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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 一転して、警備の仕事が忙しい。
 昨日も昼夜連続勤務をやった。そのあと家で爆睡。ああ、10日ぶりの休日が睡眠だけで半分吹っ飛んでしまった。なんか物凄く損をした気がするが、24時間寝ない状態で家に帰ってくると、「早く寝たい」以外のことは何も考えられないんだよね。

 ところで最近思っているのだが。
 「世代大戦」って本当だろうか。
 いや、雑誌「SPA!」に「第一次世代大戦」という連載があって、

「権力VS反権力」とか、「資本家VS労働者」とか、そんな枠組みで世の中を見るのは古い。今の日本には、そんな対立構造はもうない。
 今の日本にあるのは「年寄りVS若者」だ。
 年寄り(団塊の世代や、それ以上)が福祉や税金を独占し、高い給料で企業などに居座り続けているせいで、若者が割りを食っているのだ。いま若者が失業やバイト生活に苦しんでいるのはみんな年寄りに搾取されたせいなのだ。
 若者は力を合わせて、年寄りの支配を打ち破ろう!

 みたいな内容なんだけど。
 同じ考えを持っている人は私の友人知人にもいる。
 「嫌韓流」の作者も「嫌老人流」とか言い出した。
 私はこの連載、一理あると思って読んでいたんだけど……
 だんだん、「そりゃ無茶だろ」「基本的な事実認識が間違ってるんじゃないか」と思い始めた。
 
 そもそも、「老人は福祉を独占している、高い給料を独占している」というのは事実なのだろうか。
 私の会社には60歳以上の人間が大勢いる(警備員の半分はそうだ)が、みんな月に10万~15万の収入しか得ていないよ。私と同じか、それ以下の収入だよ。
 その収入でカミサンや子供がいたりする。掘っ立て小屋みたいな木造アパートに住んで、毎日同じ、色あせて繕いだらけのジャケットを着て、たまにワンカップ飲むだけが楽しみで、弁当を買う金もないからお握りを2個くらい食べて、バスにも乗れないから2キロ3キロ歩く。
 ある現場で、60過ぎの相棒が、「もうすぐ親が死んで遺産が入るんだ。そうすれば原チャリを買えるから楽になるんだ。家だって、二部屋あるところに引っ越せる」って口癖のように言っていたことが忘れられない。

 裕福な金持ち、充実した福祉に守られている年寄りがいることは確かだ。

 しかし、ホームレス寸前の貧困な老人も大勢いるんじゃないのか?
 彼らの存在を切り捨てて「老人は保護されている、若者を搾取する特権階級だ」って言っちゃっていいのか?
 いまの職場で働けば働くほど、疑問が強まる。
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 ネットで、こんな会話を見かけた。

 「劇場版文学少女って、渋谷の映画館ではぜんぜん客が入ってないらしいよ。他のところでは入ってるのに」
 「渋谷の客層と内容がかけ離れすぎてるんだろう」
 「そうかなあ。かなり渋谷っぽいよ。ケータイ小説や昼ドラに近い内容じゃん

 う……たしかに、近いといえば近い。
 もともと昼ドラチックで、とくに巡礼者はそんな感じです。
 ふだんメロドラマとか嫌ってるんですが、でも原作は言い訳しようがないメロドラマなので、読んでる最中、「あ……俺って今、こんなんで感動してる……ふだんはウザがってるのに……」って衝撃を受けました。

 さらにネットで感想をチェックしたら、原作未読の人は割と感動してるみたいですね。
 どちらかといえば原作ファンが「あのシーンがない!」「これじゃ、あのキャラの意味がない!」って嘆いています。

 「空の境界」みたいに分作で完全映画化ができれば理想なんだけど……

 この映画が大ヒットすれば作り直しの機会もあるさ。
 けっきょく応援するのがいちばんじゃないか。
 劇場版"文学少女"が面白いらしい。
 こうひんひろみさんの日記を見て、「そうか、原作をまったく読んでない人間でも楽しめるのか……それは凄いな……」と感心しています。

 こうひんさんいわく、
「爽やか青春ラブストーリーか、と思わせておいてサイコスリラーに。んで最後に京極が出てきてウンチクを語りながらもつれた糸を説き解す。」

 そうそう、文学少女シリーズはみんなそんな感じ。
 心がもつれた人々を、「物語」の力で解毒し、憑き物落しをする話。
 遠子先輩のことを京極と言われると「え……」といいたくなりますが、確かに役割的に京極。遠子先輩のエネルギッシュな語りは中毒性があります。遠子先輩のおかげで、私はますますナイチチ好きになりました。もはや「眼鏡の巨乳か、裸眼の貧乳か」と言われると後者です。
 ……?
 すいません、前からそういう好みでした。「月姫」の頃から。

