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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 ウィキペディアを見ていて知った。
 新宿の区役所にはガス灯があるという。
 おお、どんなものか見てみたい、ガス灯。
 どの程度の明るさなのか? 色は? ロウソクみたいに揺れるのか、安定してるのか?

 仕事が終わったあと、夜の歌舞伎町を歩いて見に行った。
 
 区役所の前にあるそうだが、ちょうど前で工事をやっていて、でっかいフェンスが立っている。
 うーん……もしかして撤去されちゃった? 運用中止とか?

 おっ、フェンスの一部が透明になっていて、そこから中が見える!
 光ってる! ガス灯が光ってる!
 でもさあ……
 大したこと無い明かりだなあ……
 箱状のガラスの中で、ゲンコツくらいの大きさの黄色い炎がメラメラいってる。
 まわりのネオンや街灯が明るすぎて、炎の明るさがやたらショボくみえる。
 えっ、これだけ……? という感じ。
 ロウソクの数十倍くらいはありそうだが、電灯には遠く及ばない感じだ。
 真っ暗な中で見てみたいな。真っ暗な中だと、もっと明るくて綺麗に感じるだろう。
 
 でもウィキペディアによると、ガス灯は「裸火式」「白熱式」の二種類があって、新宿の区役所にあるのは「裸火式」という暗い方式。白熱式はもっと明るいのかもな。
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 やっと帰ってこれた……
 予想より遅いし、明日はとても大変な仕事が入ったので、もう寝ないと。
 ああ、バイク乗りたかったな……
 仕事が直前まで決まらないというのはすごいストレスだよ……
 予定が全く立てられない。
 あした18時に帰ってこれるのか23時になるのかわからないし、徹夜仕事の可能性もある。

 ああ、休みがほしい。
 誰にも邪魔されない、とつぜん仕事が入ってこない休みがほしい。
 休みの日に呼び出されることが頻繁にあるので、はっきりいって気が休まらない。24時間365日拘束されているようなもの。
 休みがほしい。自由時間がほしい。

 このところバイクに乗ってないなあ。
 電車通勤ばかりだ。最後にバイク通勤したのは1月31日!
 いま行ってるのが都会の駅前の現場だから電車のほうが断然便利なんだよね。
 むりしてでもバイクで行くべきか? 駐車場を探して。
 
 よし決めた!
 きょう、仕事から帰ってからバイクで出かける!
 深夜ツーリングだ!
 楽しみだな!
 雨? 雪でなければ問題なし!

 田中芳樹「タイタニア」5巻が売っていたので、「ウヒョッ!」と奇声を発しつつ買った。
 これが最終巻だ! 27年かけて完結した!
 (そのうち22年は中断していたけど!w)
 うーん、面白い! 読む手が止まらない!
 宇宙を支配する一族タイタニアの凄惨な内乱。激化また激化、逆転と謀略、それらが積み重なって、悲劇的なラスト……!

 4巻ではただのアホだったラドモーズが、化ける!
 3巻でゼルファが化けたのと同じくらい化ける!
 ファン・ヒューリックが戦術家ぶりをちょっとだけ発揮! やられたまんまじゃ終われないよね!
 まさかの超巨大宇宙戦艦出撃! 敵味方を蹴散らす!
 あんなデカブツは役に立たないと散々言われたのに強い!
 裏切り、また裏切り、もう誰が誰の味方なのかわからない!
 そして、それらすべてを画策していた黒幕は……!
 黒幕の真意をみごと分析してのけるドクター・リー。
 黒幕を動かしていたのは、あまりに歪んだ幼児的願望だ。
 そんなもののためにタイタニア一族が殺し合いをさせられ、何十万という一般市民が道連れにされたのか。
 そこまでの怪物を育て上げてしまった、タイタニアの闇の深さ……!
 最後の最後で心が通う、ジュスランとイドリス。
 そして、ラストシーンは、権力の虚しさ、平凡に生きることの尊さを描き、ささやかな愛を描く……

