ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキスを5話まで見た。 4話はスゴイ爽快感だった。 ヒロくん、事実上の告白。「それでこそダーリンだ!」ってゼロツー大喜び。 ふたりで大脱走、大活躍。 EDをアレンジした曲に合わせて、敵のど真ん中をぶちぬくぜ! 「エヴァみたい」という印象は雲散霧消し、グレンラガンやキルラキルになった。 でも…… 状況は変わってないんだよね。 コドモたちはオトナを守るために生み出された存在である。 生活のすべてを管理され、恋愛も性も知らない。 フランクスに乗れないコドモに存在意義はない。 そして、次に乗ったら死ぬ…… 絶望的状況で、死ぬ覚悟を固めただけなんだよね。 悪く言えば発狂エンドだ。 その齟齬が、5話で爆発した。 不穏! ありったけの不穏を美しい情景描写で塗りつぶす5話! 「もう戦うな」と言われても、「生きがいを感じてるんだ」と拒否するヒロ。 「そっちの部隊に、オトナになれたコドモはいますか?」って言われた口ごもる者達。 「ボクが人間じゃないだって? じゃあ人間って何さ?」と問うゼロツー。 お互いに地雷を踏みまくり傷つけ合うイチゴとゼロツーの上に、雨が降りしきる…… 洗面所で蝶を捕らえる蜘蛛。 最後に天を仰ぐと、天井の骨組みは、蜘蛛の巣に似ていて…… これだよ、これが観たかったのだ。 4話のあとに「これは一時的な躁状態だな。次は落とすな、鬱展開になるな」とはわかっていたけど、でも無理のない、すごく必然性のある鬱展開で、絶望の中で己を焼きつくすような炎で、素晴らしかった。 ラストではしゃいで踊りまわるゼロツー、イチゴに毒づいた冷酷なゼロツー、極端な二面性が良い。 5話までワンセットで見ると、やはり、「俺が観たかった奴はこういうのだ」と思う。 今の時代のエヴァンゲリオン、いっそ「真のエヴァンゲリオン」くらい言って良い。 ただ、俺はもう40代のオッサンになっちゃったから。 オトナたちは、何か重大な秘密を隠している…… 自分たちコドモは騙されている。絶望的な鳥かごの中で管理されている…… セカイの殻を破壊せよ……! みたいな実感は、もう、いまさら持てないな…… しかもそれ、いまどきの10代の実感とはズレてる気がするんだよね。 俺が少年や若者だった頃にこれ見ていたら、一生を左右されるくらいハマっていただろうな。 PR ネットにこんな言葉があります。 「エヴァンゲリオンを遠心分離器にかけて、上の方に浮かんできたのがシンカリオン。下に沈んだのがダーリン・イン・ザ・フランキス」 なるほどそうか…… それじゃ観ない訳にはいかないな。 そんなわけで、観てみました、アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」。 ……。 最初は、ツッコミながら見ていたんですよ。 その極太のツインテール、虫みたいできもちわりーな、とか。 すぐ隣の格納庫に敵がいるのに、時速1200キロ出してどこに行く気だよ、とか。 シンカをシンカギアとシンカマスコンにタッチしてシンカリオンを発進させるんだ! って、シンカシンカうるせえww でもね。 リピートしたくなって、第1話を3回くらいみた。 そしたらね。 俺の中の、「中2」よりも幼くて純真な、「小3」の魂が目を覚ました。 これって。 すげえかっこよくておもしろいのと違うか……? 勇気や、ロボットのカッコよさや、親子の信頼を、わかりやすく直球で描くというのは…… オタク向けではなくて子供向けに作られたアニメというのは…… 来る。独特の味わいで心に突き刺さってくる。 たまにはこんなのも良い。 っていうか、こういうのこそ、今の疲れた俺が求めていたものだ。 エヴァンゲリオンに似ているかどうかって? 微妙。 「父の作った秘密のロボットに、適合する少年が乗って、謎の敵といきなり戦うハメになる」という、ストーリーの流れを取り出してみると実に似てる。 (っていうか、この導入部のストーリーはエヴァ特有のものではなく、ロボットアニメのテンプレだ) でも、俺にとってエヴァをエヴァたらしめている重要部分は、「陰々滅々とした世界観、ギスギスした人間関係、思わせぶりなセリフ」だから。 陰々滅々やギスギスを完全に取り除いた、明るくハートフルなエヴァがシンカリオンだ。 取り除いた時点でエヴァじゃない。 逆にダーリン・イン・ザ・フランキスは、「父の作った秘密のロボットにウンヌン」というストーリーとはぜんぜん違うけど、「陰々滅々とした世界観」「ギスギスした人間関係」「思わせぶりなセリフ」が本家エヴァ以上に濃縮されており、強烈なエヴァ感をもたらす。 でも、シンカリオンがエヴァかどうかなんて、どうだって良いよ。 