 「文学少女」シリーズ好きなんです。
 あの愛憎が入り乱れて人間の暗黒面と、狂気寸前のエネルギーがあふれ出してくるあたり……どこを切っても血と涙が出てくる物語が……
 男女の恋愛だけじゃない、さまざまな形の愛を描いた「真のラブストーリー」だと思ってます。いや、違うんだ、ラブという言葉ではまだ軽い。
 決して切り離せない愛と憎の物語。
 一番好きなのは、中盤の「“文学少女”と慟哭の巡礼者」です。
 主人公が、かつて好きだった少女、トラウマの原因となった少女、美羽に再会して、いろいろあって人間関係の決着をつける話。
 主人公と美羽の間の、「恋愛」とはちょっと呼びづらい、ねじくれた、痛々しい、でもすごく研ぎ澄まされて純粋な……相互依存関係? とでも言うべきものに、すさまじい迫力を感じた。
 私はヤンデレ好きでは決してなかったはずなのに、気がついたら美羽を美羽様と呼んでいた。冷静に考えると、美羽は最低な奴なんだけどね……特に、人間以外の動物に対してやったことは謝りようもないしね……つうか今からでも遅くないから自首しろよ……このシリーズは法が無視されすぎているよ……心が傷ついていたら何をやってもいいのかよ……
 理屈で考えると美羽は酷いんだけど、美羽の気持ちは痛いほどわかるのです。美羽をふくむ、すべてのキャラの気持ちがグサグサとくるのです。だから責められない。どうなるんだ、どうか幸せになってくれ、と祈るようにして読みました。
 ラストは大感動ですよ。人の心の力と、物語の力に、ただ感服ですよ。
 すべてのエピソードが好きだけど、とくに「巡礼者」が大好きです。
 どうやら今回の映画も巡礼者に近いストーリーらしい……
  
 でも好きだからこそ、「映画を観るのは、なんか怖いな」と思っていました。
 文学少女シリーズは一人称小説で、主人公の内面描写がすごく多い。
 映像で伝えきれるのか。
 しかも、全部で8冊もあって、人間関係や過去の因縁が複雑に入り乱れる話です。
 「巡礼者」は美羽のエピソードですが、主人公と美羽だけが動くのではなく、脇役もそれぞれの想いで動き、心を吐露して、吐露が波紋のようにひろがって主人公や美羽を動かしていく。その吐露がどれほどの重さを持っているか、美羽篇だけ読んでもわからない。その脇役がメインだった、別のエピソードを読まないと。
 だから……本当に映画一本でやれるのか。
 ジョジョのファントムブラッドの映画みたいな「ダイジェストしすぎで、訳がわからねえ!」ってなるんじゃないか?
 でも、原作未読でも楽しめるんなら問題ないのかな……?

 あと声優にも強い不安がありました。
 平野綾! 平野綾が美羽をやる!?
 いやあ……それはなんか配役がおかしいのでは……?
 美羽の冷たくねじくれた心、嫉妬と焦燥と独占欲が絶妙にブレンドされたあの黒さが、平野綾という声優とまったく結びつかない……平野綾って、「いわゆるヤンデレ」の役やってましたっけ……? 平野綾が得意なのって、ななせみたいな役でしょう? あるいは姫倉さんみたいな。
 誰ならいいのか?
 私はずっと「美羽は桑島法子がいい」と思ってました。
 「壊れた女といえば桑島」という過去の実績もあるし、「宮沢賢治ネタといえば桑島以外に考えられない!」のです。
 すっごく不安でした。
 しかし、「まいじゃー推進委員会」は「美羽がすごかった」「背筋がぞくぞくした」「平野綾ファンは観にいくべき」って……
 そうなのか。違和感ないのか。俺が平野綾のことを固定観念で見ていただけなのか。
 
 そんなわけで、大丈夫らしい!
 観にいきます。
 やばい。4月に入ってからほとんど仕事がない。
 たまに5000円くらいの仕事が入ってくるだけだ。
 しかも5000円の給料を得るために往復100キロもバイクで走っていくという。
 どう計算しても今月の家計が破綻する。

