ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 アニメ「ゾンビランドサガ」の11話を見た。 泣ける、感動した、というより…… 心にグサッと刺さった。 さくらは、生前の記憶を取り戻した。 ところが逆に、ゾンビになってからのアイドル生活を全部忘れてしまい、超ネガティブ思考になってしまった。 生前の彼女は、スポーツも勉強も、努力しても努力しても成功できない、挫折だらけの人生だったのだ。 その挫折のことを思い出したさくらは、「自分は『もってない』。アイドルなんてできるはずがない」と、活動を拒否する。 サキやリリィが説得するが、さくらの絶望はあまりに深く、じわりとも動かない。 そして、さくらはひっそりと姿を消す…… 「どうしてそんなに頑張れないんですか?」 この自問自答が、あまりに痛い…… さくらは「死ぬほど頑張った」人間。 軽々しく、あなたの気持ちがわかるとはいえない。 でも、「わかる」。 その欠片だけなら。 仕事でも趣味でも人間関係でも、挫折と諦めを経験したことのない人は、きっといないだろう。 やっとあきらめて楽になろうとしている人に、「ほんとうはやりたいんだろう? もっとがんばれよ」と励ますことが、どれほど残酷か…… いままでの明るくて前向きな、空回りするくらいのさくらをよく知っているだけに、今回のネガティブさくらは、私にすごい衝撃を与えてくれた。10話も、「さくらは、ものすごい頑張り屋」を印象づけるためにあったんだろう。 あのくらい明るかった子の心を、あれだけ砕く挫折のつらさ…… 「どうしてそんなに頑張れないんですか?」 「どうしてそんなに頑張れないんですか?」 「どうしてそんなに頑張れないんですか?」 夢に出そうなフレーズだ。 やめてくれよ……もうやめてくれよ…… そこに孝太郎が、熱い言葉を叩き込む。 「俺がもっとるんじゃーい! お前がいくらもってなかろうが、俺がもってりゃええんじゃい! なんかこうでっかい、すごいなんか、でっかくてすごいのを、俺はもってるんじゃい! いいかさくら、だから、俺は、お前を絶対に見捨ててやらん!」 このむちゃくちゃな説得。この語彙不足。 でも、これしかない。 理屈で説得したってダメに決まってる。 絶対の絶望には、絶対の希望をぶつけるしか無いのだ。 いまこそ孝太郎が本音の直球を投げてきた、心が叫んだ、という印象もある。 フザケてるアイドル奉行でもなく、純子をカッコ良く諭したプロデューサーでもなく。 さくらを大切に思う、ひとりの人間として。 はたして、孝太郎がさくらを愛する理由とは何か。 そしてさくらは、再び歩き出せるのか。 もうすぐ、最終話が放映される。 PR |
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