ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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クラークに続き、日本SF会の大長老・今日泊亜蘭(きょうどまり あらん)も亡くなった。
100歳近い! 日本というより、世界SFの最長老じゃないか? よく考えたら、この人は1990年ごろまでSFマガジンで書いていたのだ。70代現役SF作家! 「我が月は緑」。面白かった。 本ほしいなー。買おう。 敵の組織「脳髄共和国」って名前かっこいいぜー。 ラストで驚愕の真実が明かされる。 実はストーリーはうろ覚えなんだけど、この「驚愕の真実」はまさにSF的な奇想で、とても80歳近いご老人(当時)が書いたものとは思えず、今でも胸に焼き付いている。すごいよ。あんなの聞いたことないよ。 もちろん「光の塔」も、ジュブナイルSF「アンドロボット99」も面白かった。 アンドロボットは、「火星人が出てくる」という、当時としても古い設定の本だけど…… 子供心に「火星人はねえだろ」って思ったけど。 でもやっぱり面白かったのだ。すっとぼけたキャラが、展開の速さが。世界観がひっくり返る衝撃が。 「ロボットに、左右に動けなどと矛盾した命令を与えると、 言われたとおり左右に動こうとして機械的に故障するタイプと、 左右に動くとはどういうことか考えに考えて電子頭脳が故障するタイプがいる」。 アンドロボットにはこんな文があった。後者のタイプは人間に近い、というのだ。 ますだ10歳。SFを感じた一文であった。 ご冥福を…… いや、SF作家にはもっとふさわしい言葉がある。 アーサー・C・クラークは天国に行ったのではなく、モノリスに導かれて銀河へと旅立ったのだ。 今日泊亜蘭氏も、きっと銀河を駆けているに違いあるまい。 どこまでも遠くへ。和服で光速船に乗り込んで猫を抱き、しゃれた台詞で自嘲しながら。 どうか素晴らしい銀河旅行を。 PR
げげ
し、知らなかった。ご冥福をお祈りします。
私はなんといっても、外惑星野郎どもだなあ。 惜しいかたが亡くなりました。
無題
>ぼこしゅうさん
レス遅くなりました、ごめんなさい。 外惑星野郎どもって、わたし読んだことないんですよ。どっか図書館とかにあるでしょうかね。 |
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