次のバイクはなんにしよう

　まだ貯金が８万円しかたまっていないのに、ネットでバイクの値段なんかをみて、「これ欲しいな……これにしようかな……うへへ……」ってニヤついている。
　次にどんなバイクを買おう、と想像するのが一番の楽しみになっている。
　いまのバイク「ＸＰＲＯ１００」は約２年で３万キロ走った。悪くないバイクだけど故障が多い。
　もっと頑丈なのがいい。
　あまりに非力すぎるしな。
　もう少し排気量が大きくて頑丈なやつ……
　理想を言えば２５０だが……
　２５０を買える（それも、できれば新車で）ほどの貯金は、おそらくムリだろうな。
　故障を減らしたいなら中古は避けたほうがいいと思うし。
　あと１年で買うとして、せいぜい予算は２０万円程度？
　そのくらいの予算だと、アドレスＶ１２５になるのかな？
　アドレスなら、故障の少なさはバイク屋のお墨付き。
　でもアドレスだと外見がＸＰＲＯ１００とほとんど同じで、「これ、どこが変わったの？」って言われそうなレベルなんですけど……
　所有の満足という点ではアドレスは弱い。みんな乗ってるしな。
　難しい問題である。
　こうやって選んでいる時はとても楽しいものだ。

俺には１１００円と５００円の違いが分からない！

　こないだ、「給料も入ったし、年末だし（？）、贅沢しよう！」
　って思ったんですよ。
　なんにしよう？
　普段は食べられないような御馳走を！
　東名高速の海老名サービスエリアで、１１００円もするカツ丼を食べた！
　うまぁーい！！！
　究極の豚「ルイビ豚」を使ってるんだぜ！
　ところがである。
　次の日、ふと思い立って、コンビニで売ってる５００円のカツ丼を食べてみた。
　これもうまぁーい！
　昨日とどっちがうまいかと言われると……
　なんとなく１１００円の方かな、という気はするが、あんまり差を感じない……
　１、２、３、たくさん！　みたいなもので、ある程度以上美味しくなると、違いがわからない……
　「ある程度」は「コンビニ弁当」なのだろう。
　コンビニ弁当に味の不満を感じたことがない。
　
　ああ、そんな人間が１１００円のカツ丼なんて食べてはいけなかった。

「女の子の好み」って説明するのが難しい

　こないだ、職場で上司に「おまえ何歳くらいの女が好み？」って訊かれたんですよ。
　どう答えればいいのか悩んでしまって、

「うーんうーんうーん……」
「ロリだろ？　１２歳くらいだろ？」
「いやあ１２歳は子供じゃないですか。１５歳くらいならＯＫですよね」
「かわんねーって、やばいってお前ｗｗｗｗ」
　
　こういう流れになったんですが。
　変態じゃー！ｗ　ってギャグにするのが楽かと思って。

　だって真面目に答えろと言われたら、どうすればいいの。
「どういう意味で好きな女か、はっきり定義してください」。
　そこから始めないと。
　だって
「見ていて楽しい女の子」
「恋人にしたい女の子」
「結婚したい女の子」
「セックスしたい女の子」
「なりたい目標という意味で、憧れる女の子」
　それぞれ違うじゃないですか。
　イカ娘みたいなのはかわいいけど、どう考えても結婚の対象じゃない。
　性欲の対象でもないなあ……
　イカ娘のかわいさは、「うちの犬はお馬鹿だけどかわいいなあ」という「ペットのかわいさ」ですよね。
　暁美ほむらみたいな娘は、もっと「異性のかわいさ」に近いし、恋愛の対象といえば恋愛の対象なんだけど、でも男と付き合うほむらなんて想像すらできない。
　ほむらと恋愛したがる、ほむらとセックスしたがるのはほむらの否定である。
　「恋人にしたい」対象の好みに限って答えればいいのか？
　うーん、そういう意味での好みはありません！
　恋人がほしいとか思ったこと無し。中学生くらいまでさかのぼっても一度もない。
　中学生くらいで「恋人がほしい」って思う人はオタクにはならないと思うよ。
　仮に恋人を作るとしても、年齢を理由に恋人を選ぶとかぜんぜんわかんない。
　それとも「どういう女にムラッとくる？」という性欲の話をすればいいのか？
　私、性欲の話を公衆の面前でするのはイヤなんですけど……
　絶対に共感してもらえないし、そもそも前提が共有できないし。
　以前、「アニメの女なんてセックスできないのに何がいいの？」みたいに言われて、ムキになって反論したが、まったく分かってもらえなかったことがあった。
　男はセックスしたがるのは当たり前、という固定観念が世の中を覆い尽くしている。
　セックスの話を振られて、きもちわるいやめてください、と言ってしまったことがことが何度かある。
　反射的にどうしても嫌悪感が口から出てしまった。
　その結果、「ホモか、ロリコンか？」ということになって、しまいには職場で体を触られるようになってしまった。
「セックスしたくないわけ無いだろ。嘘つき。偽善者、死ね」みたいな扱いを受けたこともあった。
　どうしたものか……
　どうすれば放っておいてくれるのか……
　