 4巻を読んだ時も思ったけど、そうくるか! と、常に予想を超える展開。
 どっちに行っちゃうんだ! という展開と、入り乱れる登場人物たちが、でもピタッと一ヶ所に収束する。
 おおっ! って思った。
 ある意味、「逆デウス・エクス・マキナ」とでも言うべき展開ですよね。
 神様が出てきてみんなを助けてくれるデウス・エクス・マキナじゃなくて。
 いちばん悪いやつ、大魔王がでてきて、そいつをみんなでボコることで、いままでの対立や怨恨を解消するという。
 人間関係も入り組んでいるし、対立の構図もややこしいんだけど、でも4巻5巻は「こいつが悪い」という「ラスボス」がいる話なんですよね。3巻までのタイタニアは、「こいつがぜんぶ悪い」ってのはなかったはず。
 次元の違う外道を出すことで、権力闘争だったものを「魔を討つ戦い」に質的変化させたんだね。
 タイタニア3巻までは「思想対立ではなく、単に権力闘争である」という点で「銀英伝とは違う」。
 でも4巻5巻は「明確な倒すべき悪」が出てくる「魔物退治」の話であるという点で「銀英伝とは違う」。まあ銀英伝でも地球教とかは「悪の黒幕」として否定100パーセントで描かれていますが……
 あと、ファン・ヒューリックが完全に脇役だった。意外。
 彼はタイタニア内乱と崩壊の引き金を引いた人物ではあるけど、そのあとは概ね受動的で、「なにがなんでもあれをやるぞ」という情熱・野心・怨念に欠けていた。とくに4巻5巻では「有能な善人」というだけの存在だった。
 もう少し主役っぽく活躍するだろうと思っていたので驚いた。
 
 1巻から3巻までをもう一回読み返したいなあ。
 終わりを知った上で読んだら、違う楽しみがあるだろうなあ。

 井上純一「中国嫁日記4」買いました。
 すごく笑えるとか感動できるってわけじゃないけど、ほんのり面白くて買ってしまう。
 「感動」という点で言うなら、このシリーズで一番感動するのは「月とにほんご」。
 あれはドラマチック。とくにソンヒ君とニコニコさんの友情が。
 4巻はそれと比べて、ググッと心を動かされる話ではないけど、でも読みたくなる。
 後半は、「なぜ子供が出来ないのか」という苦悩と、「男性が原因での不妊」について描いている。男性が原因の不妊といえば「無精子症」だと思っていたんですが、それ以外にもあるんですね、知りませんでした。
 深刻な悩みだと思うんだけど、でもそれでも私の心は動かされなかった。
 「ふうん……」という感じ。
 どうしてなんだろう。
 「子供を作る」ということが、私にとって、あまりに遠くなってしまって、気持ちを想像すらできないのかな。 

 で、「作者がツイッターなどで匂わせていた、大変なこととは、この男性不妊かな」って思っていた。

 ち、ちがった!!
 井上純一の新ブログを読んで仰天。
 とんでもない出来事が襲っていた!

 K水! K水! とんでもないことを!

 これから詳しく明らかになるんだと思うけど。
 井上純一と10年間一緒に暮らし、家事などの面倒を見ていた、会社を共同経営していた、謎の男・K水。
 私は以前から「何者なんだろう」「どういう関係なのだろう」と疑問で仕方なかった。
 なんで男と男が10年間も一緒に暮らすんだ?
 中国嫁日記4でも「ゲイだと勘違いされる」ってエピソードがあるけど、そりゃあ勘違いされますよ。
 まあ実際には同性愛じゃなくて友達なんだろうけど、でも生活を共にしてもいい友達って、やっぱり「どういう……?」って気になりますよね。
 それだけ信頼していた相手に……ああいうことされて、なんてツライだろう、と同情する。
 同情するけど、下劣な好奇心が沸き起こってきて、「これを機会にK水のことを全部描いて欲しい」とも思う。


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