忍者ブログ
ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
[199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208] [209]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 今日はすごい強風。
 自転車なんてみんな将棋倒しになってました。
 自転車はまだいいのです。私のような、鉄道工事現場の人間にとって一番恐ろしいのは、物が飛んで列車の運行を妨害することです。バケツが転がって飛んで電車にぶつかったり、ビニール袋が飛んで電線(架線)にひっかかったり。万が一にも電車にぶつからないように注意をしながらのお仕事になりました。
 でも、やっぱりトラブルは起こりました。
 作業中、遠くから、なにかが飛んできて……
 私が作業している上をビューンと通過して、別の線路の上を走る架線に、からまりました。
 うお、電車が止まった。
 何か大きくて薄い、白いものでした。シーツか何かでしょうか?
 架線トラブルの瞬間をはじめて目撃しました。
 うーん。
 そういえば、いぜん京王線が「布団が飛んできて架線にからまった」という理由で止まったことがありました。シーツや毛布じゃなくて布団が飛ぶって、どんな暴風だよ。
 鉄道関係者の間で「布団がふっとんだ事件」として語り継がれている事件です。
 でも、こういうの、恐ろしいけど、防ぎきれないトラブルなんですよね。
 丸裸の、空中の電線を使っている以上は。
 21世紀なのにねー。
PR
 日給が500円下がった……
 何かヘマをしたわけではなく、会社全体で待遇が悪くなった。
 業者さんの出してくる値下げ要求が厳しいんだってさー。
 
 辛いなあ。

 でも、「ソラノヲト」は第2話も面白かった。
 これだけで俺はがんばれる。

 ソラノヲト2話をネタバレするので未見の方は注意してください。

 
 














 いいですね?
 今回は部隊メンバーの性格とか人間関係が描かれた。
 だいたいわかった。
 天然で純真なカナタ。純真すぎて石壁にもご挨拶。
 お子様でツンデレなクレハ。とてもリオになついている。
 マイペースなノエル。
 そして、みんなを見守る親的な存在。
 厳しい父・リオ先輩と、優しいお母さん・フィリシア隊長。
 疑似家族だね。軍隊っていうより。
 
 「ああ、みんなかわいい……」という感じで、もうメロメロ。メロメロって死語か?

 外国のアニメファンの間ではこんな風に言われてるらしい。

 >Japanese girls wearing German uniforms exploring a Japanese music school in a Spanish town full of French people in Switzerland, shooting South African owls with German rifles.
>MAKES PERFECT SENSE.
ドイツ軍の軍服着た日本人の女の子がスイスにあるフランス人だらけのスペイン街にある日本の音楽学校を探検しながらドイツ製ライフル銃で南アフリカのフクロウを撃ち殺す・・・
なるほど、合点がいくね
 
 第2話のあらすじは、まさにそんな感じだw
 本当に「これ、どこの国なんだよ?」だよね。
 フランス語の書類に漢字の判子を押して、戦車の名前は「タケミカヅチ」。
 隊長は「フィリシア・ハイデマン少尉」。
 にもかかわらず通貨が「何円何銭」なんだから。
 日本人はユダヤ人みたいに世界に散っていったってことか?
 文明は一度完全に破壊されて、断片的な資料をもとに再現したから各国の文化が混ざっている?

 いや、そんなことどうでもいい!
 とにかく全員がかわいい!
 女の子がドイツの軍服きてフリッツヘルメットまでかぶって、でっかい背嚢しょっとジタバタする姿は最高だ!
 今回はじめて気付いたんだけど、あの軍服って上半身はドイツ軍だけど、下半身は米軍式だね。リオみたいにだらしなく着た時、さまになるように米軍式を混ぜたんだろうね。純ドイツ式だとビシッと着ないとダメなんだよね。
 ビジュアル的に計算しつくされてるなあ、と思った。

 あと、あちこちに伏線というか、想像力をかきたてる要素があるなあ。
 今は大きな学校というものがない。人口が激減したらしいこととか。
 明らかにリオの身に、今後なにかが起こることとか。
 隊長がなぜだか知らないが雷を怖がることとか。
 
 一体なんなのだろう……
 これからどうなるのだろう……
 目が離せない。

 なんですぐ隣の建物を探検するのに巨大な背嚢を背負っていく必要があるんだよ、なんてことは突っ込んじゃダメだ!w
 新作アニメの「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」(ソラヲト)が、なんか凄い。
 
 いや、「そらのおとしもの(そらおと)」じゃなくて。
 タイトルがすげえまぎらわしい。

 現在よりもちょっと科学技術の遅れた世界(ナウシカみたいに、文明が一度滅びたらしい)の、ヨーロッパと日本が混ざったような変な国で、女の子が軍隊のラッパ手になる話。いまのところ、戦闘のない、「兵隊さんの日常」の話。
 なんか映像や風景が美しいんだよ……ジブリ並みのハイレベルなんですけど。
 小さな表情の変化とか、そういう細かいところがよくできてるんだよ……
 なんかほっとするんだ。
 あとオープニングテーマが胸にしみるんだ。
 物悲しいような、ほのぼのしているような……
 実は歌詞がすごく悲劇的なんだけど、みんな死んだりしないよね。
 鬼頭莫宏みたいな展開にならないよね! なったらやだぞ!
 
