バイク整備したぞ！

　バイク（ＳＹＭのＪＥＴＰＯＷＥＲ）を買ってから１０ヶ月。
　そろそろ消耗部品が交換時期なので、いっぺんに換えてきたよ。
　Ｖベルトとかエアクリーナーとか。一緒にオイルも。
　合計で３万円もしたぞ。高っ。
　でも、自分ではできないしな。
　この店が潰れてしまっては困る（台湾車だから普通の店では修理できない）から、パーッと貢いだほうがいいだろう。

　怖いのはレギュレーターとか、電気系だよな。
　前のバイクではレギュレーターが壊れて充電不能になったから、今回は予防したいんだけど。
　「何キロくらいで交換すればいいんですか？」ってバイク屋さんに訊いたら、「距離で決まるわけじゃなくて、当たり外れ」だってさ。
　距離や時間に関係なく、いきなり壊れるのか……
　どうしろっつうのよ……

　まあ、とにかく、台風も去ったし、バイクも完調になったし、どこかにツーリングしたいなあ。

ちょうど今、「ニュー・ホライズンズ」が冥王星に接近している！

　さっきスマホでコメント欄に、「ニュー・ホライズンズ」のことを書きました。
　パソコンが動くようになったので、もっと細かく書き直します！　

　ちょうど今、数十億キロの彼方で、宇宙探査機「ニュー・ホライズンズ」が、冥王星に再接近している！

　冥王星に探査機が行くのは初めて。
　望遠鏡では点のようにしか見えない天体を間近で撮影するんだぞ！！
　たった９年で飛んでいった史上最速の宇宙飛翔体が！
　人類最速！　人類初！　未踏の星！
　わかるかな、この凄さ、このワクワクが！

　もし冥王星が惑星のままだったら、もっと盛り上がったかな……
　という気もするが、でも冥王星は、地位が下がったわけじゃない。
　「一番遠くの惑星」ではなくて、「太陽系外縁天体の代表」になったのだ。
　兵隊の王様だった曹長が、士官の下っ端である准尉になったような感じ？
　イマイチ不適切な比喩だけど、「降格じゃなくて、むしろ偉くなってるのよ？」って言いたい。
　そこの貴方、「逆じゃね？　士官の下っ端が兵隊の王様になったんじゃね？」って言わない。
　そっちのほうが比喩として正しいことはわかるけど！
　
　観測結果が地球に届くのは明日の朝以降だから、いまニュー・ホライズンズが何を見ているかは誰も知ることができないけど……
　待ち遠しい。

今のホンダはホンダにあらず！？

　けっきょく、バイク（ＪＥＴＰＯＷＥＲ）の故障はプラグでした。
　正確にはプラグキャップでした。
　はめたら直った。
　そうですよ！　コードが外れかかって電気が来てなかった、それだけです！
　うわっ情けなっ！
　でも走行中に外れるって怖いよね。
　だからプラグキャップを交換しました。

　行きつけのバイク屋で「次はどんなバイク買うの？」って尋ねられました。
　気の早い話です。
　バイク１台分貯金するのに、あと１年はかかるのに。
　途中で病気でもしたら、ゼロからやり直し、賽の河原ですよ。
　でも、幸せな、盛り上がる話題です。
　何を買おう？　って夢想するのはすごく楽しいんです！