俺の中の小学3年生がワクワクしてるんだよ。 あと、佐倉綾音の少年声いいよね。 ロリもお姉さんも悪くはないんだけど、少年が特にクる。 コンクリート・レボルティオの17話だっけ、あれでガツンとやられて…… この人間離れした、中性的でありながらセクシーで、神々しい印象すらある声は…… 誰なんだ? うわっ、佐倉綾音だった。佐倉綾音ってこういう声だせる人なんだ。 シンカリオンの佐倉綾音はもっと普通の少年声だけど。 評判の良いアニメ「ゆるキャン」を観ている。 女の子たちが、美しく描写された山梨の大自然の中でキャンプする話。 真冬の山梨でキャンプするとか、見てるだけで寒くなるな―。 東京でも寒いのに…… でも、幸せそうで、まったりするなー。 物語や感情の動きがほとんどなく、女の子がごはん食べるシーンが毎回のクライマックス。 1話は「困ってる女の子を助ける」という物語が少しはあったけど、3話なんて、ほんとに、「ご飯食べて、寝て、起きただけ」。 でもなぜか癖になるね。 対立とか挫折とかがないと物語は描けない、ということもなく、このようなものも有って良いんだな。 美しい背景美術と音楽も好印象だ。 なぜか癒されて、この世界は美しい、生きることも悪くないなあという気分になる。 犬動画みたいなものかな。 血と涙、対立、焦燥、苦悩、挫折に満ち溢れた、人生かけて戦ってる人々の物語「りゅうおうのおしごと!」と対極的なアニメだよね。 こないだの大雪の日は、偶然にも休みだった。 (まあ、工事の大部分が中止になったので、偶然ではないかも) だから、どんどん積もっていく雪を窓から眺め、フトンでゴロゴロしていた。 ああ幸せ。 そんなわけで列車の遅延など、雪の被害は回避できたのですよ。 ところが、そのあと2,3日が、最低気温マイナスで、寒いのなんのって。 洗濯物がパリパリに凍る寒さ…… バイクが真っ白い雪像みたいになっちゃって…… マイナス5度の中で立ちっぱで夜勤ですよ。 それが2日連続…… し、死ぬ……。 歯がガチガチ言うし、目眩と頭痛までするぞ…… 歩き回れば多少は暖かくなると思うけど、仕事中勝手に動けない…… 足踏みをするんだ…… だめださっぱり効かん…… ハクキンカイロを3つ使ってもまだ寒い…… いぜん2chで、「俺はハクキンカイロを10個使って体に巻きつけてる」って人がいて、「自爆テロみたいだなw」って俺は笑っていたけど、今はとても笑う気になれない。 俺も10個欲しい。でも10個にいちいち燃料入れるの大変そうだな。 そんなわけで、ついに今日は体調崩した。 家で寝ている。 明日までに治ってくれないと困る。 アニメ「りゅうおうのおしごと」3話を見た。 これで原作1巻は終わり、次回はライバルの女の子が出てきます。 微妙に冷遇されてる夜叉神天衣ちゃんです。 3話は出来が良かった。 何度も繰り返し見ちゃう。 原作ファンの俺、大満足。 銀子との闘いだけであんなに使うとは…… 1話、2話は銀子の作画が微妙だったけど、3話は絶世の美少女として描かれていて、最高です。 そうだよね。1巻で一番盛り上がる山場だもんね。 2話でファンタジー風(中二病風)の将棋描写をやって、3話は全く普通に指したので、「普通に指すことの緊張感」が際立ってよかったと思う。 あいちゃんのお母さん、本当に強引だよね。 原作読んでも、強引には違いない。大きな相違はないんだよね。 娘は9歳なのに、なんでそんなに急ぐの? というのは、実は原作読んでもよくわからない…… 5巻なんて、もっとおかしい人になってます。 八一の家族全員を懐柔して味方につけて、完全に婚約状態にしてるんだぜ。 「あい、既成事実を作りなさい」とかいって、誘惑しろと指示してるんだぜ。 さすがに娘さんのことをなんだと思ってるの……? 7巻で、お母さんの過去が描写されたことで、「もしかしたら?」という可能性が見えてきました。 お母さんは「献身的な板前」だったお父さんに一目惚れして、家出して追いかけて結婚した人なんです。 二人で旅館を継ぎ、婿を尻に敷くことになったのは、その後なんですね。 あいちゃんの家出はお母さん譲りなんですね。 だから、実はお母さんは、「旅館のため」ではなくて。 「あいが、好きな相手と結ばれるように」が目的なのかもな。 でもやっぱりおかしいですよ。 あいちゃんが師匠好きってのは、「異性として」じゃないですよ。 恋愛とは違う概念だと思いますよ。 今回、映像化されたことで気づいたことがあった。 研修会って本当に子供ばっかりで、桂香さんが一人だけ大人…… 小学生たちに勝てないまま25歳になっちゃったってことだぜ。 崖っぷちに追い詰められていることがよく分かる。 |
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