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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 今夜は夜勤だ。朝まで警備だ。
 昼間寝ておかないと耐えられないので、午前中はずっと寝ていた。
 しかし、それでもまだ眠いかもしれない。
 カフェイン系のドリンクは意外に効かない。
 ボールペンを腿にグサッと刺したり、ピンを肌に刺したりして痛みで眠気を飛ばそうとするが、これが一時的にしか効かない。マンガの中ではあんなに効果的なのに。
 どうしたものか。
 効果的な眠気抑制・集中法の開発は急務である。
 
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 5月6日のチベットデモに行きました。
 チベットデモってたくさんあるんですが、わたしが行ったのは、

 ◆デモンストレーション◆
集会後、罪なきチベット人を虐殺・拘束し、水も食料も与えない胡錦濤国家主席と中国政府に対し、抗議のデモを行います。ダライ・ラマ法王との誠意ある対話と人権擁護、チベットの真の自治を目指すマーチです。

集合場所:明治公園 (日本青年館横)
集合時間:14:00
出発時刻:14:30~ (雨天決行)
到着場所:代々木公園内 野外ステージ (NHK放送センター裏手)
フィナーレ:到着後、集会を行います。

●デモルート/明治公園から青山246へ。246を右折し、渋谷方向へ。表参道を右折し代々木公園を目指します。

●注意事項/「非暴力」を信念とするセーブ・チベット・ネットワークは、平和的なアプローチでデモを行います。

 これです。
(セーブ・チベット・ネットワークのサイトから転載)

 なんというか、みなさん、かなり気合を入れてデモの準備してるみたいでした。
 ネットだと「旗もってない」という方が大勢いたので予備の旗を準備して行ったら、わたしの「セブンイレブンでプリントした紙の旗」よりも遥かに立派なものをみんな持ってる。配ってる。いらなかったー!

 

 列は途切れません。相当な数です。デモ慣れしていないのか、歩く早さがバラバラで、どんどん列が伸びていきます。最初5列のはずが3列くらいになって、途切れ途切れになって……おーい。
 でも数はスゴイ。列の長さは1キロを超えているでしょう。1000人どころじゃありません。
 それだけの人数がいっせいにチベット旗を掲げて青山・原宿・代々木公園というルートを進んだのです。さすがに注目を浴びました。
 日本の若い人は怪訝そうな顔をしてましたが、年配の方は手を振っていました。
 外国人は老いも若きも笑顔で手を振って、列に加わってくれた人もいました。
 なんだが外国人のほうが強い関心をもっているようです。ちょっと残念な気がします。
 熱いし、デモで叫ぶのは久々で、わりとヘロヘロになりつつ代々木公園に到着しました。
 野外の会場で集まりました。あとは集会。

 

 「今回のデモ参加者は4200人を超えています!」という主催者の発表に、デモ隊一同はウオーッと盛り上がりました。
 うーん、なかなかの数です。まだ不足ですが。
 主催者・支援者の人たちのメッセージを聞きました。たとえば民主党のチベット議連の人とか。
 なかにはチベット問題からズレたことを喋る人もいました。
 「北朝鮮の拉致問題を解決するためにも中国を動かしましょう!」とか、
 「共産主義というものは人類共通の敵、ラスボスであります!」とか、
 「コキントウが天皇陛下に会うということは天皇陛下を汚すことになる!」とか。
 うーん、天皇陛下などという言葉を耳にすることになるとは。頭を殴られたようなショックでした。
 でも、いいのです。
 思想が違っても、チベット救済という目的が一緒ならそれでいい。「100パーセント思想が一致しなければダメだ」という潔癖性の行き着くところは連合赤軍ですから。
 でもラスボスはねえよw
 映画を観た。
 「実録・連合赤軍」。
 「なぜか若い人が観ている」と噂に聞いていたが、そのとおりで、客の平均年齢はたぶん20代。いわゆる「全共闘世代」なんて数えるほどしかいなかった。
 目を覆いたくなる、悲惨で重苦しい映画だった。
 しかし観てよかった。「やはりそうか」と思った。
 連合赤軍が結成され、あさま山荘で壊滅するまでを、現場にいた人間の証言をもとに取材した、まさに実録。連合赤軍を扱った映画とかマンガはすでにあるが、人物の名前を変えていたり(山本直樹「レッド」)、「連合赤軍をモデルにした架空の組織」(立松和平「光の雨」)だったりする。
 だから、これがいちばん事実に忠実な映画化、なのだと思う。異論がこれから出ない限り。
 監督は左翼シンパだから美化して描くのかな、と思ったけどまったくそんなことはなくて、この映画の中の連合赤軍はまったく美しくない。身の毛もよだつ。
 なにしろリンチ映画だ。
 190分もある超長い映画の、実に半分くらいが、「総括シーン」だ。
 山の中を逃げ回りながら、「お前は化粧をしたから反革命だ! 風呂に入ったからダメだ!」とか訳の分からない理由で仲間を次々に殺していく、あの悪名高い総括。
 それがもう、何十分も何十分も続いて……
 リーダーである森と永田の「自己批判を要求する!」「ぜんぜん総括ができていない!」という鬼気迫る叫び(森役の演技はすさまじい迫力だった)が発されるたび、メンバーは涙声で自分を批判し、謝罪し、殴られて、ついに殺されていく。一人、また一人。
 あまりに暗い展開ばかり続くので、わずかに残ったメンバーがあさま山荘で銃撃戦をやるあたりで、「やっと戦えるぜー!」と、すがすがしい解放感すら感じてしまった。(「やっと戦える!」は彼らの思いそのものだろう。こういう危険な感情移入があり得る映画なのだ)
 で。
 総括シーンの最中ずっと、映画館のあちこちからクスクス笑いが聞こえていた。
 最初、空耳かと思ったが、確かに笑っている。

