ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 アニメ「SSSS GRIDMAN」が終わりました。 最終回の感想書いてませんでしたね。 うーん、まあ…… 面白かったけど、期待ほどではないというか…… ダーリン・イン・ザ・フランキスみたいな、ちゃぶ台返しというか、「えっ、そっちに行っちゃうの。今までの話はなんだったの?」という当惑はない。 きっちりまとまってる。 アクションも最後まで格好良かった。 いや、最後こそ格好良かった。 限りある生命こそが尊い、というのも、定番の主張ではあるが、まあ良かった。 「アカネが街を作っていた、あの世界」は要するに何なのか、グリッドマンとアレクシスは何なのか、いろいろSF的に空想を膨らませたくなる。 「たとえ作り物の世界の作り物の人間でも、そこに住んでいる人たちにとっては架空の世界じゃない、本物の現実で、本物の人間だ、ないがしろにされてたまるか。」 というテーマは、山本弘の「神は沈黙せず」みたいで大変良かった。 現在、コンピュータゲームの中は虚構世界であって、そこで人を殺そうがなんだろうが自由、というのが常識だろう。 でも人工知能が発達して、ゲームのキャラクターが人間並みにものを考え、自由意志を持つようになったら、それはもう虚構の世界ではなく、現実世界と同格と考えるべきかもしれない。 そんな未来を予想させてくれる。 でもねー。 百合的にね~。ちょっとね~。 私、百合モノ好きなんですよ。 女の子同士が、疑似恋愛的に仲良くする話。 同性愛とはちょっと違うんだけど愛しあう話。 「まどか☆マギカ」も「プリンセス・プリンシパル」も「終末のイゼッタ」も好きなんですよ。 SSSS GRIDMANも最終的には、アカネを六花が愛の力で救う、百合モノになっちゃってねー。 濃密でアッチッチな百合でね~。 でも、君ら、いつのまにそんな感じになっちゃったの? 六花はアカネを友だちとして好き、だから助けたい。 それは創造主アカネによってプログラムされた感情である。 たとえプログラムされた感情であっても構わない、と六花は、自らの意志でその感情をふたたび選びとった。 そこまでは良い。 でも、アカネが六花のこと好きになる過程が、描写されて無くて…… 4話の時点では、アカネは六花のこと、「早く逃げないと死んじゃうよ―(笑)」みたいな感じにしか思ってなかったのに。 その後何があって、あそこまで相思相愛になったのだろう。 ほんと、「終盤(9話)になって急に」なんだよね。 なんでそういう心の動きになるのか分からない…… あと、もう一つ。 アカネを「救うべき存在」として描いた事自体が、私の観たかったものと違う。 私は、ケラケラ笑いながら怪獣で殺戮するアカネのことを、悪役として好きだったんですよ。 ジョジョのディオや、ヘルシングの少佐が好き、というのと同じ意味で好きだったんですよ。 悪だから魅力的だったのに…… 原作「電光超人グリッドマン」と同じで、最後は改心エンドになることは決まっていた。グリッドマンとはそういう作品だ。……というなら、仕方ないか。 PR |
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