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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 プリンセス・プリンシパル8話を観た。バンダイチャンネルで。

 基本的に思い出話で、アンジェとプリンセスの過去を掘り下げただけ。
 アンジェがプリンセスでプリンセスがアンジェであることは、2話で明かされ、4話や6話でも何度か示された。
 すでに明らかになったことを再確認した感じで、驚くような真相はなかった。
 だけ、なのに……
 それでも感動した。

 女の子同士の純粋な絆の話は、どうしてこれほど胸を打つのだろう。
 恋愛とも友情とも違う、言葉で表せない尊い何かがあると見えるからだろう。

 王女様がスリと入れ替わってしまった、といえばマーク・トウェインの「王子と乞食」を連想するわけですけど、「スリになってしまった王女」の苦しみではなく、「王女になってしまったスリ」の苦しみに焦点が当てられている。
 ずっと王女の演技を続けてなければいけない苦しみ、誰にも本当の自分を明かせない苦しみ、10年ぶりにやっと明かせる相手に再会できた喜び……
 とにかくすべてが美しかった。

 今回かわいそうに思えたのは、やはりベアトである。

 ベアトは姫様のことが大好き。
 でも彼女の愛する姫様は、姫様の演技をしているスリの女の子だ。
 虚像相手に恋してきただけだ。
 そして姫様がほんとうに心を開くのは全世界でアンジェだけだ。
 この報われなさが……クルんだよなあ……
 いい子なのに……

 気になったのは、これからのオチの付け方。
 心配している。
 26話とかだったらまだまだ余裕が有るんだけど、でもウィキペディアに全12話って書いてあるんですよね。
 だったら4話しか残ってない。
 「プリンセスが王座について夢を実現する話」は無理でしょう。
 ドロシーとかの正体がバレて殺されそうになって、みんなで助ける。みたいなのがクライマックス? でもそれだと「アンジェとプリンセスの絆の話」にはならないよね。
 ドロシーの正体がバレる伏線は、6話で張られてるけど、プリンセスの正体がバレる伏線はない。

 これからクライマックスをやるのであれば、もう大きな話を転がしはじめないとダメじゃないのか。
 キャラクター個別の話としてはすごく良く出来ているけど、全体としては「話が進んでない」というか「話が見えてこない」というか……
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