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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 カニバリズム(共食い、人喰い)で思い出したけどさ。
 「ひかりごけ事件」ってのがあったんですよ。
 難破船の船長が人肉を食べて生き残り、そのあと人肉食がバレて処罰された。
 詳しく知っているわけではないけど、ウィキペディアによると、「自分は人間を食べたのだから、死刑になってもまだ足りない」というくらいの罪悪感を抱き続けたらしい。

 なんで?

 そりゃ俺だって、まったく人肉食に嫌悪を抱かないわけではないが……

 1943年だよ?
 大戦争の真っ最中だ。
 生身の人間を何万という単位で殺し、殺されていた時代だ。
 「人を殺しまくる」のが「日常」の時代に、なぜ「人の死体を食べること」がそれほど罪深い?
 屁でもねえだろ、人殺しと比べれば。だからこそ刑法の死体損壊は殺人より軽いんだ。
 
 「お国のために人を殺す」はOKで、「自分のために死体を食べる」のはNGなのか?
 当たり前だって? いや、俺的にはぜんぜん当たり前じゃないし、「お国のために人を殺す」ほうが罪深いに決まってんだろと思うけど。
 戦時中だからこそか?
 今の日本人もそう思ってんのか?
 
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