天冥７巻を読み終わった

　小川一水の小説「天冥の標」７巻を読み終わった。
　面白いけど、陰鬱で、人間関係がギスギスしてるから胃にもたれちゃって、途中で読むのを中断していた。
　過去の作品で何に似ているかといえば、やっぱりアニメ「無限のリヴァイアス」だよな。
　子どもたち４００人が宇宙船に乗って宇宙をさまよって、船の指揮権や食料の割り当てを巡って政治闘争をするアニメ。９０年代を代表する鬱アニメの一つ。でもただ暗いだけじゃなくて、見どころもたくさんある、オススメですよ？　ああいうのは「鬱展開」じゃなくて「サスペンスフル」って言うのが正しい。
　でも天冥の標７巻とリヴァイアスは状況が違いすぎるな、天冥の子どもたちは「人類最後の生き残り」で、何が何でも文明を存続させなければいけないという責任感があった。リヴァイアスは、自分の命がかかっている「だけ」だ。
　そうだ、小松左京の「復活の日」。あれだ、似てるのは。
　あの作品は、伝染病で人類が死滅して、１万人だけが残るわけだけど……
　１万人が、その後、どうやって文明を再建したのかは書いていない。
　その書かれなかった物語が、天冥７巻なのだ。
　おれ気になっていたんだよ、「復活の日」の世界は、あの後どうなったのか。
　なにしろ南極は女性の数が少なすぎる。男性１万人に対して女性は２００人。
　だから子供の数も少ない。
　生まれてくる新世代の子どもたちは、５００人～１０００人だろう。
　だからいずれ「たった数百人の若者たちと、１万人の老人」という図式になる。
　たった数百人で、働けない１万人を養うなんて、できるわけがない。
　その時彼らはどうしたのか？
　殺すしかないだろう。
　殺して食ったかもしれない。
　こうして人類文明に新たな原罪が刻まれるのだ。
　
　話が逸れましたね。
　とにかく天冥７巻、子どもたちで地底に文明再建する話、面白かったです。
　地底に文明を築くといえば、同じ小川一水の傑作「ギャルナフカの迷宮」。
　あれは理想社会だったのに、なんという違いだ……
　頭がクラクラするわ……

クリスマスなのに寝込んでいた

　ここしばらく体調が悪い。
　鼻水、くしゃみ、頭痛……これらから解放されない。
　ついに先日、耳からウミが溢れ出すようになってしまった。
　また中耳炎かー。何度目だよ……子供の頃から数えて１０回は患ってるぞ。
　今日は仕事を休んで、医者に行こう……さすがに中耳炎は自然には治らない……
　だが、具合が悪くて家から出られない……
　なんとか夕方になって体調が回復し、医者に行って診察を受け、抗生剤をもらってきた。
　また４０００円もカネを使ってしまった……
　
　なに食っても腹一つこわさない、両さんのような頑健な肉体がほしい。
　なんども言ってるけどさ。
　貧乏人は頑健でないとやっていけない。

　つうか、耳鼻科で「体を暖めないでください、お風呂もシャワーだけにして、運動も控えてください」と、非常に意外なことを言われたんだけど。
　おれ中耳炎でこんなこと言われたの初めて。
　真冬の屋外で立ちんぼ仕事なのに、体を温めてはいけないって、死にますがな。