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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 川崎の中学生リンチ殺人事件で、鴻上尚史(こうかみ しょうじ、劇作家)の書いた文章「いじめらている君へ」が注目を浴びている。(批判も浴びてるけど)
 検索したら簡単に出てくる。

 「死んでも、安らぎはありません。死んでも、いじめた奴らは絶対に反省しません」。

 だから死なないで逃げてください。かならず幸せになれる場所はあります、と。

 確かに、感情を揺さぶられる文章だ。
 そうだそうだ。親も教師も、逃げるのは卑怯だというが、イジメる奴のほうが卑怯だ。
 なんで卑怯者の暇つぶしにつきあって人生を浪費する必要がある。逃げていい。

 でも、これがイジメられっ子に届く言葉かといえば、微妙……
 届くこともあるとは思うけど……
 これを読んで、「そうだ、そのとおりだ」と思えるのは、私が中年になったからであって、少年や青年の頃は受け入れることがなかっただろうな。たとえば中学生だった時、イジメを受けていた真っ最中の自分が、これを読んでいたら……
 「ぼくはこんなやつらとはちがう」。
 そう思って、激しく拒絶していたはずだ。
 自分はイジメられている、ということを、はっきり言葉として認識するのがすごく嫌だった。
 「自分はそのへんにいる普通の人間とは違う、特別な存在だ」という幻想にすがって、かろうじて生きていたからだ。
 自分は、まだ覚醒していない超能力者であるか、人間とは異なる種族の生き残りで、だからこそ劣等な地球人類どもに攻撃されているのだ、もうすぐ覚醒する、もうすぐ覚醒する、と思っていたからだ。
 それが嘘であることは百も承知で、すがっていた。
 イジメだなんて、ごくふつうの、週刊誌やテレビでやってるような、そんなどこにでもあるような概念に、自分が回収されてしまうなんて、絶対に認めるわけがない!
 その自意識こそ、まさに「厨二病」という、「どこにでもあるような概念」なんだけどね……w

 というわけで。
 イジメられっ子は、イジメられて自己評価が低くなるタイプと高くなるタイプがいて、高くなるタイプは自分がイジメられっ子であることを認めないので、この手の言葉はたぶん届かない。
 じゃあ、どう言えばいいのか……。

 「闇の眷属によって脅かされている、未だ覚醒せざる戦士へ……チカラガホシイカ?」

 いかんギャグにしか聞こえない!
 でもたぶん、こういうフィルターを通さないと届かない。
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 SHIROBAKO22話を見た。
 結局、平岡は、「いままで先輩や同僚に恵まれなかっただけ」なのか。
 たまたま軽い扱いばかり受けて、尊敬すべき人もおらず、失敗した時にフォローしてくれる人もおらず、それでやさぐれてしまった。
 今までの会社ではそうだったけど、ムサニなら大丈夫、ここなら苦しみをわかちあい、ねぎらってくれる友がいるよ、心を開いてもいいんだよ、みたいな、そんな感じか。
 私が望んでいた「平岡よ、アニメ界のブラック側面を糾弾して欲しい」は果たされそうにない。
 見当違いの願いだったようだ。
 考えてみれば、サービス残業とかの面が糾弾されないのは、このアニメでは仕方ないことなのかもしれない。
 いままでだって、カネの話は徹底的に排除されていたからね。

 結局、精神論で解決しちゃうのかよ!
 酒のんで愚痴言って解決って昭和だろ! 酒が嫌いな人だっているのに!
 こんなことだから勘違いしてムリヤリ酒飲ます人が出てくるんだ!
 敗北寸前の軍隊は増援の代わりに勲章とか感状とかを連発して誤魔化すよね!
 などと、嫌味を言いたい気持ちは沸き起こってくる。
 でもなあ……
「ひょーしょーじょー! ひらおかだいすけどのー!!」には感動して、ウルッと来ちゃったなあ。
 あれに感動する俺は、もうダメだ、昭和のオッサンなんだな。
 それにしても、なんで日高屋なんだろうね。
 
