ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ネットで「オデッセイ」って映画が人気だね。 まだ見てないけど、原作の小説「火星の人」は読んだ。 面白かった。 っていうか、これはすごいシンプルな話で。 宇宙飛行士が、たったひとり火星に取り残された。 みんな彼の生存を絶望視する。 でも彼は諦めない。 「おれは火星の王である(笑)」って言って、頑張ってサバイバルする。 酸素を作って、水を作って、芋畑を作って。 何十年も昔の探査機を修理して地球と通信する。 地球の人たちも力を合わせて、トラブルを乗り越えて、彼を救いに行く。 それだけなんだよ! 創意工夫と執念と、明るいユーモアで頑張って生きて、地球に還る。 それだけなんだよ! 特筆すべきは「何が描かれているか」じゃなくて「何が描かれていないか」だ。 恋愛がない。 権力闘争がない。 異星人が出ない。 超能力が出ない。 タイムマシンも反重力も、「超科学」は何も出ない。 架空の科学理論が何も出ない! 火星の超古代文明とか出ない。 原始的な火星生物すら出ない。 「愚かな人類に宇宙進出の資格はあるのか?」みたいな問答がない。 OKなのか! 入れなくてOKなのか! ってビックリしました。 現在よりも少しだけ技術が進んだ、現実と地続きの世界で、現実的な「トラブル解決」を積み重ねる話。純粋にそれだけ。 それだけなのに、ドラマチックで、不屈の闘志、団結、人類愛を描き出している。 映画も、どうやら同じような感じで、シンプルな問題解決ストーリーみたいですね。 あのまま映画化できる、恋愛とか政治演説のゴリ押しを誰も入れない、ということに驚嘆します。 でも、やっぱり「オデッセイ」という邦題が謎。 なんでそんなタイトルにしたのやら…… 原作は「MARTIAN(直訳すれば火星人)」ですよ。 「火星の人」ではいけなかったのかな。 「火星ひとりぼっち」とか。 「火星男」にしよう。 ブルーレイのパッケージに「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」って書いて。 センスが10年古い? わかってるけど、オデッセイよりはいいだろ。 オデッセイ(叙事詩のタイトル。『長旅』の代名詞)ってタイトルだと、何の話だか全然わからんし、内容と関係ない気がするんだけど。 オデッセイ=旅という単純な解釈が間違いで、「オデュッセイア」という詩の内容を吟味すれば、ちゃんと関連あるのかな? PR
無題
オデッセイは日本だけのタイトルなのでそういう深遠な意図はないかと思います。
無題
>NONAMEさん
レスが遅れました、すいません。 そうなんですよねー。原題ではMARTIANですもんね。 日本ではギリシア叙事詩なんてマイナーで、客にはピンと来ないでしょうに、誰が何故、オデッセイなどという名前にしたのか不思議でなりません。 たとえば「2001年宇宙の旅」なんかは、原題では「スペースオデッセイ」って書いてあるのを「宇宙の旅」って邦題にしてるんですよね。 オデッセイという名前ではピンと来ないからダメだ、ということですよね。 それなのに何故? オデッセイは中国では「火星救援」という名前らしく。 そのまんまですが、オデッセイよりは断然良いと思います。 |
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