ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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まだウクライナ情勢が落ち着かないみたいですね。
わたし、ウクライナと言われればミノフスキー博士を思い出します。 「ガンダム」で、ミノフスキー粒子を発見した、あの博士ですよ。 いまから26年前、1988年に「サイバーコミック創刊号」って雑誌があって、それに「STAMPEDE ミノフスキー博士物語」ってのが載っていたんです。 深く印象に残った名作です。 このマンガによると、ミノフスキー博士はウクライナ人なんです。 チェルノブイリの出身なんです。 幼いころ、外で遊んでいた彼を、突然の原発事故が襲う。 彼は逃れて助かったが、故郷を追われ、家族全員と死別する。 彼は決意した。 「今の科学が不完全だから、こんな事故が起こってしまうんだ。 ぼくは科学者になって科学をもっと発展させる。 原子力を完全に制御できるようにしてやる……」 その後の、彼の青春、愛する女性との出会い、親友イヨネスコとの友情など、いろいろ描かれます。 しかし、あまりに天才であるゆえ嫉妬され、イヨネスコに陥れられて学会を追放される。 失意のミノフスキー博士に声をかけたのがジオンであった。 軍拡を進めるジオンで博士の才能は歓迎される。 ついにミノフスキー粒子を発見し、その力で戦争の形態を一変させる。 「あのギレンという男はイヨネスコと同じなのよ! わからないの!」 愛する妻の言葉すら耳に入らず、ミノフスキー博士は、ミノフスキー粒子を最大限に活かす兵器、モビルスーツを開発する。 そうなんです。このマンガの設定では、彼は単なる理論物理学者じゃなくて、モビルスーツも開発してるんです。天才すぎる!! しかし、突き進んだ先にあるのは、人類史上最悪の侵略戦争。 本当にこれでよかったのかと我に返り、勲章を拒絶する博士…… 最後は、老いさらばえた博士が、宇宙服を着てチェルノブイリを訪れるシーンで終わります。 荒涼たる汚染された大地に立ち、博士は言います。 「私はお前に勝った。 だが私の生んだものは、お前以上の破壊をもたらすだろう……」 面白そうでしょう。 すごいグッと来ましたよ。 これはガンダムの公式設定ではありません。 時代のツジツマが全く合わないんです。 ミノフスキー博士がチェルノブイリの頃にはすでに生まれていたってことにすると、ジオンと連邦が戦争したのはそれから数十年後、せいぜい2050年頃ということになってしまう。 科学の進歩早すぎだろ! 「人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀」という設定と矛盾する。 西暦2000年に宇宙移民というのは、さすがに無理がある…… このマンガが描かれた1988年の時点では、2000年に宇宙移民はあり得る、と考えられていたんでしょうか? どうなんでしょう年配の方。 とにかく、いまのガンダムシリーズとは矛盾し、なかったことにされたマンガです。 でも、すごく心に残ってるんです。 PR |
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