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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 アニメ「コンクリート・レボルティオ(コンレボ)」17話を観た。
 「超人(変身ヒーローや妖怪、魔法使いなど)が実在する昭和日本(昭和じゃなくて神化と呼ばれている世界)」を舞台に、正義の信念のぶつかり合いなどをテーマにしている作品。
 とくに期待するでもなく観た。
 私は「コンレボ」をなんとなく面白がっていた。なんとなく好きだけど、大好きってわけじゃなかった。
 重苦しくて爽快感に欠ける。
 コンレボという作品は、「果たして正義の味方は本当に正義なのか?」「果たして怪獣は本当に悪なのか?」「超人を私利私欲に利用する人間こそ悪ではないのか?」「愚かな人類を助けるのは本当に正義なのか?」みたいな感じで、「疑い」「問いかけ」をえんえんとやってきた。
 問いかけの前提となる「普通で、素朴な正義、善意」というものをあまり描かなくて。
 普通の正義の味方が普通に人を救うエピソードは、「過去」や「設定」として出てくるだけで。
 でも「本当にそれが正義でいいのか?」という問いかけだけがいろいろあって。
 そして、「問いかけ」の答えは出さない。
 ああだこうだと悩み続け、理想と現実の狭間であがくこと自体が答えで、「正しい答え」は無い、ということなんだろう。
 正義や悪についてどうこう悩む話は好きです。
 ジャンルとしては大好き。
 大好きなんだけど、でも娯楽性という点では、ちょっとなー、と思っていた。
 
 ところが!
 ところが今回の17話! 「デビラとデビロ」。
 息を呑んで、呆然と震えながら観た、30分。
 今までの話も面白かったけれど、ケタ違いの面白さ!
 キャラクターの存在感! 台詞のやり取りは詩情にあふれ! 映像美! 圧倒的に壮大なスケール。
 ああ、凄かった……
 こんなアニメが作れるものなんだ、と久々に思った。
 
 脚本は辻真先。鉄腕アトム時代からアニメを作り続けている大長老だ。
 80歳を過ぎてなお、冴え渡る才能……!!!
 感服した。
 
 あと、デビロという少年の声がなかなか良くて、「中性的だけど色っぽくて、無邪気でありながら、人間を超越した神性を感じる」という感じで、「いいなこれ、ドキドキする。誰だろ」と思って……
 エンディングのクレジットを見て驚いた。
 なんと!! 佐倉綾音!!
 知らんかった、こんな演技もできるんだ。
 佐倉綾音が少年役巧いなんて、まったく知らなくて。
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