 ますだ「なんで仕事ないんですか?」
 会社「民主党のせいなんですよ(キリッ)」

 そう言われると仕方ねえな、ずっと支持者だったし。
 って、納得するか!
 毎年、4月は仕事が少ないし、去年の4月の収入は11万円だったのだが、今年も相当にヤバい。
 3月にたくさん働いたぶんの金でなんとかするしかないのだが、たぶん、なんとかならない。
 
 近所の踏み切りで、全身真っ黄色の服を着て旗を持った男を見た。
 列車見張員だ。2月までの私の仕事だ。
 ああ、あの頃は充実していたなあ。毎日仕事があって、監督に頼られて、食堂で大盛りを食べることができた、遠い日。もう何年も昔のようだ。
 2週間ぶりの休みだ。
 あれもやろう、これもやろう、と思っていたが……身体の具合が悪くて、あまりたいしたことが出来ない……
 そうそう、電話を新調した。
 携帯ではない。
 PHSなのだ!
 私はウィルコムユーザーなのだ!
 わずか5、6年前は「急成長!」「都会で使うならウィルコムしかない」「携帯を抜くか? ドコモは無理でもツーカーあたりなら抜けるだろう?」って言われていたのに、いまや滅亡寸前のウィルコム!
 機種変更のため、わずか30分ほど電話屋に座ってただけなのに、「ウィルコムを解約したい」という客が2人も来たよ! まさにお先真っ暗だな。
 しかし……もう10年もウィルコム(その前身のDDIポケット含む)使ってるんだ! 最期を看取るぜ!
 で、今回買ったのは「HYBRID W-ZERO3」。
 なんかいろいろあるW-ZERO3の中の最新機種。
 このシリーズはみんな同じような名前でややこしいよね。
 新型出るたびにZERO3、ZERO4、ZERO5って名前を変えれば分かりやすいのに、どっちが新しいのかも分からない。

 「W-ZERO3」
 「W-ZERO3es」
 「advanced W-ZERO3es」
 「WILLCOM 03」
 「HYBRID W-ZERO3」
 
 ZEROシリーズを全部並べるとこうですが。
 この名前見て、機能の違い分かります?
 どっちが高性能で、どっちが新しいものか分かります?
 名前的にはアドバンスドが一番新しそうな感じで、WILLCOM03は一番古い印象だ。
 もうね、なんつうかね、ネーミングに根本的な問題があるんじゃないかなと。

 でも、まあ、HYBRID W-ZERO3を使ってみた感触は、けっこう良い。
 なんといってもネット料金が無料なのが良い。ブラウザもいろいろ表示できる。メモリ不足でページが開けません」とか言わない。あと音が大きい。今まで使っていた電話は、なぜか知らないけど通話音量が小さくて、相手に怒鳴ってもらわないと会話できなかった。しかしハッキリクッキリ聞こえるようになった。
 でも……難点もある。
 ネットやってるときの操作性が、「中途半端にパソコン」なんだなあ……
 私は片手だけで操作したいんだよ!
 もう片方の手で吊革に掴まり、あるいは物を食いながら、片手でだけでサクサクとネットのどこまでも飛んで行きたいわけだ。ふつうの携帯やPHSならできる。いままでの機種はまるで10年前の携帯みたいな外見だった(ストレートで小さな液晶、カメラなし)けど、でも片手操作できて、楽チンだった。
 HYBRID ZERO3は「画面をタッチして操作する」ことを前提にして作られてる機械なので、いまいち片手ではうまく扱えないんだな……
 たとえば、2chでもヤフーでもいいけど、クリックできるところがたくさん並んでるとする。
 普通の携帯なら、方向キーを押すだけで、「次のクリック箇所、そのまた次」って動かしていくことができる。早い。
 パソコンならマウスで矢印を高速に、正確に移動させられる。
 でもHYBRID ZERO3は「画面を正確にタッチする」「方向キーで、ゆっくりと矢印を動かす」以外に選択肢がないんだな……
 タッチだと両手が必要だし、方向キー使うと矢印の動きが遅くて、じれったくて……普通の携帯の何倍も時間がかかる……
 このじれったさ、なんとかならんのか。
 他のスマートフォンもこうなのか?
 私が機能を認識してないだけで、普通の携帯みたいな「クリック箇所の素早い変更法」もあるんだろうか?
 
 まあ……でも前向きに考えよう。もっともっと、いじり回して好きになるのだ。


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