ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 山形石雄の小説「六花の勇者」がアニメ化される。 そういえば2巻までしか読んでなかったな、と、3巻と4巻を買ってきて読む。 面白い。 でも情報量(設定じゃなくて、キャラの心理という意味で)が多くて、頭くらくらする これをアニメ化するって……? これ、映像化に向いてる話かなあ…… ファンタジー世界で、世界を滅ぼす魔神が復活し、魔神を倒すために「六花の勇者」という、六人の勇者が選ばれたんですよ。神によって紋章と力を授けられた人たちなんですよ。 ところが、勇者たちが集まってみると、なぜか7人いるんですよ。 誰か一人が、敵の送り込んだ偽勇者だ! お互いに「あいつが偽者だ」って疑うわけですよ。 主人公は、他の勇者よりも才能がなくて、魔力とかも持ってないけど頭がいいやつで、「疑い濃厚」になって他の勇者から命を狙われて、身の潔白を証明するため真犯人を探す。推理と根気、知恵比べの果てになんとか偽者を暴きだして…… ところが解決したかに見えたが、また新しい勇者が現れてしまうんですよ。 偽者は一人だけじゃなかったんですね。 これが1巻のストーリーで、2巻以降は、敵の魔物たちにも派閥があって、派閥の対立を利用するとか、敵だとわかった上で一時的に協力するけど、いずれ敵対するつもりだから重要な情報は渡せないとか、そういうややこしい話になるんですよ。 人間関係がややこしくて、しかも敵味方とかがコロコロ変わって、独白が多い、心理描写が中心…… 魔法バトル・超人バトルはあるけど、他のバトル物アニメと比較すれば地味。 この小説のことを「人狼ゲーム」だって言ってる人もいますし、それも一理あると思うんですけど、私は「サリーとアン課題」みたいだと思ってるんです。 幼児の発達段階とか、アスペルガー症候群がらみで、「他人の心理を洞察する能力」を測定するための課題ね。 「サリーとアン課題[3] サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいる。 サリーはボールを、かごの中に入れて部屋を出て行く。 サリーがいない間に、アンがボールを別の箱の中に移す。 サリーが部屋に戻ってくる。 上記の場面を被験者に示し、「サリーはボールを取り出そうと、最初にどこを探すか?」と被験者に質問する。 正解は「かごの中」だが、心の理論の発達が遅れている場合は、「箱」と答える。」 以上ウィキペディアより転載。 これをすごく複雑にしたことをえんえんやってる感じで。 あのキャラが得ている情報ではこういう行動しか取れないはずだ、それなのに正しい行動をとってしまうのは何故なんだ、とか……あなたの得ている情報では、あのキャラの行動はこうとしか予測できないはずだ、それなのになんで正確に予測できるんだ、きっと普通とは違う情報を得ているんだ、だからお前が敵だ!! みたいな。 だから「面白いけど、これアニメに向いてる話かなあ!? どう考えても映像化困難だろ……」って、すごく思う…… でも、面白いアニメにできたら、「俺の考えが浅かったゴメン!!」ってなる。 PR |
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