ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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明日は電車で出勤しろとの指示。
路線検索して仰天した。 ウギャーッ、片道1200円!! 通勤だけで2400円かかるとか、どういうことだよ。 給料の3割が電車賃で消えるとか。 同じ東京都内なのに。東京も広いなあ。 PR
ダンゲロス読み終わりました。
かなりボリュームがあるので脳に負担がかかりました。 いやあ面白かったですよ。 なにが面白いって、「緊張感」でしょうか。 先が読めないから。 鳴り物入りで登場し、過去が描かれて、「こいつは主要キャラだな」と私が認識しても、わずかなボタンの掛け違いで容赦無く死ぬ。 「重要なキャラはストーリー上の役割を果たすまで死なない」とか、そういう予定調和的なルールを一切守らない。 まさにテーブルトークRPG、それもヒーローポイントがない、昔のやつ。 ラスボスのつもりで作った敵が、ダイスの目が悪いってだけで秒殺されてゲームマスター唖然、みたいな展開が連続してる感じ。 「実はコイツにはAという能力があったのです。だから敵の攻撃Bは無効です」「残念、今回はA能力は使えないのです、だからコイツは死にます」みたいな展開が結構あって「後出しジャンケンじゃん」とも思いましたが、でも読み返してみると伏線があるので、アンフェアではない。 複数の勢力がそれぞれの思惑でくっついたり裏切ったり、状況が錯綜する、という意味でも「先が読めない」。 最後の数ページになるまで、どうなるのかわからない。 「これがどういう話なのか」が分かるのは本当にラスト。 いちばん好きなキャラは黒鈴。 いやだいやだと言いながら脳味噌食べて、次々に能力を切り替える姿がツボ。 っていうか、たった1日の間に、1400グラムもある脳味噌を4回も完食して、おなか大丈夫なんですか。 惜しむらくは、「貧乳」と明言されているのに、じっさい裸になるシーンでは「形の良い、小ぶりな乳房がぷるん」どまりであるところ。 ちげーだろーが、そこはぺったんこだろ。「甘食おっぱい」だろ? ぷるんっていう貧乳なんて貧乳じゃねえよ。俺がどんだけ期待していたと思ってるんだよ。 二番目に好きなのは一刀両。思考が狂い過ぎていて、読んでいてワクワクする。 え? なに、眼鏡っ子がいるって? おれ、鏡子だめなんだ、あれは受け付けないんだ。 いいやつだとは思うけど萌えの対象ではない。 ビッチだから? いや、グルグル眼鏡だから……「グルグル眼鏡で眼鏡とったら美人」やめて……
ついに「戦闘破壊学園ダンゲロス」を手に入れた。
超能力者のたくさんいる世界で、番長と生徒会が殺し合いをする話。 ちょっと読んでみた。 第一印象は「なんだこの変な文章」。 どうしてだろう、この違和感、と考えてみると、 「視点が登場人物の内面に入り込んでないから」。 三人称なのに擬似一人称、視点を登場人物に一体化させて、内面や体感を直接書く、という書き方(今のライトノベルの主流だと思う)をあんまりやっていない。 「彼はこう思っていた。その理由はこれこれである」と、「上から」「外から」書いてしまう。「理由はこれこれである」と説明している者は「登場人物の心」ではなく、「作者」だ。「作者」が明確に自己主張して、箱庭を上から見て論評している書き方だ。 銀英伝みたい、というか、歴史物みたい。昔に起こったことを後から分析しつつ記述しているような書き方。 だから違和感があったんだけど、でもやっぱり面白い、引き込まれる。 文章にはすぐに慣れた。 いままでの「能力バトル物」とは一風違う、ひねってるね。 私は「戦う司書」シリーズが好きで、「理想の能力バトル」だと思っていた。 ダンゲロスは「司書」とは違う面白さを追求している。 司書は「何億匹もの蟻を召喚する」とか「2秒先の未来を完全に予知する」とか、お互いの能力を知った上で、有利不利や相性を考えて、いかに倒すか、という話だ。 いっぽうダンゲロスは闘いの事前準備に重きを置いている。情報収集と偽装。 「能力を知られてしまったら不利で、半分負けたようなものなので、いかにして能力の正体を隠すか、偽装するか、が重要」なのだ。まだ全部読んでないけど、たぶんそうだ。 生徒会長の能力が面白い。ツボにはまった。 敵である生徒会長・ド正義卓也(めだかボックス以上の珍名w)の能力、「超高潔速攻裁判」は「睨んだだけで人間を死刑にできる」。 じゃあ無敵なのか、というと、そんなことはなくて、「私刑じゃなくて死刑」だから、「現地の法律で死刑に相当する人間しか殺せない」。 「裁判の過程を早回しする能力にすぎない」と説明されていた。 だから法律の厳しさによって彼の攻撃力はぜんぜん変わってくる。 極端な話、死刑制度が廃止された国では彼の能力はピクリとも発動しないんだろう。 よって彼は、どうしても厳しい校則を作る必要があった……! 「なるほど、その考えはなかった」。膝を打った。 「強い万能の能力」なんて誰にでも考えられる。 むしろ「制約の大きい、それゆえにドラマチックな能力」が欲しい。 生徒会長の能力は、まさにそれ。ストーリーの根幹と結びつき、彼のメンタリティをも象徴するものだ。 全部読んでからまた感想書く。
きのう書いた、「ボイドの直径は1億光年を超えているから3000万年では横断できない。最低でも1億年かかる」って問題だけど。
5巻の当該部分を読み返してみると、「私の早とちりか?」という気もしてきた。 「ボイドの直径をまるまる横断して、反対側に来た」とは書いてない。 それどころか横断という言葉も使っていない。 ノルルスカインはボイドの曲面にそって3000万年進み続けた。 その間、オムニフロラは「球形のボイドを黙々と泳ぎ渡り」、先回りしていた。 としか書いていない。 「球形を泳ぎ渡り」という表現が、私の中で「中心を通って、直径分移動した」と解釈されたんだろう。地球にたとえれば、日本から真下に穴を掘ってブラジルあたりに到達するような。 だが、180度向こうに泳ぎ渡った、とは書いていないのだ。 どんな経路をたどったのかは解釈次第だ。 球形のボイドを斜めに泳ぎ渡ったのかもしれない。 斜めの角度を浅くすれば、3000万年だろうが100万年だろうが、別になんの矛盾も生じない。
こないだ読んだ、小川一水「天冥の標」5巻、宇宙のあらゆる文明を取り込んで増殖する怪生物オムニフロラとの、何千万年もの闘いの描写が素晴らしかった。凄惨なのに、どこか詩的で崇高。
が、読み返してみると不思議なところが。 オムニフロラが、球形のボイドを三千万年かけて横断? ボイドって宇宙の大規模構造のボイドだよね。 (宇宙には無数の銀河系があるが、均等に散らばっているわけではない。 銀河系の存在しない領域、巨大な空洞(ボイド)が存在する) ボイドの直径は1億光年を超えている。 オムニフロラの速度は最大で0.8光速だから、3000万年では横断できないのではないか? たんに間違えたとは思いたくない。 なにか意味があって、ボイドの大きさを小さく設定したのか。 それとも私が不勉強なのかな。 |
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