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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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聴覚障害者の作曲家「佐村河内(さむらごうち)守」がじっさいには作曲してなかった、耳も実は聞こえる、などというスキャンダルが世の中を騒がせていますね。
 これに関連して、聴覚障害や難聴についてネットで軽く調べたんですが……

 えっ!?

 と気づきました。
 俺、もしかして難聴なのかも。
 工事現場などで、「他人の喋っていることが聞き取れない」んですよ。
 他の人は普通に会話してるのに俺だけぜんぜん聞き取れなくて、「えっ、何? もう一度」って訊き返すんです。
 もっと大きな声で、近くで喋ってくれないかなあ、と思って、肩がぶつかるくらい接近することがあります。だってそうしないと聞き取れないんだもの。
 音自体は聞こえる。「なにか喋っている」ことはわかるんだけど、ところどころがゴニョゴニョに聞こえて、意味がわからない。日本語でおkと言いたい。本当に、外国語を混ぜて喋っているような感じだ。 
 
 某「『いっぴきおおかみ』」
 ますだ「『あびきょうむてき』ってなんですか?」
 某「えっ」
 ますだ「えっ」

 こんなやりとりを頻繁にする。
 「ルパン三世」(第2TVシリーズ)の歌い出し、「ルパン・ザ・サード!」が「ルパンルパーン!」に聞こえるというネタがあるでしょう。あれが日常でも続いてる感じで。
 
 だがしかし、過去になんど聴覚検査をやっても「正常」という結果しか出てこない。
 ヘッドホン当てて「ピーッ」って音聞いて、ボタン押して。
 「正常です」って。
 だから私の耳は別に悪くないんだ、ボーッとしてるだけなんだ、もっと集中して話を聴かなきゃ、と思っていました。
 ところが……
「難聴には伝音性難聴と感音性難聴がある」
「伝音性難聴は音を聞く能力が低いこと」
「感音性難聴は音を聞く能力はあるが、聞きとって識別する能力が低いこと」
 などと書いてあるのを発見し、
「えっ!?」
 と驚きました。
 いろいろと関連するサイト、ウィキペディアや感音性難聴障害者のブログなどを読んだところ、
「まったく同じではないが、俺の体験と似ている」ことが多い。
 
 http://ruicosweets.blog116.fc2.com/blog-entry-445.html
 http://www.tagawa-kensou.com/kanon12.html
 http://matome.naver.jp/odai/2134804296564927001

「さき(saki)」という言葉が「*ぁ*ぃ」みたいに聞こえる(母音しか聞こえないから想像で補う)というのは、まさに私がなんどもなんども体験していることで、説明してもわかってもらえなかったことです。
 常に聞こえなくなるわけじゃないんですよね。だから自分でも「病気だ」という自覚がなかった。
 家でアニメ見てる時はだいたいセリフを聞き取れる。ほとんど困らない。
 現場に行って雑音の中で会話すると、とたんに分からなくなる。とくに多人数で、無線とか使ってると困る。
 これ以上ひどくなると警備の仕事できなくなるかもしれんです。

 だから耳鼻科に相談に行こうと思うのです。
 私が何度も何度も耳の炎症を患っていること(軽く10回は)も関係あるかもしれないし。
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