ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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やっとブラッドファイトが完成しました。
20ヶ月もかかった。遅い! 「凛々子の志を受け継ぐ」覚悟を決めた敬介。ゾルダルートへ挑戦状を叩きつける。 敬介の稼いだ時間を利用してヤークフィースを釣り出し、動画記録を抹消しようと試みる殲滅機関。 総力戦の結末は? そして5年後…… という話です。 全体のあらすじは、こうです。 主人公・天野敬介の愛する姉が、ある日「蒼血」という寄生生物に体を乗っ取られる。危うく殺される所に装甲服をまとった謎の軍隊が現れ、寄生生物を倒してくれた。敬介は姉を傷つけた蒼血への怒りのため、その軍隊「殲滅機関」への入隊を希望する。 それから5年、一人前の殲滅機関隊員となった敬介は、作戦中、思わぬ強敵蒼血に囲まれて仲間も全滅、死の危機にあった。そこに一人の美少女・凛々子が舞い降り、凄まじい強さで蒼血たちを全滅させる。凛々子は「人間の心をたもったまま、人間を守るため蒼血と戦う蒼血」であった。凛々子は殲滅機関入りを希望し、その願いは叶えられた。敬介は凛々子を信用せずに避けようとするが、凛々子はやけに馴れ馴れしく、敬介とデートまでしたがる。嫌がっていたが、姉が「敬介に彼女が出来たこと」を大喜びするので、仕方なくデートをOKする。 嫌々だったデートも、やってみると楽しく、「戦いだけが全てじゃないんだ」と思わせてくれた。凛々子に好意を持つ敬介だったが、帰りの電車の中で凛々子と喧嘩になってしまう。関係を修復する間もなく事件が発生、敬介と凛々子は戦いの中に放り込まれる。 何万人もの人間が現場に居合わせ、しかも最強クラスの蒼血が2体もいるという最悪の事件だった。蒼血「ヤークフィース」は神を名乗って人々を洗脳している。凛々子たちの奮闘によって、なんとか蒼血を倒せそうになる。しかしその時、敬介は群集に中に姉を見つけてしまう。姉が蒼血のことを神と呼び、殲滅機関を敵視する。敬介はパニックを起こし、作戦を失敗に導いてしまう。凛々子も蒼血に殺された。敬介が作戦を台無しにしたことで、よき先輩だったリー軍曹からは憎しみの目で見られるようになる。 敬介は基地に帰還するが、責任を問われて死刑を求められる。なんとか軍法会議を開いて死刑を覆そうと努力するが、誰も耳を貸してくれない。そこに上官のサキ隊長が面会に訪れ、事態の進展を教えてくれる。蒼血が作った教団の宣伝DVDを見せられて、敬介は気付く。これは姿を変えているけど凛々子だ。凛々子は死んでいない、教団の中で生きている。 敬介とサキ隊長は、凛々子の存在を突破口にして死刑を撤回させるべく軍法会議を要請する。サキみずから弁護人として熱弁を振るい、「すぐに死刑ではなく、教団に潜入させて活用するべきだ」と陪審員に納得させる。 教団に潜入した敬介は凛々子と再会し、無事であったことを喜び合う。だが喜びも束の間、敬介は姉と出会い、姉が教団に入って幸福を手に入れたことを知り、「姉の幸せを考えたら、殲滅機関を裏切って教団に尽くすべきなんだ」と悩んでしまう。 その後、ヤークフィースによって「教団に入れ」という勧誘があり、敬介はさらに悩む。口では拒絶するが、惹かれることを抑えられない。凛々子の過去を知り、凛々子がどれほどの覚悟をもって戦い続けてきたか知ったが、それでも結論を出すことができない。 そうこうしているうちに、殲滅機関による教団攻撃が始まってしまう。敬介は姉を救うために走り出す。凛々子は混乱に乗じて、頭だけの姿になって脱出する。たまたま敬介のもとに凛々子の頭が振ってきて、敬介は凛々子に体を貸し、力を合わせて戦うことにする。激戦の中を突破して姉のところにたどり着いた敬介だが、姉はすでに死んでいた。殲滅機関の流れ弾が当たったのだ。 憎しみのあまり殲滅機関隊員に襲い掛かる敬介。殺そうとするが、凛々子が邪魔をして殺せない。凛々子は敬介に復讐を止めるよう説得する。だが敬介の怒りは高まるばかり。凛々子のことを黙れと思ってしまう。体が勝手に動いて凛々子を殺してしまった。 殺してしまって初めて、敬介は凛々子が自分の事を心から思いやってくれていたと知る。罪悪感が沸き起こり、パニックを起こして逃げる。 その頃、サキ隊長をはじめとする戦闘部隊は快進撃を続けていた。しかし、突然の戦闘中止命令が下る。なんと、今までの戦闘は全てヤークフィースによって撮影されていた。この膨大な映像データを全世界に公開するぞ、と脅してくるヤークフィース。蒼血の存在を秘匿しなければいけない殲滅機関は、脅しに屈しそうになる。 敬介はそのころ便所にこもり、「姉の復讐をしたい気持ち」「凛々子を殺してしまった罪悪感」の板ばさみになって苦しんでいた。姉の仇を討つために殲滅機関隊員を殺せば、凛々子が最後にやろうとしていたことを踏みにじることになる。逆も同じで、両立はできない。凛々子のパートナー蒼血・エルメセリオンが敬介を憎もうとせず、「正しい道などない。君の選んだ道があるだけだ」などというため、ますます敬介は迷う。苦悩の果てに、ついに敬介は決意する。たとえ姉を見捨ててでも、凛々子を殺してしまったことを償おうと。償いのために、凛々子の志を継ごうと。そう決意した途端、エルメセリオンは力を貸してくれた。 