ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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アニメ「ばくおん!!」も観た。
第1話は首を傾げながら観た。 やっぱ、唐突にジョン・F・ケネディを引用しちゃうのはオカシイよw 「はあ!?」って感じだよ。 第2話は「これだ! これを見たかったんだ!」って膝を叩いた。 作画のレベルがいまいち良くないし、「うーん、このセリフを略しちゃうかあ(嘆息)」ってのはあるけど、でも、面白かった。 やっぱり第2話の頭に、「キリンさんは泣かない……!」のエピソードを持ってきたのは上手かった。 あれインパクトあるから。 ズッコケオチが必ずあるって知っていても泣ける。 その後の流れも良かった。 ものすごいストーリー圧縮してるんだよ。 これ、アニメ1話で原作の1話、2話、3話を消化してる。 アニメ2話で4、5、6、7。 4つの話をシームレスに繋げちゃって違和感ないんだよ? すごくない? はっきり言っちゃうと、この作品の中で「スズキはネタ枠」「いじられて当然」という扱いになってるのはすごい違和感あるんだけどな。 スズキってのは、デザインがちょっと変わってるだけで、技術的・メカニズム的には保守的で、質実剛健というか「はっちゃけない」メーカーですよ。 確かに「油冷エンジン」は斬新だけど、あれは30年前の発明だし、「ロータリーエンジン」に至っては40年前。 つまり30年間、スズキは冒険してない。むしろ他社の後追いで「独創性はないけど完成度が高い」物を作ってきた。 どっちかというとホンダのほうがメカニズム的には変態的。マッドサイエンティスト入ってる。 だってさー。HFTという、世界でホンダしか作ってない、独自の「油圧の自動変速機」を作って、それ専用のバイク「DN-01」に載せちゃうんだよ。 コレが初めてじゃない、ホンダは何度も自動変速バイクの開発を試みているんだ。 1960年代、油圧変速機をスクーター・ジュノオに積んで失敗。 1970年代、ホンダマチックという変速機を開発してホークに積んで失敗。 でもめげずに、満を持して放ったのがDN-01だ! なんでそうまでして…… 自動変速が欲しかったら、スクーターにさんざん使われているVベルト式で良いのに…… スクーターそのまんまでいいじゃんかよ…… 膨大なノウハウの蓄積があるのに、なんでそれを捨ててまで独自の道を切り開こうとする!? DNー01はデザインも「スクーターのような、クルーザー(アメリカン)のような、スポーツバイクのような、何だかよくわからないもの」だ。 新しいジャンルのバイクを創造したのだ。 しかしDN-01はコケた。 「重いわ、高いわ、馬力ないわ、普通の店では整備できないわ、ATなのにAT限定免許で運転できないわ」という5重苦のせいだと思います。 そりゃ世界で唯一のメカニズムを搭載すりゃ整備は難しいだろうよ。 こうして「偉大なる挑戦」は「珍車」で終わってしまった。 (ごく一部に熱心なファンはいるみたいです。どうしてもコレに乗りたくて免許を取りました、という人もいます) それでもホンダはめげずに自動変速機に取り組み、別系統の自動変速機DCTを搭載したバイクを次々に送り出した! スポーツバイクであるVFR1200にも付けたし、NM4というDCT前提のクルーザーバイクを開発し……開発し……なんだこのデザイン!? 出やがった……DN-01の再来……スクーターともクルーザーともつかない、両方が混ざったような、「未来バイク」。いいや、「異形感」はDNを超え、アニメに出てくる飛行メカのようでもあり、地を這う怪獣のようでもあり……!! ホンダ未来バイク、4度めの挑戦だ! というわけで、スズキのバイクはちっとも変じゃない、平凡で保守的。ホンダのほうが変ですよ。 ホンダ=優等生 なんて、とんでもない話です。 業界ナンバーワンのシェアを持ちながらマッドサイエンティストですよ。 ばくおん!! も、ホンダをいじりましょうよ。 PR
無題
スズキの方が保守的ですよね。油冷エンジンって呼び方は変えていますが基本的にはオイルクーラーの付いた空冷エンジンだし。XJRがスズキで売られたら油冷ですしね。
基本的には他のメーカーが出して流行ったら出すというスタンスなのにイメージだけで変態と言われていますよね。 ホンダの変態バイクXー11と過激バイクVTR1000SPー1に乗っている人間としてはホンダを優等生扱いする人はバイクをあまり知らないニワカだと思っています。
無題
>変態バイカーさん
コメントありがとうございます。 >油冷エンジン 確かに油冷と空冷の差は微妙ですよね。 「グース」なんて、350ccの奴はオイルクーラー付き、250ccはオイルクーラー無しなんですよ。 だったらやっぱりオイルクーラーつけたり、ドライサンプにしたり、という微妙な工夫にすぎないってことですかね。 >他のメーカーが出して流行ったら出す 後追いが多いですよね。 たとえば「大型スクーター」なんて、まずホンダのフリーウェイとフュージョンが先鞭をつけて、ヤマハのマジェスティが売れて、「需要がある」ってはっかり分かったあとにスズキがスカイウェイブを投入しているわけで。 ジャンルを切り開く会社では無い。 「時速300キロのメガスポーツ」なんかも、カワサキ・ホンダ・スズキの順番ですよね。 もちろん「後追い」というのは、悪いことではなく、「他社のものを研究し尽くした決定版」という意味でもあり。ハヤブサは大成功していまでも売れ続けている。 けっきょくスズキが変態というのはデザインが奇抜という話に過ぎないのではないでしょうか。 ZZR1100とブラックバードとハヤブサを並べると、ハヤブサのデザインは「うおっ、何だコレ」という感じで、他の2車が地味に見えてきます。 妙にグニャグニャしたハヤブサ、TL1000。 妙にカクカクしたカタナとかSV1000。 どっちも「他のメーカーとは、パッと見て違う」デザインです。 ただ、スズキが本当に変なバイクを出すこともたまにはあります。 たとえばアクロスとか、SW-1とか…… 私は昔アクロスに乗っていて、「そこそこ速いし、荷物が入って便利だけど、変なバイクだ」と思っていました。 ガソリンスタンドに行くたびに「どこから入れるんですか?」と店員が困惑するんですよ。 お尻から入れます。ボタンを押すとお尻が開いて給油口が出てきます。 「ばくおん!!」が「スズキ=変態」説を推すならば、アクロスとSW-1はぜひ出すべきです。 >X11とVTR1000SP うおおー! ビッグバイク、それも走り屋志向の奴を2台も持ってらっしゃるんですか。 めっちゃ気合入ってますね。 どちらも現物を見たことがありません。 VTR250だったら何年も乗りました。 「ホンダは優等生」というのは、具体的にはVTR250とスーパーフォアが優等生なのだと思います。 そこそこ速い。乗りやすい。そして壊れない。とにかく信頼性が高い。 15万キロ走るのが当たり前というエンジン。 VTR1000SPはどんなバイクなのでしょうか。 ラジエーターが横についているのが特徴的ですが、すごく速かったりしますか。 |
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