 とにかく、これは毎週チェックだ。
 うち、テレビないのに。
 ウワアアアン!
 いまメールが来て、「家財を売って飲みに行くなんて、人としてどうか?」とか言われちゃったよぉぉぉ! ドラえもぉん!
 いや、自分でも恥ずかしいとは思うんですよ。
 ふだん500円のアップルパイとか食べていなければ、貧窮することはなかったわけですから。
 でも「サラ金か? ブックオフか?」で後者を選んだのは、まだマシだと思います!
 本やゲームソフト、家電製品や食器や服、売れるものはだいたい売ってしまったので、もう同じことはできません。
 段ボールで10箱あった本は、いまや3箱。いま家にあるのは、どうしても売りたくない本……数十冊の小説と、数十冊の同人誌と、「歴史群像」と「SFマガジン」と、あとは、そうそう。
 メガドライブ売れるかな。ソフトも10本くらいあるんだけど。
 
 某「なんで今時メガドライブ!?」

 ブラジルなら売れるのかな。あっちでは現役マシンらしいから。
 年末年始は、本の整理をやっていました。 
 っていうか、まだやっています。
 部屋に積みあがっている段ボールの中身を、ひたすら古本屋で売る。
 なんと、同じ本が2冊も3冊も出てくる。
 ボケてんのか私は。
 3000円ほど手に入れました。
 ヤフオクのほうがもっと高く売れることは知っていますが、私は1週間後ではなく、いま現金がほしいのです。給料日まで食いつなぐ(食費と交通費が、1日に1000~2000円くらいかかる)のが目的なんですから。
 うーん、3000円では、まだ足りないな……
 
 まあ、そんなことより。
 年末にネットの知人と会って酒盛り。
 年始には別の人と酒盛り。
 どちらも小説の話をしました。
 いろいろな意見をもらいましたよ。

 「増田の小説は80年代臭い」
 「お前の小説は萌えがない。いまは萌えキャラがいて起承転結があれば使ってもらえる、ややこしい設定とか不要
 「もっと一点突破で突き抜けろ」
 「道徳や倫理を押し付ける傾向があって鼻につく。これが正義だという作者の思想の押し付けを感じる」

 などなど。
 うーん……
 「萌えさえあればいい、設定なんていらない」っていうのは、おそらく嘘っぱちです。
 設定のややこしいライトノベルだって売れている事実をあまりに無視してます。シャナも禁書目録も、川上稔作品も、設定がいろいろややこしいではありませんか。
 「萌えさえあれば売れる」なんて、ライトノベルを読んでない人間の思い込みです。
 設定があるからダメなのではなく、設定を生かせないからダメなのです。萌えキャラだって生かせなければ意味がなく、売れるわけもありません。

 いっぽう、「道徳の押し付けを感じる」というのは見過ごせない言葉です。
 私も他人の小説を読んでいて、「ああ押し付けウゼエ」と思うこともあります。
 いっぽう、「思想が入っていても、押し付けだとは思わない」場合もあります。
 麻生俊平のザンヤルマとかミュートスは、十年たっても毎日のように読み返す、私のバイブルです。これらの小説は、信念と信念、正義と正義のぶつかり合いで、これ以上ないというくらい「説教くさい台詞」が出てきます。

 「相手が悪人でも、人を殺す権利なんてない」
 「この人を殺すことで多くの命を救うことができてもですか? 殺すのは力を持ったものの義務ではないんですか?」
 「仕方ないことかもしれない、でもどんな理屈をつけても最低なことだ、卑怯だ。それは君の妹さんのような人間(ますだ註、身体障害者のこと)を、どうせ幸せになれないと言って殺してしまうのと同じだ。安楽死させる医者にだってそれなりの苦悩はあるかもしれない。だが、そういう人間でも幸せに生きられる世界を創る苦しみに比べれば、安易な苦しみだ

 ザンヤルマの終盤はずっとこんな感じのイデオロギー闘争ですよ。
 同格の主人公である二人の剣士の、信念のぶつかりあいです。
 人を殺さずに事件を解決してきた(それでも全員を救うことができず、深く傷ついてきた)剣士と。
 悪人を殺すことで解決してきた(それでも世界は何も変わらず、人間に絶望した)剣士の。
 
 でも説教だとは感じない。
 キャラクターが自分で行動して掴んだ信念だ、この思想や信念には血が通っている、と感じるからです。そいつ自身が心から願い、血を吐くように慟哭した結果、説教のような形で出力されただけであって……
 背後で操っている作者の糸、プロパガンダ性を感じない。
 だから私も感じさせてはいけないんだと思います。
 あと、「説教」というのは上から見おろして、指導する、矯正する、救済する、などの意図をもって行うものです。
 だから「上も下もない、この人はぼくと同じ人間でしかない」という「同格視点」での訴えなら、それは説教にはならない……
 はず。
 とくに気に留めるべき点だと思います。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[10/25 Home renovation]
[10/25 Быстрые деньги Минск]
[10/19 TopHost]
[10/19 CloudVPS]
[09/22 Harrytebra]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ますだじゅん/ペンネームC
HP:
性別:
男性
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析