脅しのため戦闘を中断し、ただ待つだけのサキ隊長のところに敬介が現れる。敬介はサキ隊長に、「自分が時間を稼ぐから、その間に映像を破壊してくれ」と言う。敬介は武闘派の蒼血・ゾルダルートに決闘を申し込む。裏取引で勝敗が決することを嫌がっていたゾルダルートはその誘いに乗り、決闘が始まる。 敬介は死力を尽くして闘い、満身創痍となりながらもゾルダルートを倒す。 敬介が時間を稼いでいる間に殲滅機関のサキ隊長たちはヤークフィースをおびき出し、罠にはめて倒す。 二体の親玉を倒したことで、蒼血たちの計画を叩き潰せた。 それから数時間後、教団本部ビルの屋上で、敬介はサキ隊長に別れを告げる。これからは殲滅機関と別れて一人で戦うと決めたのだ。殲滅機関隊員にも憎まれているし、敬介自身が殲滅機関への憎しみをまだ引きずっていることが理由だった。 5年がたった。姉と凛々子が眠る大きな墓地で、敬介とサキ隊長は再会していた。 二人で死者の冥福を祈りながら、この5年間の話をする。敬介はアフリカを中心に戦い続けていた。たしかに敵を倒し、勝ち続けてはいたが、戦っても戦っても世の中は良くならず、人間の愚かさばかりを感じて、辛くて仕方がなかった。自分の戦いにはまったく意味がないんじゃないか、とすら思ってしまう。 口には出さなくとも、敬介の辛さをサキは感じ取っていた。「実はリー軍曹も呼んでいるんだ」と言い出す。彼には憎まれているから会いたくない、と嫌がる敬介の前に、リーが現れる。 かつてあれほど敬介を憎み恨んでいたリーは、いまや全く憎しみを捨て、新しい幸せを手に入れて、敬介に感謝すらしていた。 ようやく敬介は理解した。人は変わり得ること、自分の戦いは無駄ではなかった事を。 長っ。 簡略化したあらすじは、こうです。 敬介の愛する姉が寄生生物・蒼血に襲われた。敬介は姉を傷つけた蒼血を許せず、蒼血と闘う組織「殲滅機関」に入る。 それから5年後、敬介は「人の心を保ったまま、蒼血と闘う蒼血」、凛々子と出会う。凛々子は殲滅機関に入ってきて、やたら敬介に対して馴れ馴れしい。敬介は嫌がるが、凛々子とデートしてみたらとても楽しく、凛々子に好感を持つ。 その時、突然に蒼血事件が発生。蒼血が神を名乗って人々を洗脳している。敬介と凛々子は現場に急行して戦うが、敬介のせいで作戦が大失敗に終わり、凛々子も殺されてしまう。敬介は責任を問われ、死刑を宣告される。まだ凛々子が生きていて、蒼血の教団に潜入していることを知った敬介は、軍法会議で熱弁を振るい、死刑を延期させる。死刑の前に教団へと潜入することになった。ところが、教団に潜入して姉と再会した敬介は「姉の幸せを考えたら教団を潰してはいけない、俺は殲滅機関を裏切って教団につくべきなんだ」と悟ってしまう。どうするべきか悩む敬介。 悩みに答が出るより先に、殲滅機関による教団攻撃が始まってしまう。敬介と凛々子は一つの体に合体し、姉を助けようとするが、姉は殲滅機関の流れ弾で死んでいた。激怒し、殲滅機関隊員を殺そうとする敬介。必死に止める凛々子。敬介は凛々子に対しても怒りをぶつけ、力あまって殺してしまう。凛々子もまた、大切な人だった。大切な人を殺したショックで便所にひきこもり、「姉の仇を討つべきか、凛々子を殺した償いをするべきか」苦悩する敬介。ついに凛々子への償いをすると決め、凛々子の志を受け継ぐ。殲滅機関と共闘して蒼血の親玉2体を倒す。敬介は殲滅機関と別行動を取り、これからも闘い続けていく。 今回の話は、「迫力のスプラッターアクション!!!」「かっこいいヒロイン!」が売りのつもりです。 だから、「戦闘シーンに迫力があるか、凛々子は魅力的か」この二つが特に知りたいです。 あとで、もう少し細かいことを書きます。 PR
無題
完結おつかれ。
いろいろ粗がありつつも勢いもある、いかにもペンCらしい作風に仕上がりましたな。
無題
戦闘シーンは、ところどころ見るべきところはあるが、ムラがある。平均したら50点くらい?
凛々子は……ピンとこなかった。
無題
ヒロインはそうでもなかったけど戦闘シーンのハッタリの効かせ方はオモロかった。リズミカル。なんかしらんけど凄く読みやすかった。
というか細かい事は抜きにして単純に面白かった。 ケチつけようと思えば何個か浮かぶけど、もうそういうのめんどくせえなってくらいに。 この勢いで次々書いて欲しい。
無題
>通行人RXver3cさん
感想ありがとうございます。 しかし、50点では、あまり良くないですね。 戦闘シーンにムラがあるというのは、やはり、「場所によってはクドく感じる」ということでしょうか。あらゆるシーンの戦闘を詳細に書いたせいで、スピード感が損なわれたのでは、という疑念があります。 凛々子がピンと来なかったのは、さらに残念です。かわいいし、かっこいいと思うんだけどな。 >かしわぶ 感想ありがとうございます。 こちらは戦闘シーンを気に入っていただけたようで、なによりです。 「細かいことが気にならないくらい面白かった」というのは、過去にかしわぶから貰った感想のなかで最高です。というより、「ツッコミどころはあるが、細かいことが気にならない面白さ」は、ライトノベルのあるべき姿です。とても嬉しい。 ぜひ「この勢いで(もっと早く)次々書いて」いきたいです。 |
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