言葉の力で不動産勧誘を撃退できないか

　いや、わかってるんですよ。　
　勧誘電話がうざいなら無視しろと。
　相手するから、会話するから悪いんだと。
（悪いというのは道徳的じゃなくて戦術的に下策という意味ね）
　
　以前も（１年か２年前？）しつこい電話きたんだけど、あの時は結局、徹底的に「ガチャ切り」で対応した。

「こちら不動産会社の……」ガチャッ
「ご主人でいらっしゃいますよね？」ガチャッ
「あのー、切らないでいただきたいんですが」ガチャッ
「ますださん、ますださんのお宅でよろしいんですよね？」ガチャッ
「お話だけでもきいてくださいよー、なにか勘違いされてるんじゃないですか」ガチャッ
「あのー」ガチャッ
「あんで切っちゃうんですかー（笑）」ガチャッ

　かかってきても、かかってきても、ひたすらこの対応。
　これだと、せいぜい２０回程度で、相手は諦める。
　１時間もかからない。
　
　だが言葉の力で追い払いたかった。

　ダメだった。「反論」という形で会話に応じたら、相手の思うつぼなのだ。
　私がどんなに拒否しても「それは何故ですか？」「なぜそう思ったのか説明して下さい」って切り込んできて、時間と労力を搾り取られるだけなのだ。
　意味分かんないけどね。相手にとって、私の時間を奪って何のメリットがあるのか。
　私がカネを全く持ってないことは何度も説明しているのに。

　「ガチャ切り」以外に、効果的撃退法は無いか？

　むかしネットで読んだな、「修行するぞ！！」って対処法。
　悪党商法の電話がかかってきたら、相手が何を言っても

「修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！
修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！
修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！
修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！
修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！　修行するぞ！」

　コレしか言わない。
　すると相手は（気味悪がって？）必ず電話を切る。
　今度やってみるか。
　でも私、たぶん、「修行するぞ！」を２，３０回くらい言ったあたりで吹き出してしまうよ。
　「本物のオウム信者か？」っていうくらいの気迫が必要だと思うけど、出せる自信がない。