ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
こちらです
https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今回の青少年健全育成条例改正案(長いわい!)について、ネットのいろんなところで、いろんな人がいろんなことを言った。
いちばん心に響いたのは、葛西伸哉さんの、これ。 清らかな世界で生きたい「あなた」へ 部分引用します。 でもね。 「あなた」もまた、誰かにとって『不愉快』『気持ち悪い』存在なのかも知れません。いえ、ほぼ確実にそうです。 (中略) 明確な根拠のある『害』ならば、規制や制限もやむを得ないことでしょう。 しかし、「よくわからないけど『不愉快』だし『気持ち悪い』」という理由で何かを排除する事は、確実に「あなた」自身の足下を崩していくのです。 そう、私が言いたい事の核心はこれ。 規制反対派が論理を持ち出しても、「エロ、特にロリコン物を喜んでいるなんてキモチワルイ、そんなの否定して当然」という人がいて、それが「世の中の多数派」らしいということに、私はおびえている。 そしてその人達が自分の価値観をまったく相対化していない、「自分達は、あたりまえのことを言ってるだけである」と信じ込んでいることに、おびえている。 自分と全く違うもの、理解できないものをキモチワルイと感じる。 当たり前のことかもしれない。争いの中で自分のグループを守る、人間の防衛本能かもしれない。 気持ちが分からないわけじゃない。 でも結局、歴史上の虐殺事件や差別、弾圧というのは、「その、あたりまえの感情」が苗床になって起こった。どんな優秀なアジテーターも、何もないところに憎悪を生み出すことはできない。いつだって火種はあった。 だから…… あいつらキモチワルイ、という「当たり前の防衛意識」を発現させる前に、もう少し考えてくれないか、という……君が我々に抱く嫌悪は「当たり前の気持ち」なんだけど、もう一度立ち止まってくれないか、という…… 「でも、あなたもまた、誰かにとって不快で気持ち悪いかもしれません」という言葉は、あまりに重い。この言葉があるかぎり、歯切れ良く「我は正義なり!」「我は被害者なり!」って言えない。思えない。世界は灰色で、白黒に分かれない。 でも人間が、すべての人間が胸に刻んでおくべき言葉だと思う。 私も「我は被害者なり!」って言うの自重する。 PR |
カレンダー
フリーエリア
最新コメント
[10/25 Home renovation]
[10/25 Быстрые деньги Минск]
[10/19 TopHost]
[10/19 CloudVPS]
[09/22 Harrytebra]
最新記事
(05/17)
(04/06)
(03/22)
(06/16)
(05/29)
最新トラックバック
ブログ内検索
最古記事
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/10)
(09/12)
カウンター
アクセス解析
|