　店長さん「君は体デカイから、アメリカンとか……ああ、ＶＴはどうだろう！」
　ますだ「ＶＴＲ２５０ですか？　あれは昔、バイク便だった時にたくさん乗ったから、頑丈なバイクだということは知ってます。エンジンは１３万キロ走って何の問題もない。レギュレーターとかベアリングなんかは途中で変えましたけど。ＶＴＲは３台乗って、全部そうだから、耐久性はすっごい信頼してます、わかってます。
　でもなー、さすがに３台のってるしなー、またそれか、みたいな」
　店長さん「じゃあスーパーフォアは？」
　ますだ「スーパーフォアは会社のヤツを借りただけで、あんまり詳しくないけど、あれもメチャクチャ頑丈ですよね。高速道路なんかも、ＶＴＲより楽でした。でも値段高いし、重いですよ。
　それより、最近ホンダが作ってる単気筒はどうなんですか？
　ＣＢＲ２５０Ｒとか……興味あるんですよ」
　店長さん「ダメ！　あれはダメ！」
　ますだ「えっ……ダメというのは壊れるとか……」
　店長さん「そう！　今のホンダはもうホンダじゃない！　ＶＴＲだってインジェクションになってからのはイマイチで、キャブ車を探して買った方がいい。特にスーパーカブなんかは郵政の人が困っていて……」

　以下、ホンダ車の耐久性がいかに低下したか、という話をずっと聞かされました。

　店長さん「（ピー）なんかは２万キロでクランクが壊れて……」
　ますだ「クランクが！？　レースでもないのに！？」

　マ、マジですか……
　ネットの噂では聞いていたけど、バイク屋さんがいうと説得力違う。
　じゃあ、単気筒ＣＢＲはやめとこう。
　カッコイイし安いから興味あったんだけど。
　単気筒のわりに重いしな。
　単気筒ＣＢＲ２５０Ｒは１６０ｋｇ（車両重量）。
　昔の４気筒ＣＢＲ２５０Ｒ/ＲＲは１４０ｋｇ（乾燥重量）。
　なんで単気筒のほうが重いの？
　車両重量と乾燥重量は測り方が違う？
　じゃあ測り方を揃えるよ、車両重量１６０ｋｇのバイクからガソリンとオイルと冷却水抜いて、乾燥重量にするよ？
　たぶん全部抜いたら１４０ｋｇくらいでしょ？
　同じだ。単気筒と４気筒が同じ重さ。
　なんでだ！
　重い単気筒なんてそんなもん単気筒じゃない！
　なぜ重い！？　なぜ昔のＣＢＲみたいに軽く作れない？
　安いから？

　……。
　そうですね、安いからですよね。
　高いバイクを買いもしない、貧乏人の分税で偉そうに能書き垂れてすいませんでした。
　
　俺が本当に欲しいバイクといえばスーパーブラックバードなんだけど、あれはまあ、店長が言う「今のホンダ」には含まれないだろう。
　でも今のペースだと、免許とって買うのに１０年かかるね！　
　１０年経ったら、私は５０歳。
　５０歳にもなってアルバイト警備員という、ホームレス寸前の底辺が、ホンダが全てをつぎ込んだ世界最高峰のマシン、２９５キロ出せるメガスポーツに乗るとか！
　馬鹿じゃねえの？　
　俺が好きな種類の馬鹿だけどな！

　ＶＴＲ２５０ですら、中古で３５万円程度はするだろう。
　俺がＶＴＲに乗っていた２００１年～２００６年よりも高いくらいです。
　高っ。
　３５万円出せない人間の分際でＣＢＲが重いとか言って本当に申し訳ありませんでした。

　俺には１２５ｃｃがお似合い、というのが現状だ！

バイクが突然に不調！

　今朝、バイク（台湾のスクーター、ＪＥＴＰＯＷＥＲ）で現場に向かっていたら。
　なんか急にバイクの調子が悪くなって。
　スロットル開けても回転が上がらない。あるいは、大きなタイムラグを挟んで、少しだけ上がる。ガス欠みたいな感じだけどガソリンは入ってます。
　しかも走ってるうちにどんどんひどくなって、ボスンボスンと異音を発し、ガタガタと震えて停まった。
　それっきりエンジンがかからないー！
　こんなこと、買ってから初めて！
　以前の私なら、なんとか動かそうと苦戦して、結果として遅刻していた。
　しかし多少は学習したので、「ダメだ！」とすぐに切り捨て、バイクを歩道に置いて、駅に向かって走る、走る！　疾走！
　すいません見栄を張りました。私に「疾走」など不可能です。
　５０メートルくらい走って、足が痛くなり、あとの１キロは汗だくで歩きました。
　なんとか駅までたどり着いて、電車移動に切り替え、なんとか開始時刻に間に合いました。
　ああ、よかった……