 平岡は救済された。きっと次回の「続・ちゃぶ台返し」では活躍するんだろう。

 たったひとり、救済されないで残っている、ずかちゃんが気になる。
 SHIROBAKOでは、「人と人の繋がりの大切さ」がなんども描かれた。
 「どんなすごい人間も、天才や超人さえも、単独ですごくなったわけではない」
 かならず支えてくれた人、導いてくれた人、ときには叱ったくれた人がいる。と描いてきた。
 でも、ずかちゃんは、前半では先輩との師弟関係が描かれたけど、後半ではほとんどなし。
 一人で奮闘しているだけ。21話ではコネを作る機会を断ってしまった。
 ヤバイ、ヤバイぞ……
 とどめに杉江さんの「才能とはチャンスを掴める握力。自意識過剰でチャンスを逃した人間を何人も観てきた」という発言だ。
 ほんと、この科白は喪黒福造の「ドーン!!」に匹敵する「とどめ」だよ……
 
 でも、おれはずかちゃんが成功を掴んでくれることを願ってる!

 木星の衛星ガニメデに海があると発見されたらしい。
 厚さ150キロの氷の下は溶けており、地球よりも大量の水が海となって広がっているという。
 おお。エウロパと同じじゃん。
 エウロパの氷が溶けている理由は木星の潮汐力だけど、より木星から離れたガニメデは、なぜ溶けているのかな。未知のエネルギーだとワクワクするね。
 しかしウィキペディアみると、ガニメデだけでなくてカリストまで内部に水があるそうだし。
 これはすごい。
 ガリレオ衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストという、木星にある4つの大きな衛星)は、イオ以外すべて海があることになる。
 とうぜん、生命誕生の可能性があるわけで。
 太陽系の常識はだいぶ変わってきたな。
 たった30年くらい前まで、地球以外で生命といえば、「もしかしたら火星にいるかも」という程度で、火星もあまり期待できなかった。SFでもそうなっていたし、天文学の本でもそうだ。
 それがエウロパ、ガニメデ、カリスト、土星のエンケラドス、候補が4つも見つかったんだから。
 太陽系外の生命についても、1980年代までは、「理論上あり得る」というくらいだったけど、いまはグリーゼ581をはじめ、「地球みたいな惑星があるかも」という星がぞくぞくと発見されている。
 SF作家にとっては、ネタが次々と提供される嬉しい時代である。

 天文学は、宇宙探査は、これほど日進月歩なのだが。
 常識が塗り替わるほどなんだけど。

 人類の宇宙進出は、それと裏腹にきわめて低調で。
 手を伸ばせば宝の山がきっとあるのに。草一本ない月面よりもずっと、すごいものが見られるはずなのに。
 到達することは、人の手が触れることは、できない……
 もどかしいなあ。

 よく考えたら明日は俺の誕生日じゃないか。
 40歳の!
 あと1時間で40さい!
 なにもできないまま40さい!
 ギャース!!
 泣きたくなるね!

 しかし……
 いままで昼間働いてきて、これから夜勤で夜勤中に誕生日を迎えて、夜勤のあと、また昼間に働いて……
 多分仕事中は「眠い」「寒い」だけで脳味噌が埋め尽くされて、自分の年齢のことなど考えられないだろう。
 目の前の肉体的ツラさに対処するだけで精一杯。
 未来や過去のことで嘆くのはまだ余裕があるってことか。

 戦艦武蔵の残骸が発見か―。

 「大和と違って武蔵が見つからないのは、移動しているから。艦内に浮力がまだ残っていて、海流に乗って海の中を彷徨っているからだ」という説があった。
 永遠にさすらう幽霊戦艦。物悲しくもロマンチックだね。
 しかし、その説は否定された。
 神秘のベールが一枚はがれて、ちょっとさびしくはある。
 
 ネットでは「残骸の艦首部分が、いままでの資料と違う!」みたいな声があがっているそうですね。
 こんな有名な軍艦なのに、正確な形がわかっていないのか。意外。
 
 
 



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