「おさんぽ車」って知りませんか？

　アニメ「幻影ヲ駆ケル太陽」の３話に、「小さい子供を荷車に詰め込んで押してゆくシーン」があるらしくて。
（放送の現物はまだ観てない。明日あたり見る）
　ネットの人達（２ｃｈとか、ニコ動とか）の人が、「なにあれｗｗ」「長崎には変な習慣があるんだな」「荷物かよ」って言ってる。
　えーっ、みんな知らないの？
　小さい子供を、周囲が鉄格子になってるカゴみたいな（檻みたいな？）乗り物で運ぶのは当たり前じゃないか。
　昼間の住宅地とか公園にいると、よくゴロゴロ～って来るよね？　若い女性が押していることが多い。たぶん保育園の先生だろう。
　子どもたちは、自力で歩くよりもアレに乗せられている方が楽しそうだ。
　俺も小さい頃幼稚園に通っていたが、アレには乗った覚えがない。３５年前には無かったのか？
　っていうか普通のベビーカーにも乗った覚えがない。忘れてるだけ？
　ちょっと羨ましいな、今の子供が。
　あれはたしか、「おさんぼ車」とかいう名前だ。
　当たり前のものなのに、なんでみんな驚いているの？

　ってネットに書いたら、反応が、

「そんなもん普通の人は知らねえよ」
「なんでお前、昼間の住宅地をうろついてるの？」
「察しろよ、ニートだろ」

　ちげぇよ！
　警備員だから、昼間の住宅地で突っ立ってるのが仕事なんだよ！
　
「ニートで、小さい子供に注目してるなんて、あっ……（察し）」

　だからちげぇって言ってんだろ！
　
　というわけで、「人によって常識は違う」という、ごく当たり前のお話でした。
　いやー、でも驚いた。
　三輪車と同じくらいポピュラーなものだと思っていた。