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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 まだ見てないけど、「SHIROBAKO」13話が放映されたらしい。
 断片的な情報によると、戦闘機アニメ「第三飛行少女隊」をつくることになり、宮森が制作デスクに任命され、責任も仕事もドッと増え、いままで以上にてんてこ舞いするらしい。
 入社から1年弱で、デスク! 現場の全スケジュールを仕切る役割! 本田さんと同じ仕事!
 うーん……
 アニメならではの誇張なのかもしれないが……
 むっちゃくちゃの業界だよなあ……

 ネットの一部で「SHIROBAKOはブラック企業礼賛だ」って怒っている人がいたんですよ。
 宮森たちは朝10時から23時まで働いてる過労死レベルの激務だし、絵麻ちゃんはすげー貧乏そうなアパートに住んでるし、そういう生活をしなければいけない、という構造的問題を放っておいて「頑張って仕事をして完成させました、よかったですね」と美談にしてはいけないんだと。
 監督の気まぐれでスケジュールが破綻したけど、下の人間の努力で間に合わせました、というのを美談として描いている限り、ブラック企業問題は良くならないと。
 
 私はこの意見を「うーん……?」って首を傾げながら読んでいたんですが。
 13話で宮森がデスクになったという大抜擢を見て「これはなあ……」と微妙に同意しました。
 そして、過去の自分の発言「『聲の形』はイジメっ子を許す展開なのでイジメ肯定につながる、イジメに関する間違ったイメージを世の中に広げるから許せない」ってのを読み返してみると。
 私が「聲の形」について言ってることと、この人が「SHIROBAKO」について言ってることは似ている。同じ種類の反発と危機意識だ。
 同等以上の説得力はあると思うし、一笑に付すわけにはいかないか……
 
 フィクションとしては、主人公に能力以上のことをやらせ、上司も部下もトラブルを運んできて、ピンチまたピンチ、のほうが絶対面白いんだよ。
 フィクションとしては、ということを肝に銘じて見ないとな。
 
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