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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 駅のホームで、よく勤務する。
 駅員の代わりに広報し、転落や接触を防止する仕事だ。

「1番線に列車が参ります。点字ブロックの内側にお下がりください」
「点字ブロックの内側にお下がりください」
「デンジブラックの内側に……デンジブラックww ブフォッww」
 
 自分の言い間違いでウケて、吹き出してしまった。
 ツボにハマったので、ずっと頭の中に電子戦隊デンジマンの歌が響き出した……止まらない。
 そして笑いも止まらない……何が面白いんだか……
 睡眠不足だと躁状態になってケタケタ笑っちゃうことあるでしょ。あんな感じ。
 
 戦いの海は牙で漕げwww
 涙の海は愛で漕げwww
 アーwww

 精一杯我慢したけど、ニヤニヤ笑いのまま仕事を続けたよ。
 気味悪かったろうなあ。

 追記1
 電子戦隊デンジマンの歌って、小池一夫が作詞したらしいね。
 そう言われて歌詞を読めば、なるほどという感じだ。
 唐突に「愛」が出てくるあたり。

 追記2
 デンジブラックってどんな奴かなあ。ってウィキペディアを見たら。
 デンジマンに、「ブラック」なんていないじゃん。かわりにグリーンがいる。
 気が付かなかった……
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 昨日はやばかったね。
 11月なのに気温1度。そして雪が降る。
 あるニュースでは「東京で雪が降るのは54年ぶり」って言ってて、別のニュースでは「観測史上初めて」って言ってる。
 どっちなの? って思ったけど、ようするに「東京で、11月に雪が降る」が「54年ぶり」で、「雪が積もる」が初めてか。
 どっちにしても大変なこと。
 たまたま鉄道関連の現場をやっていたので「ダイヤが乱れると困るなあ。完全に止まったら帰れないし……」と不安で仕方なかった。

 でも、なぜかワクワクもした。
 今朝だって、「路面凍結の恐れ」って言われて「マジ? 楽しそう」ってバイクで出勤したし。

 「エル・ファシルの逃亡者」を最新話まで読んだ。
 これです。

ttps://novel.syosetu.org/46040/96.html

 いやあ、これ凄いわ。
 「銀英伝」は高校生くらいの時にハマって、なんども読み返している。
 一、二を争うほど好きな小説なんだけど。
 荒削りな所はあるけど、この小説は、ある意味では「本物の銀英伝」以上に凄みを秘めているよ。
 原作読んで不自然に思ったところは設定が追加されてフォローされてるし。
 同盟の政治や経済について細かく描きまくりで、「なるほどそういう国だったのか」と感心することしきり。
 主人公は「未来の知識」を活かしてチートしてるわけではない。「前のダメだった人生」を徹底的に反省して、そこから学ぶことで超人になっているのが凄い。転生モノではこういうのも結構あるのかな?
 ヤン・ウェンリー神話が解体される過程が面白い。
 ヤンと主人公の違いを
「自分たちは金を出してくれる政治家、つまりスポンサー重視の戦争をしている。いっぽうヤン達は兵士の命、つまり従業員重視の戦争をしている。どちらも間違いとはいえない」
 みたいに、さらっと解説している。
 おお、と、世界が広がった気がした。原作でもヤンを批判する意見は出てくるけど、基本的にはユリアンなど支持者の視点だから、結局そこに描かれているのは、神格化された英雄なんだよね。
 そのヤンの神格化を(悪い設定を追加して貶めるのではなく)、みごとに解体して、ヤンに対立するトリューニヒト派のことも血肉の通った魅力ある存在として描いている。
 そうだよなあ。
 死に物狂いで努力して、ようやく一流になっている人間からすれば、怠惰でも一流の結果を出せるヤンは、「なぜもっと努力しない!!」「お前があの時、もっと頑張っていれば」という苛立ちの対象だよね。

 もとの銀英伝とぜんぜん違う展開になっているので、これから先が読めないし……
 ラインハルトは銀英伝本編ほど活躍してない。
 モチベーションが低いんだろう。
 キルヒアイスは生きてるし、お姉さんは自由になったし。
 我武者羅に、宇宙の覇者となる理由はない。
 だから旧体制の中の、単なる優秀な軍人。
 同盟は帝国に侵攻して、首都オーディンまで落とした。
 とんでもない大勝利だ。
 ところが民主主義を根付かせることは出来ず、反発を呼んだだけで、膨大な戦費と人命損失に耐えられなくなって撤退した。何も得ることが出来なかった。責任を押し付けあって壮大な内輪もめが連続する。
 これはある意味、もとの銀英伝の、「同盟そのものが潰される」という展開よりも酷い。
 「帝国に勝つ」という目的を、ある意味ちゃんと果たしたのに、それでも帝国の人々は民主共和制を受け入れてくれなかった。自分たちの思想は正しくて、帝国の思想は間違っていて、帝国国民は間違った思想の犠牲者で、我々が解放すれば喜んでくれる……はず、だったのに……
 物理的ではなく思想的敗北だ。
 自由惑星同盟の存在理由、いままで250年間やってきた目的が「もしかして意味ないのでは??」と、崩れてしまったのだ。
 これからどうするのか……
 「社会主義国家のように、力づくで思想や政治体制を押し付ける」というのは、同盟にはできなかった。それをやってしまったら民主共和制の自己否定だからね。
 その矛盾を解決する理屈を生み出して国民に納得させるか。
 あるいは「帝国を打倒して銀河連邦再興」という目的を捨てて、一から目的を構築し直すか。
 できるのか……
 できそうにないんだよね。この作品は、登場するどの意見・勢力も、一理あるものとして描いているから。作品全体として「これが正しい。ハイ結論」って言えそうな作品ではない。

 深い、深いわ―。

 ああ、そうそう。
 「エル・ファシルの逃亡者」という小説のことを最近知って。
 ここんところ、暇さえあれば読んでいる。
 エル・ファシルというのは「銀英伝(銀河英雄伝説)」に出てくる星の名前で。
 「エル・ファシルの逃亡者」が、「銀河英雄伝説の二次創作」です。
 パラレルワールドというか、前の銀英伝では悲惨な人生を送った人が、過去に戻ってやり直す話ですね。
 前の銀英伝では無能・卑劣・狂人みたいなゴミクズ扱いを受けていた人々……たとえばアンドリュー・フォーク、たとえばヨブ・トリューニヒトなどが、実はそんなにダメなやつじゃなかった、という再評価の話です。
 そう言われてみればそうかもな、と言いたくなります。
 そのいっぽうでヤンやラインハルトを弾劾しているわけでもなく。

 まあとにかく、説得力あるアナザーストーリーです。
 読みごたえがすっごいある。

 今日は列車監視員の仕事をした。
 線路の上とか、線路の近くで仕事するときに呼ばれて、列車が来るのをジーっと見てる人。
 列車が接近したら作業員を逃がす。
 ボーッとしていたら人が死ぬ、重大な仕事だ。
 仕事自体とは別に、「線路内を歩くのがツライ」という問題がある……
 線路内は砂利が敷き詰められているし、傾斜してるし、草が密生してるし……
 作業員さんはその中をスタスタ歩いて行くけど、俺にはできない……ついていけない……
 無理についていこうとして、転んじゃった。
 後頭部をガーン! と打ち付けた。この音はレールにぶつけた?
 大して痛くない。かぶってよかったヘルメット。

 っていうか電車来てなくてよかったね! 電車来てたら、頭踏み潰されてたよ!


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