ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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職場の人に「スースーウォーター」という飲み物を勧められて、飲んだ。
強烈なミントの味がする。口の中はツーン、ムワーッと、ムヒを塗ったような感じだ。 しかし……嫌いではない。 水や紅茶などで薄めれば、けっこう飲める。 「薄める」といえば。 金が無いので、「コーヒーをどこまで薄められるか(どこまで薄めて、コーヒーをコーヒーとして味わえるか)にもチャレンジしている。 ふつうに一杯いれて、半分飲んだら水を足す。 また半分飲んだら、また水を足し。 さらに半分飲んだら、また水を足し…… これで「2のN乗倍(Nは自然数)」に薄まる。 つまり2倍、4倍、8倍、16倍。 このあたりまでは色も残っているし、明確にコーヒーの味だ。 32倍、64倍で色がなくなる。 128倍、256倍だと、もう私の五感では水と区別できない。 言われてみればコーヒーの残り香が、というレベル。 でも、まだコーヒーの分子は残っているからコーヒーなんだ。 どこまで薄められるのだろう? 計算してみた。 カップ1杯のコーヒーが180グラムと仮定して5モルくらいかな。つまり3.0×10の24乗くらいの分子が入っている。「3.0×10の24乗」を「2のN乗」に換算すればNは81くらい。「半分に薄める」という過程を81回繰り返した時、「元々のコーヒーを構成していた全ての分子」が流れ去り、コーヒーはコーヒーでなくなる! 80回目までは、それはまだコーヒーなのだ。人間の五感が追いつかないだけである。 何億倍、何兆倍に薄めても「これはコーヒーだ」と胸を張って飲むべきだ。 ……コーヒーって「分子」じゃなくて、もっと遥かに大きな粉だよね? 水に溶けても分子レベルまでは細かくならないよね? コロイドって奴だよね? この計算おかしくね? って思ったが、あえて考えまい! PR |
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