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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 今日は仕事で都心に出かけた。
 しかもうまいことに、半日で終わった。
 バイク屋をのぞきにいこう! 掘り出し物があるかもしれない!
 ひさびさに上野いくのはどうだ? 上野のバイク街はすごいぞ!

 ところが行ってみると、昭和通を挟んで何十もあったはずのバイク店・バイク用品店は、5、6軒しかない。
 ネットで調べてみると、ここ何年かの間に壊滅しちゃったらしい。
 「上野のバイク街はすごい」という私の知識は10年古かったのだ。

 壊滅と言ってもゼロじゃない。
 わずかに残っているバイク屋を見て回った。
 すると、私がほしがってる小型バイクはないが、「おおっ!」というものを見た。
 ヤマハの新型・三輪バイク「トリシティ」。現物を始めてみました。
 イタリアとかで三輪バイク(前が二輪)は作られていたけど、トリシティは日本製で、しかも30万円程度と、安い。
 まあ安いと言っても俺にとっては到底買えないけどw
 ホンダの新型・CB250Fも見た。
 単気筒カウルなしのスポーツバイクですよ。
 うーん、けっしたダメなデザインだとは言わないけど、単気筒なのにあんまり軽くないんだよねえ、これ……
 どうせ馬力に期待できないならクラシックな感じにバイクにしたほうが良くない? という気がするのに、妙に現代風だし。
 まあ、でも、私のいうことは全くあてにならない。
 「こんなバイクは売れないだろ」「これなら売れる」当たった試しがない。

 けっきょく、上野とは全然関係ない、いきつけのバイク屋に電話して、安いバイクを探してもらうように頼んだ。台湾車に強い店だから、台湾車でいいのがあるかも。
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 杉井光「神様のメモ帳」9巻が出たので買った。
 最終巻だ。
 もう3年も刊行が途絶えていたので、ああ、もう読めないかな……と思っていた。
 大方の予想通り、ラストの物語は謎めいたヒロイン・アリスの物語だった。
 出生の秘密、遺産をめぐる陰謀、毒々しい一族との対決。
 ラスボスというには、意外とスケール小さかったな、というションボリ感もあるけど……
 マスコミも警察も動かせる巨大財閥と戦ってるはずなのに、6巻のチャイニーズマフィアあたりのほうが強敵感あるぞ。
 っていうか、いちばん「底が知れない敵」は8巻にでてきた「四代目のオヤジ」かなあ……

 でも読めてよかった。
 「感情を動かされること」が「感動」なら、間違いなく感動した。
 いつものメンツの、いつものかけあい、いつもように落ち込んでいつものように再起する主人公が懐かしくて仕方なかった。 
 終盤の、「あなたがいま手にしているこの本である」。
 これにはやられた。
 現実とフィクションの間の薄膜が破れるクラクラ感でグッとつかまれた。
 最後にしかできない大技だ。
 アリスの一風変わった毒舌愛情表現が好きだった。他のキャラクターたちも好きだった。
 だから、彼ら彼女らの結末を見届けることができてよかった。
 
 しかし……
 なんでアリスの一人称が「ぼく」なのかは最後まで謎だった……
 ティプトリーが好きだから?
 一人称以外、性別を偽るようなところはまったくないのにね。

 過去の巻、とくに気に入ってる6巻をまた読み返そう。

 もう1年半も前に書いた「聲の形」批判に、またコメントがついた。
 すごいな。
 いろいろな悪口を言われてきたけど、「高齢処女」って言われたのは初めてだよ!!
 このサイトのどこに、女性的要素があるのだろうね。

 「じゃあ、イジメをどんな風に描けば、ますだは満足なのか?」

 山本弘「僕の光輝く世界」。 
 あれが理想。 
 あれが完璧。
 ぐうの音も出ない。
 いずれ詳しく解説する。
 すごい小説だから。

 アルドノア・ゼロ。
 「スーパーロボット的な侵略宇宙人に、リアルロボットが作戦で立ち向かう」話だった。
 最初はたぶんそういう話だった。
 圧倒的に強い相手をどうやって打ち破るか、という。
 でも主人公サイドが宇宙戦艦を手に入れて、敵側の内情がいろいろ描かれて、そういう単純な対立の構図は壊れてしまった。そもそも8話、9話、10話は戦闘シーンがほとんどない。
 ネットでは、ここ3話くらいの展開を「グダグダだ」「ご都合主義だ」「脚本の都合でキャラが動いてる」と批判するものも多い。(褒めてるものもたくさんいるけど)
 私は……うーん……「スーパーロボット対リアルロボット」でなくなってしまったのは残念だけど、でもその構図自体が、話の導入に過ぎなかったのかもしれないし……
 かってに「こういう話だ」と思い込んで、「裏切られた」って言ってるだけかもしれない。
 いまでも十分に、感情と知的好奇心を刺激してくれるアニメだ。
 明らかになった敵の内情は、興味深いものだった。
 火星は「ちゃんとした帝国」じゃなくて、「北朝鮮並みの貧乏国が、たまたま超兵器を手に入れた」ような国だった。
 悪役であるザーツバルム伯爵のキャラも興味深い。
 複雑な陰影のあるキャラだよね。
 ツッコミどころはあるんだよ。
 自分のほうから地球に侵攻しといて、「婚約者が死んだから仇を取る」ってのは……おかしくありませんか?
 それは自業自得っつうか……あなたがやるべきことは地球と戦争することじゃなくて、革命を起こして「愚かな火星の体制」を覆すことじゃないですか? 皇帝を脅して、アルドノアの使用権を国民に解放させればいいのでは?
 愚かな国だと自覚しているが、民を食わせるためには地球を征服するしか無い、いまさら後戻りしても餓死するだけだ、それはわかるけど……
 まあ、そのへんの「封建領主の限界」を含めて興味深いキャラだ。
 革命までは発想できないんだろうな。その限界内で、人として最大限、良くあろうとしているんだろうな。
 印象に残る悪役だ。

 細かいツッコミどころとしては、ザーツバルムが「船のドック」を「ドッグ」って言っちゃった(少なくとも、俺にはドッグにしか聞こえなかった)とか。
 あの位置関係でスレインの手鎖だけ撃つのはムリだろうとか。

 でも面白い。

 アオイホノオあいかわらず面白いけどさー。
 公式サイトで岡田斗司夫がいろいろ言ってるのに「えっ」と驚かされる。
 「庵野秀明はとんでもないリア充野郎で、彼女が途切れたことがない」とか。
 馬鹿な。一体どんな魔法を使えば、半年間風呂に入らない男が彼女を作れるのか。
 岡田斗司夫、あなたはそれを書くべきだ。ダイエット本を超えるベストセラーだ!
(どっかですでに書いていたらすいません)

 っていうかさあ。
 俺は昔、碇シンジを見て「シンジ君は僕なんだ! 庵野という人は僕の心をわかってくれたんだ!」って思っていたんだけどさー。
 もう馬鹿丸出しですな、当時の俺。
 自分の勝手な思い込みだったけど、でもショックだわー。
 彼女が途切れたことない人に我々(勝手に複数形)の何がわかるというのか!?
 シンジ君の何がわかるというのか!?


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