　でも、なんで？
　買ってから、たったの１万キロしか走ってないよ？
　壊れるには早すぎるでしょう！
　前に乗っていたＸＰＲＯ１００と同じじゃないか！
　プラグか、吸気系か……？
　いくらなんでもエンジン自体の故障ってことはないと思う。たった１万キロでピストンやバルブが壊れたら欠陥車だ。オイルを２０００キロごとに交換してんだぞ、だから違う、きっと大きな故障ではない、プラグ変えれば直るさ！
　と希望的観測。無意味な暗示です。

　どうなんだ、マジで？
　
　この９ヶ月、わずかな不調すらなく、真冬でも確実に動いたので油断していた……

　泣きそうになりながら、あしたバイク屋に相談する。

　直りますように。
　頻発しませんように。

「トリニティ・ブラッド」って女しか読んでないの？

　そうだ、吸血鬼で思い出した。
　吸血鬼モノの中で、私が一番好きなのは「トリニティ・ブラッド」だ。
　はるか未来、人間の国（バチカンを中心とするヨーロッパ）と、吸血鬼の国（オスマントルコ帝国に似ている）が冷戦状態になっている。
　悪の組織ローゼン・クロイツ・オルデンが二つの種族を対立さぜ、戦争を引き起こそうとする。
　主人公たちは、バチカンの秘密組織に所属する「派遣執行官」。オルデンの企みを打ち砕き、平和を守るために戦い続ける……
　面白そうでしょ。
　超能力、超科学、陰謀、政争、異種恋愛などがてんこもりで、アクションも毎回かっこよかったし。
　２ｃｈでは「ヘルシングやトライガンのパクリだ」「ヴァンパイア・ハンターＤのパクリだ」ってさんざん罵倒されましたが……
　一つ一つのパーツが似ているだけで、結果として出来上がった世界はオリジナルの魅力を持っていたと思うんですよ。
　時代劇や変身ヒーローのようなワンパターン展開もあったけど、それも魅力の一部だったんですよ。

　作者が急逝して、シリーズが中断した時は本当に残念だった。

　ところがですね。
　こないだツイッターで「涼宮ハルヒの憂鬱が出てくる前、スニーカー文庫では何が看板だったの？」って話題になったんですよ。
　私は当然、「そりゃトリニティ・ブラッドに決まってんだろ」って思いながら読んだんですが。
　みんなトリニティ・ブラッドを挙げないんですよ。
　「ラグナロクだろ」「ムシウタだろ」とかいって。
　「ゴクドーくん漫遊記だろ」時代が飛び過ぎだ―！

　その人達、男性のオタクなんですよ……男性オタクの間では全然認知されてない。
　もしかして……もしかして……
　トリニティ・ブラッドって、女性だけで、男性は読んでなかった？
　絵柄のせい？　たしかに耽美なイラストだけど。アニメ版もすごいよね、まつげバチバチで。
　絵柄で判断されていたなら、もったいないなぁ。
　美形の男性ばっかり出てきて、美少女があまり出ないから？
　女性は活躍するけど、萌えの対象になる女性ではない？
　そうかもしれないなあ……
　俺はエステルも好きだし、皇帝陛下も好きだし、この作品の美少女たちは魅力的だと思うけど、萌えという言葉を使うのは不適切な気がするなあ……
　性別を超越した格好良さだからなあ……

　でも、本当に男性が読んでいなかったなら、もったいないなあ……
　２ｃｈでトリニティ・ブラッドを叩いていた人たちは男性だったのか、女性だったのか。