ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 こないだ、ガルパン(ガールズ&パンツァー)劇場版を観てきました。 「優勝して学校を救ったのに、これ以上何をやるんだろう?」って思っていたんですが…… ま、まさか、また同じ、廃校を阻止する話!? ストーリーに関しては「え~(笑)」としか言いようが無いんですが、戦車戦の密度は凄まじかった。 これほど多くの戦車が入り乱れて活躍するなんて凄い。 たった120分間で……5時間くらいのボリュームを感じました。 平面的な戦いだけでなく、アニメならではの誇張された戦いで、むっちゃ荒唐無稽なんだけど、「そうきたかー!」ってワクワクして、お腹いっぱい。 ただのデタラメではない。戦車のことを知り尽くしたうえで、あえて面白くするために大嘘をついているのだ、という、愛と信頼が伝わってくる。 やっぱり軍事オタクの夢なんだよね。 史実では敵である、日本・アメリカ・イギリス・ソ連・ドイツの戦車たちがガッチリと団結して戦う姿を、私は見たかったのだ。なにか大切な夢が叶った気がするよ。 架空戦記とかで、史実では敵である陣営と肩を並べるのはよくあるけど、ガルパンほど大胆な作品は知らない。 「戦車たち」と擬人化したけれど、どうしても「たち」って書きたくなる。この映画の戦車たちは「個性と存在感に溢れた、人間と同格の、登場人物」だと思う。 あと、「私は軍事オタクとして薄いんだなあ……」ということがよーくわかりました。 継続高校が乗ってた戦車(BT42突撃砲)みて、「なんだこれ? 全く知らない。フィンランドに独自の戦車なんてあったのか? ドイツ軍の装備で戦っていたのでは?」って思ってしまった。 細かい感想をダラーッと。 ダージリン凄い大物感。他の連中はあくまで「優秀な前線指揮官」だけど、ダージリンはもっとスケールのデカイ能力があって、社会に出た後も出世できそう。 でも紅茶ばっかり飲んで、おしっこ大丈夫? チハタン学園の連中、なんでお前らアヒルかぶったまま戦うんだよw でも面白いからいいや。 実は、「突撃バカを卒業する」という、「成長」が、唯一描かれたチームだな。 他の連中は、映画の中では成長せず、完成されている。 いくらなんでもチハの性能じゃ無理だろ、というツッコミが喉まで出てきた。 でも面白いからいいや。 「16トンの戦車(チハ)で40トンの戦車(パーシング)に勝つなんて、できるわけないんだよ、格闘技みたいに、同じ重さ同士で戦わせないとリアリティがないじゃないか!!」 って、言いたいんだけど、実際に戦って勝つところを見せられると、「お、おう……」って黙らされてしまう……映像の快感で…… 継続高校の、スナフキンことミカ隊長、存在感凄かった。島田アリスよりもだんぜんラスボスっぽかった。 圧倒的性能差があるのに、黒森峰を苦しめたことがある、という設定も納得できる。 この人だったら奇跡を成し遂げられそうだ、という。 能登さんのカッコイイ声はホントにカッコイイ。ゾクゾクするわ。 なに、能登麻美子と早見沙織の声の区別がつかないって? 「跪きたい」って気持ちになるのが能登麻美子、「踏んでください」って気持ちになるのが早見沙織だよ! 微妙だけど確実な違いだよ! 女神様と女王様の違いだ! もちろんこれは、二人がキリッとしたキャラを演じてる時の話ね。 「観覧車先輩が力尽きそうです!」というセリフが妙にツボにはまって笑えた。 まあ、とにかく、面白かったです。 物語の面白さではなく、お祭りの楽しさ、戦争ごっこの楽しさ。 PR |
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