ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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「ゾンビランドサガ」最終話見ました。
すばらしい。 こんなに感動したのは数年ぶり。 今日は夜勤明けで休みだったので、ずっと繰り返し見ていた。 何回見ても飽きない。新しい感動がある。 さくらの心が動いて、立ち直っていく過程に、めちゃくちゃ感情移入できた。 何がいいって、ギャグとシリアスの相乗効果だよ。 いつまでも立ち直ってくれないさくらに、たえちゃんが泣いちゃった ↓ と思ったらヨダレでした。たえちゃんが、すごい勢いでさくらに食らいつく ↓ と思ったら、食べようとしたわけではなく、さくらに振り付けを教えようとしていた みんなでさくらを助けよう、と心を一つにするフランシュシュ ↓ と思ったら、さくらは「ほんとそういうのいいんで。そうやって勝手に盛り上がるのがイヤなんですけど」ってウザがる。 そう簡単に、お涙頂戴にしないぞ! ってギャグにして、それ以上の感動展開でギャグを超える! 脳を左右から殴りまくられて、気持ちいい!! 「愛のムチ」とか嫌いだから、ゆうぎりのビンタは嫌い。 でもビンタだけでなく、サキも愛も、説得力のある方法で、さくらの心を動かした。 すばらしい。 そのあとのライブも良かった。 会場が壊れ、暗闇の中、巽幸太郎の手拍子だけが鳴り響く。 サキと愛と純子が立ち上がり、アカペラで歌い出す! そして……彫像のようにピタリと止まり、さくらが歌い出すのを待っている! 名シーンすぎて胸に焼き付いた。 打ち合わせしたわけでもないのに……なんという以心伝心、なんという信頼…… あそこでさくらが「無理です……」って泣いちゃったら、本当にライブぶちこわしなのに…… それを覚悟の上でやってるんだ…… 巽とさくらの関係性を「ありがとう、乾くん(ニコッ)」だけで描いたのも良かった。 たぶん、乾くんは、本来は暗かったり気弱だったりする男の子なんだろう。 ガタリンピックでドモっていたのが本来の彼なんだろう。 そんな自分を、さくらが笑顔で救ってくれたから。さくらのことを好きになって、さくらの願いを叶えるために……ということなんだと思う。 細かく描いてないけど、そうなんだろうなあ、ということがきっちり伝わってくる。 「おれがもっとるんじゃい!(中略) 絶対に見捨ててやらん!」は、愛の告白そのものだな。 でも、その気持が伝わってしまったら困るから、あくまで一プロデューサーとして、必要以上に仲良くなりたくないから、辰巳は道化の仮面をかぶっているんだ。さくらを「ぺちゃ鼻ゾンビ!」とかイジってるんだと思う。 たった一度きりの笑顔のために、死者を蘇らせ、作曲もPRも全部やって、血の滲むような努力で、アイドルへと押し上げる。 かっこいい人生で泣けてくる。 筋肉少女帯の「ノゾミ・カナエ・タマエ」三部作、という名曲を強く連想する。 ひとりさびしく死んでしまう少女。 その少女を密かに好きだった少年。 ふたりの願いを聞き届けて、奇跡を起こした……ように見えて、人々を弄ぶ残酷な神様。 でも比較するとぜんぜん違うんだよね。 ノゾミ・カナエ・タマエ三部作は、「世界を呪う」話だけど、巽もさくらも、「世界を呪う」という発想が全然ない。 どんなにつらいめにあっても、「幸せな人間が妬ましい。お前たちも、私と同じ目にあってしまえ」って思わない。 なんで思わないんだろう。 ふつう思うだろ。 自分だったら「世の中への憎しみ」で頭がいっぱいになるのに。 巽もさくらも自分の中からは出てこない、自分とは似ても似つかないキャラクターだ。 だからこそ強く憧れる。 とにかく素晴らしかった。 まあ、「10話は、ゆうぎりの話にしたほうがよかったのでは?」という不満はあるね。 他の子はみんなスポットライト当たってるのに、ゆうぎり一人だけ冷遇されてる。 まだまだいろいろな話を見たい。 ぜひ続編を!! PR |
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