ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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アドレスv125Sを数十キロ乗ってみました。
X’PRO100と同じ大きさのスクーターですから、当然、乗り方はほとんど変わらず、戸惑わずに運転できました。 新品同然なので、ブレーキレバーを握りこんだ感触、ウインカーのスイッチ、サスペンションの動きなど、全てがスムーズ。振動も音も少ない。とくにエンジンの静粛性は「電気?」ってレベル。驚いた。 一言で言って、快適ですね。 ただ、ちょっと不思議に思ったのが、「あまり速くない」こと。 アドレスは快速として知られていますよね。 極限まで小型の車体にハイパワーエンジン、だからダッシュ力は4スト最強。 すり抜け戦闘力の高さと相まって、都会では無敵だと。 いままで乗っていたXPRO’100は小型という点ではアドレスと同じ(アドレスよりさらに小さい)ですが、馬力はたったの6.9馬力しか無いんですよ。 それがアドレスでは9.9馬力になった。 4割も増えてるんですから、圧倒的な馬力、怒涛の加速力を感じると思っていたんです。 CBRとNSRくらいの差があると思っていたんですよ。 ところが実際に乗り比べてみると…… 言われてみれば、という程度の差しか感じない……? 期待よりはずっと遅いです、アドレスのダッシュって。 この程度のものなのか、と首を傾げながら乗ってました。 ガバっとスロットル開けたらウイリーしながらぶっ飛んでいく、などということは全く起こらない。 試しにガバっと開けてみると、人間の五感でも分かるくらい時間を置いて、後ろのほうでブルルーンと回転数が高まり、グググーッと押し出される。それだけ。「蹴っ飛ばされる」ではなく、「誰かが掴んで押してくれてる」緩やかで連続的な加速感。 最高速度は試してないけど、60キロまでだと、なにかリミッターが作動しているようにすら感じる。真の力を出してないように思える。 おーい話が違いますよー。 でも……遅く感じるのは、むしろいいことかも。 「ゼロヨン何秒」とか、「60キロまで何秒で加速する」とか、具体的な数値を測ったわけじゃない。 「体感的に速くない」というだけ。 X’PRO100とくらべて、サスペンションとかが高性能で、ヘタってないから振動や衝撃が少ない。 60キロで舗装道路を走っているなら、氷の上のようにツーっと行く。 バッコンバッコンと跳ねない。ケツを振らない。 その「乗り心地の良さ」を「スピード感の無さ」と誤解しているだけなんじゃないの? ちゃんと数字を測ってみたら、やっぱりアドレスのほうが圧倒的に速いんじゃないの? 想像だけどね。 PR |
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