はイジメられていたが、翔子の助けもあってその状況から脱することができた。
 弥生の兄のことも助けようとしたが、しかし弥生の兄は「暴力は嫌だ」と拒否した。
 あくまで言葉の力だけで解決しようとして、ついに力尽きて死んだのだ。
 啓は弥生に向かって言う。「きみの兄さんが死んだのは誰のせいでもない。兄さん自身が選んだ道だ」
 自分のやってきた復讐が無意味だと知り、愕然とする弥生。敗北を認め、償おうとする。
 それから一週間。戦いの疲れで寝込んでいた啓のもとに翔子がやってきた。もう歩けないはずの翔子は奇跡的な回復を遂げ、すっかり前向きに戻っていた。
 啓と翔子は抱き合って、互いに感謝を伝え合う。

 ホラーとは違うジャンルになってしまいましたが、意識してスプラッターシーンをガンガンいれてみました。迫力があったかどうか、ぜひご意見をお聞かせください。
 日曜日に、html化した修正版をアップします。
 
 ネットで評判になりつつあるマンガ、えすのサカエ「未来日記」(1巻)を読みました。
 
 未来が分かる日記、を手に入れた人たちが生き残りを目指して殺人ゲームする話。
 デスノートと比較されてるのを読みましたが、どっちかっていうと「エルフェンリート」+「ネウロ」的な面白さを持ってるマンガです。
 かわいい女の子があんなことを! 
 なにこのムチャな展開! ツッコんだら負けだ!
 主要キャラが、一生忘れないくらい素敵に狂ってる!
 みたいな。
 怒涛の勢いと、物語全体に漂う狂気、が魅力。
 
 コミケをつくりあげた偉大な人物、米沢嘉博が亡くなりました。
 「代表を辞めます」「亡くなりました」この間は本当にわずか。
 ギリギリまで頑張っていたのです。つくづく凄い方でした。
 あれだけの人数が集まって欲望を全開にして走り回り、それでいて一応の平和が保たれている奇跡のようなイベント、コミケ。
 いまや日本の文化と産業を代表する、あの場所。
 法律と理念の間で綱渡りを続けながら25年間、あの場所を発展させてきた。
 彼がいなければ日本の大衆文化は大きく変わっていたろう、と断定できます。
 まだ50代。イワエモンさんと同じ。
 あまりに早く、惜しい人を亡くしたものです。
 わたしもコミケには愛着を持つ一人。
 偉大な志を受け継いでゆけるだろうか。
 いや、いかねばならない。
 いぜん応募した「泣き虫兵器ベルタ」を知人たちのツッコミが入りまくり。
 「なるほど! それはダメだ!」と思っても、もはや直せない。
 


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