 「キサマは何々をどう総括するつもりだ!」「はい、わたしは革命戦士として生まれかわり……」
 クスクスッ
 「そうじゃない! 総括とはもっと主体的なものだぁ! ぜんぜん総括ができていないッ!」
 「そんなことで自己を共産主義化できると思ってるのォ!?」
 プププッ

 こんな感じで。
 うーん、何を笑うのだろう。
 あまりに現代の感覚とかけ離れたことを、目を血走らせて叫んでいるから、そのギャップが滑稽?
 「いわゆる電波系」を見たときの笑い?
 なぜだ……? なぜ笑える?
 あなたにとって、この映画はフィクションか?
 あなたの現実と関係ない、安全な殺人か?


 わたしは恐ろしかった。
 「彼らの異常さ」が恐ろしかったのではない。
 見た事ある、これ知ってる、だから怖かったのだ。
 皮膚感覚的に、知ってる!
 わたしが学校で経験したイジメと酷似している。
 「お前にはナニナニが足りない!」「ナニナニとは何か、自分で考えろ!」「反省しろ」「謝れ、土下座しろ」と罵倒され、暴力と性的辱めを連日加えられる……しかも加害者は「俺達は教育してやってるんだ」と悪びれもしない。いままでイジメられていた者が、ある日イジメ側に加わる。そうしないと脱出できないからだ。
 ある日、気づくのだ。自分を苦しめているのは「空気」だと。
 「イジメに参加しないものは裏切り者だからイジメられて当然」という空気が、その場所に充満しているのだ!
 はっきりいってしまうと、イジメに限った話じゃなくて、体育会系の「シゴキ」が過激化するとこうなるだろう。会社でも、こういうところがあると聞く。だから自殺していくんだ。
 この映画を観てはっきりわかった。連合赤軍は「洗脳された殺人マシン」じゃない。異常な人たちではない。「人間」だ。ときには楽しくドラム缶風呂で談笑し、顔の良い奴に嫉妬する、ただの人間だ。
 人は潜在的に連合赤軍であり、みんな、ああなり得るのだ。わたしもだ。弱いものを救うために立ち上がったはずの彼らが、現実には弱者を踏みにじり続けたように、わたしもだ。
 彼らはおぞましかった。だが誰が彼らを笑えるのか。
 我らが内なる連合赤軍をどうやって抑制するか、考え続けるべきなのだ。
 10年以上前から創作友達だった「草渡きらあ」さんが本を出すそうです。たいへんめでたい。
 (最近連絡をとっていなかったので、ご本人に知らされてはじめて知りました)
 ビーズログ文庫から。
 神矢陽「悪魔は世界の救世主」という作品で……
 あらすじを読んでみると……
 ボーイズラブ物ではないらしい!
 さすがボーイズラブ読むのは勇気が必要なので、よかったー!
 買いますよ。
 
 おなじく創作仲間のカンザキさんも、「ゆきのまち幻想文学賞」受賞したし、最近めでたいことばかりですね。
 
 
パンダって、ほんとうにかわいい動物かなあ。
昔から不思議に思っていた。
白黒の毛並みがヌイグルミっぽいだけで、よく見ると顔は怖い。
とくに目。 

ところで本日、および近日中に、チベット関連のデモが多数開かれるようです。
わたしもその一つに加わるつもりです。
これです。


2chの大規模オフ板をのぞいてみたらチベット関連のデモスレッドばかりで、もはやデモ板です。「いわゆる政治活動家」以外の人も大勢参加するようです。良い感じ。

 ちょっとスレッドで喋ってみたら、過激派(中国人そのものが敵だ、追放しろ派)と融和派(日本は中国との貿易なしでは存続できないのであまり刺激するな派)の両方から叩かれた。どっちの意見も多少はわかる、と言ったらさらに叩かれた。  ブハア。わたしはどこの活動にいっても中途半端というか、コウモリなんですね。


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